乳房に蚊

  • 幻冬舎 (2016年2月25日発売)
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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784344028920

感想・レビュー・書評

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  • 会話文が多く情景描写が少ないため、読みやすい。

    読みやすい。妻にわかるとも思った。

    イラッとくるクズな男と、
    結局全部許してしまうどうしようもない女
    〜娘をそえて〜

    コレですね〜。
    簡単で良いです。

    愛が情に変わると、人ってまともな判断が出来なくなる。
    微かな愛情が泡のように出来ては弾けを繰り返す。
    そこに愛があるとその度に錯覚し、弾けると同時に幻滅する。

    その日常に満足は無くても、変える勇気の方がもっと無い。
    それが出来てたらお互いこうはなっていないだろうね。

  • 軽い感じ、好きです、足立紳。

  • タイトルにひかれて借りて読んだが見事な駄作である。これが真実であるなら奥さんが可哀そうすぎて泣ける。その点だけで星2にしてる。作者は見栄張りでプライドの高い間違いなく屑である。

  • なかなかうまく行かない人生。でも離れない。幸せって、人それぞれ。

  • 2020/04/18

  • 売れないシナリオライターの柳田豪太と妻チカ、娘のアキが繰り広げるコミックな物語だが、タイトルの由来が洒落ている.尾崎放哉の句『すばらしい乳房だ蚊が居る』からだ.高松まで家族同伴で取材に来た豪太だが、先約に取られていて無駄足となったが、チカの友人 由美ちゃんが取り持ってくれて、事なきを得るが、なんともドタバタ劇だ.

  • 1972年、鳥取県生まれ、足立紳さん、初読みです。「乳房に蚊」、2016.2発行、タイトルと表紙を見て、まず「二コリ」ですw。売れないシナリオライター、柳田豪太39歳を、口うるさく罵りながらも夫のゲン担ぎで7年前に巣鴨で買った赤いパンティを履き続ける妻のチカ37歳、娘アキ5歳の物語。チカは元背泳ぎジュニアオリンピックの代表選手、今は時給1400円の契約社員としてコールセンターで働き、頑張っている。豪太とチカ、アキの3人、貧しくて夫婦喧嘩ばかり(実際は豪太が怒られるばかり)してるけど、なんだか憎めない家族です。

  • ダンナのダメっぷりが際立っているが・・・
    作者プロフィールを見て、まさか自伝⁉ の疑いが。

  • 文学

  • 久し振りに吹き出した本。団地の皆と連んで走り回っていた頃がよみがえる。

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著者プロフィール

1972年鳥取県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。2015年に『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第17回菊島隆三賞、2016年に『佐知とマユ』で第4回市川森一脚本賞、2019年に『喜劇 愛妻物語』で第32回東京国際映画祭コンペティション部門最優秀脚本賞、2020年に『喜劇 愛妻物語』『劇場版 アンダードッグ 前編 後編』で第42回ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。2016年に『14の夜』で映画監督デビュー。2023年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を担当。小説に『喜劇 愛妻物語』『14の夜』『それでも俺は、妻としたい』『したいとか、したくないとかの話じゃない』などがある。

「2017年 『弱虫日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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