天才

著者 :
  • 幻冬舎
3.19
  • (39)
  • (146)
  • (292)
  • (69)
  • (24)
本棚登録 : 1613
レビュー : 247
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028777

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いろんな意味であの石原さんが田中角栄の事を一人称で書くことの衝撃。
    時代を変えるのは天才ではなく変人だと感じた。
    そして、田中角栄は激動の時代を変人として豪快に歩んだと思う。
    時代が変わり、時が経って振り返れば変人を天才と評価する人が現れる。ただただそう感じさせられる一冊だった。

  • 「天才」(石原慎太郎)を読んだ。あの『田中角栄』だしあの『石原慎太郎』だからなあと思いながら読み始めたのであるが、これは正直言って面白かった。(あくまでも単純に読み物としてではあるが。)
    『田中角栄』という人は、(良い意味でも悪い意味でも)記憶に残る政治家だね。

  • 内容については人によって好き嫌いがあると思うが、大局的な見方を学ぶ為には読む価値がある本。

  • 人によっては、聴きたくない事も有ると思う。

  • 列島改造論を読まねば。天才の構想は、確かに実現し国家の骨格を成している。ピーナッツはアメリカの謀略としか思えなくなった。

  • 田中角栄の生い立ちからロッキード事件にて失脚、脳梗塞に倒れ、亡くなるまでを一人称で書かれている。僕が生まれる前か、幼い時の世情を何かしらの迫力を持って一気に読ませられた。

    天才とタイトル付けした理由も読み終わり納得が行く。
    政治家としては現代には合わないスタイルなのだが、この方のおかげな部分が多々あるのは否定できないと思えた。

  • シンプルに他人の人生を一人称で書ききる想像力と編集力に感服した。田中角栄とはリアルタイムで人生を重ねていないけど、活き活きと彼の人間性が伝わる。たしかに、忖度せず堂々と自分の意見を通す真っ直ぐさは、ジメジメした今の世の中にこそ必要なのかもしれない。

  • 官僚出身の政治家とはまた違った、事業家目線の発想力で次々に政策を立案し実現させる。成長が鈍化した現代にこそ居てほしいタイプの政治家。

    【メモ】

    ・列島改造
    高速道路の整備、新幹線の延長配備、各県一つの空港整備促進。

    ・原子力を推進〜米メジャーからの脱却を目指す。

    ・日中国交正常化(2017年は45周年)

    ・40近い議員立法

    ・選挙資金は一人3,000万円

  • 田中角栄に牙をむいていた石原慎太郎が、敬意をもって田中角栄という政治家の一生を詳細に描いているのに興味深いものがあった。
    金脈政治家のイメージしかなかった田中角栄という人物だが、この本を読んで、私腹をこやす訳ではなく、国の大義を成すために金を使い、圧巻の先を見通す知恵と行動力で日本という国や地方を変えていった稀代の政治家であったということが理解できた。
    豊臣秀吉のような立身出世の生い立ちだが、このような政治家は2度と現れないのかもしれない。

  • 田中角栄の現在2017年の解釈での入門編としてもって来いの本。石原慎太郎が書き上げ幻冬舎というのがなによりヨロシイ。「昭・田中角栄と生きた女」「田中角栄100の言葉」と、2冊読み上げ、田中角栄シリーズは一先ず読了を目指す所。。w

著者プロフィール

1932(昭和7)年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。

「2019年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

天才のその他の作品

天才 Audible版 天才 石原慎太郎
天才 (幻冬舎文庫) Kindle版 天才 (幻冬舎文庫) 石原慎太郎
天才 (幻冬舎文庫) 文庫 天才 (幻冬舎文庫) 石原慎太郎

石原慎太郎の作品

ツイートする