一〇三歳、ひとりで生きる作法 老いたら老いたで、まんざらでもない
- 幻冬舎 (2015年12月17日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (188ページ) / ISBN・EAN: 9784344028692
感想・レビュー・書評
-
「やることなすこと、みんなばかばかしい。だけど、それでも生きていかなければならない」
「なんだかんだ、まあまあで生きている」
石川啄木「友がみな我よりえらく見ゆる日よ」
「ぼんやりしているのが好きである。趣味らしき趣味はない」
美術に関することについては、やっぱりおおっとなる文章だけど、生活等については普通のことを言ってるなあと思った。
すごく興味あったんだけど、ちょっとイメージと違った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャキッと格好いい生き方。
この方の本を読んで、名前を知ったら、実は暮らしていた町の中に篠田さんの作品が飾って合ってびっくりした。
どっちが先だったのか、今やわからない。 -
篠田桃紅さんの『一〇三歳になってわかったこと』も先月読了しました。
特別に難しい言葉があるわけではなく、目新しい言葉があるのでもなく、だからこそ、篠田さんが生きて感じたことだから心に響くのではないでしょうか。
「たったそれだけのことで死ぬのか、と言えばそれまで。たったそれだけのことで生きるのか、と言えばそれまで。」 -
ちょっと想像していた本と違った。何だか深いようで深くない。
-
「一〇三歳になってわかったこと」の続編。
内容の半分ぐらいは以前の著作を加筆修正したものらしいが、初めて読んだので気にならず面白かった。
103歳の人が思うこと考えていることなど、聞く機会がめったにない、こういう方の話はどんな内容であれとても興味深く面白い。
それにしても100歳超えてるのに自分で文章を書いているしたら凄すぎる。。。 -
『103歳になってわかったこと』よりも、著者の経験がよりたくさん書かれています。
今よりだいぶ保守的な考え方の時代に生まれて、結婚せずに自分ひとりのちからで生き抜いてきた著者の経験、考え方。とても深いものを感じます。
私も私らしく人生を歩んで行きたいと、この本を読んで感じました。 -
文中に引用されてた「運命は性格の中にあり」っていう芥川龍之介の言葉にすごく持ってかれた。真理だなあ。あとは、スランプになったり落ち込んだりするのは、自分はできるはずだっていう思い上がりによるもの、っていうのがなるほどと思った。
-
筆者の昔を思いながら考え方を述べている。
著者プロフィール
篠田桃紅の作品





