シェアハウスかざみどり

著者 :
  • 幻冬舎
3.50
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  • (1)
本棚登録 : 186
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028562

作品紹介・あらすじ

家賃・光熱費0円。但し、クリスマスまでの期間限定!!おためしキャンペーンで集まった、年齢性別バラバラの男女4人。彼らに次々と起こる不思議な出来事。やがて、驚愕の真実が明らかに…。

感想・レビュー・書評

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  • 名取佐和子さん、初めましての作家さんです。

    「シェアハウス・かざみどり」
    家賃や光熱費がサービスされる、期間限定お試しキャンペーン中~♪
    そんなオイシイ物件あっていいの~?と疑いたくなるような…。

    いつも不機嫌そうな管理人の青年、弓月。
    不器用で誠実すぎるがゆえに、就活がうまくいかない晴生。
    デパートが好きで、料理ベタ、かつてのお嬢様・暘子。
    (このお料理が、ぷぷっ。あまり人様のことは言えないけれど)
    家族にけむたがられ、家出した通販好きなおかん・麻矢。
    仕事は社長付きの運転手さん、なのに方向音痴な有。

    何か、関係があるんだろうと思っていたけれど…。
    うわぁ、そうだったんだ~。

    読み終えて、ふんわりと穏やかな、温かい気持ちになりました。
    「いつも誰かに助けられているんだ。」
    私もそういう感謝の気持ちを、忘れないようにしなくては…。

    知らなかったんですが、
    風見鶏って、風向計としてだけでなく、
    魔除けの役目もあるんですね。

  • とある洋館でのシェアハウスおためしキャンペーンに集まった4人の老若男女。それぞれに何かを抱えている彼らが、一歩前に進む連作短編集。最後のお話で、全てがわかってスッキリするのは、「ペンギン鉄道」と似ている。そのスッキリ感が、好きです。

  • 挫折や失敗をしてしまっても、それでも一生懸命に生きていれば、誰かが気付いて、手を差し延べてくれる。そしてもう一度希望を持つことができる。

    そんな温かいお話でした。

  • 神戸が舞台っぽいかな?と思って読んだ。
    もろに神戸モチーフなので情景が目に浮かぶようだった。
    軽く読むにはよい。

  • 無料で住めるというお試しキャンペーンで集まった、住人たち。
    ベイリー邸には、七不思議があって……。
    最初は軽い感じだけど、だんだんとシリアスな要素があらわれるように。
    家族の確執をえがいた「第三章 ハッピーバースデー」は、特にぐっとくる。
    抱えていた悩みがほどけ、さまざまなできごとがつながっていく。
    後半はじーんとくる場面が多く、心あたたまるお話。

  • 期間限定無料で住めるシェアハウス。
    4人の住人にまつわる短編集、かと思いきや最後は繋がってまとめられていました。
    それぞれのストーリーに管理人が絡んできて、オーナーの正体に、、あらそうきたか(笑)
    個人的にはデパート好きなかつての箱入りお嬢様、暘子さんのお話が印象的でした。
    古い洋館ベイリー邸、訪れてみたいなぁ♪

  • 2017.10.29 読了

    シェアハウス かざみどりに集まる4人と
    住み込み管理人の 背景や 少しの謎。

    一人ひとりのまずは 短編。

    最後は なぜこの4人が集まったのか?
    なんと 意味があった!

    設定は 面白そうなんだけど、
    なんか 読むに時間がかかってしまった。

    ただ 舞台が めっちゃ近所の港町で、
    風景が浮かぶから、そこは 読むのが楽しかった。


  • 最後まで読んだけど、あんまりやー!笑

  • クリスマスまで無料で洋館に住めるという特別企画に集まった4人。就職活動中の大学生。通販好きの主婦。想像力豊かな老女。方向音痴な運転手。そして、黒づくめの若い管理人の男。4人の過去の話がそれぞれおもしろい短編になっているのですが、それが一気にラスト繋がる。
    4人にそんな、まさかの共通点があったのか!管理人弓月くんの正体もわかります。
    私は主婦の麻矢さんの過去に一番びっくり。そしてここにいる理由にもまたびっくり。娘達とのエピソードもおもしろくて、一番印象深かったです。

  • 初めて読んだ作家でした。神戸のような町を舞台とした物語で読後感がとてもいい小説でした。

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