天才

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 246
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028777

感想・レビュー・書評

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  • 慎太郎が描く、田中角栄像。彼ほど魅力的な政治家はいなかった、ということのようです。

  • 政治家田中角栄を第一人称で石原慎太郎が語る。最近、木を見て森を見ない政治家が多い中、角栄は常に空から俯瞰しているが如く政治を行う真の政治家だ。ロッキード事件でアメリカにはめられ失脚したが、今でも彼の功績、築いた線路の上を我々は通っている。

  • 石原慎太郎元東京都知事がかつて対抗しあっていた田中角栄を描いた作品。

    現代システム科学域 1年生

  • 一人称で書くというのが面白い。
    なるほど角栄ならそう言うだろうと思わせつつ、引っ掛かる口癖は石原本人の後書きにもあって、「なーんだ」と呆れたことも。
    ロッキード事件の経緯は底本で知っていたが、真紀子氏との確執はこの本で初めて知った。また、角栄が映画好きだというのは、まさか創作ではあるまいから、初めて知った。

    脳梗塞後のことの真偽はわからない。でも、この本の通りだったとすると、本人が辛かったろうと思う。

  • 実は、田中角栄に関する本も、石原慎太郎が書いた本も読んだことがなかったので、この本は気になっていました。

    田中角栄というと、金権政治という印象がとても強かったのですが、お金の使い方については、これまで思っていたものと違いました。
    よくいえば、投資的な面が非常に強く、参考になりました(といっても、自分には、そんな大金はないですが)。
    また、未来を予測する力には、きっと並々ならぬものがあったのだと思います。

    この本を読んで、ロッキード事件について、これまで以上に興味が湧きました。
    できるだけ真相に迫れそうな本を探して、読んでみたいと思います。

  • 石原慎太郎 田中角栄 アメリカの裏斬り

  • 田中角栄ってどんな人なのか知らなかったけど、こんなにも国の為を思って先を見据えた政治家だったんだ!
    こんな政治家が今の日本にいたら、もっと自立した大人な国になっていたんじゃないかと思う。

  • 自伝風の小説なので、どこからがフィクションなのかはよくわからない。けっこう昭和後期の政治家が次々と説明もなく登場してくるので、そこらへんに知識がないといろいろわからなくなりそうだけど、きほんてきにはわからなくても大丈夫。んで、読み物としておもしろいのかといえばビミョー。前半、角栄さんが立身出生していくストーリーとか、中国を相手にした駆け引きの場面はおもしろいけれど、ロッキード事件とか国内の政争あれこれになるとつまらなくなる。終盤もちょっと勢いが落ちて、変にグダグダと引退後のことを書いている感じ。

  • 一人称で描かれた角栄が、あたかも話しかけてくるような感覚を覚えた。ノンフィクションという事だが、その取材量は想像を絶する程のものだと思う。単純に楽しめたし、改めて田中角栄の偉大さと、現在の政治家の無能さを強く感じるところである。

  • 石原慎太郎の書いた本を初めて読みました。

    字が大きいため、あっさり完了。

    淡々と田中角栄の人生が描かれています。

    田中角栄をあまり知らない僕にとっては、「あぁそうなんだ」という感じでしたが、ロッキード事件での国ぐるみでの角栄潰しは、本当の話であれば恐ろしい事です。

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著者プロフィール

1932(昭和7)年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。

「2019年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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