ビューティーキャンプ

著者 :
  • 幻冬舎
3.11
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  • (3)
本棚登録 : 369
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028937

作品紹介・あらすじ

苛酷で熾烈。嫉妬に悶え、男に騙され、女に裏切られ。ここは、美を磨くだけじゃない、人生を変える場所よ。並河由希の転職先はミス・ユニバース日本事務局。ボスは、NYの本部から送り込まれたエルザ・コーエン。ブロンドに10センチヒール、愛車ジャガーで都内を飛び回り、美の伝道師としてメディアでひっぱりだこの美のカリスマだ。彼女の元に選りすぐりの美女12名が集結し、いよいよキャンプ開始。たった一人が選ばれるまで、運命の2週間。小説ミス・ユニバース。

感想・レビュー・書評

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  • テレビか何かで紹介されているのを見て興味をもった本。
    図書館で借りて読みましたが、思ったよりも内容が薄かった。
    書きたい世界観は伝わってくるんだけど、そこまでいききれてないという印象。

    この本の主人公はミスユニバースの女性プロデューサー、エルザの通訳をする女性。
    彼女の目線から世界一の美女を目指す女性たちの様子やその世界、エルザという女性について描かれている。
    ミスユニバースを目指す美女たちはエルザの主催するビューティーキャンプに参加し、そこで世界一の美女になるため鍛えられる。
    その間に、元カレがらみの借金でヤクザにからまれる女性がいたり、カレにミスユニバースのファイナルに参加する事を反対されやめると言い出す者がいたりと、様々なトラブルがありつつ・・・。

    今までミスユニバースという世界について書かれた本を読んだ事がなかったので、「ああ、こういう世界なんだな~」と興味をもって読めた。
    ただ、思ったほどドロドロした女どうしの足の引っ張りあいがある訳でなし、エルザというカリスマ性をもつ外人の女性プロデューサーがどこまで知っても惹かれるような人柄でないし、主人公にも魅力を感じないし・・・で、とにかく、全体的にうすらぼんやりしている印象を受けた。
    厳しくて毒をもつカリスマプロデューサーのちょっと人間らしい面とか弱い面とかが見えたらぐっと惹きつけられたのに・・・。

    ただ、ひとつの目標をもつ事によって強くたくましくなっていく主人公や美女たちの様子は読んでいて何となく分かるような気がした。
    本当に自信をもつ事って、こういう事なんだな~と・・・。
    そこにエルザという女性の吸引力とか、近くにいると感化されるカリスマ性みたいなのを感じた。

    美しいが故にいじめられたり、背が高い事を劣等感に感じたり、そんな様子を見るとぜいたくな悩みのように思えるけど、プラス面でも人と違うという事は何かとやりにくいのかな~と思ったりした。
    あと、結末を見ると、実力よりも結局は最も強くてしたたかな人間が勝ち残るって事か・・・と思った。

  • ミス・ユニバース代表候補12人での合宿(これをビューティーキャンプというみたい)を経て、ミス・ユニバース日本代表が選ばれるまでの過程を小説にしたものです。
    女の争いとかドロドロすごそうだし、ミスコンの舞台裏とか面白そうだし、美容&ダイエット大好きのマリコさんにぴったりの題材だなあと思いながら図書館で予約してました。

    が、今回はどうしちゃったのでしょう。
    ミスコンの舞台裏に驚くような話はないし、お得意のはずの女同士の心理戦の描写も全然深く描かれてないしで、普通にビューティーキャンプの取材報告をされてるだけのようでした。
    これならルポでいいんじゃない?というレベル。もっともっと掘り下げて欲しかったです。
    加えて、鶏ガラと言われた子がキャンプの途中で豊胸手術をして戻ってきても、そこから話は膨らまず。急にファイナリスト4名に今まで話に全く絡まなかった知らない子が出てきて、本番では奇跡が起こるで片づけられ、こっちはダレこれ?状態。などなど、何かの伏線か?本筋とどう絡む?と考えさせられたけど結局関係ないまま、という事柄が多くて・・・

    とにかく、ストーリーもダメ、心理描写もダメでいいとこなしでした。
    らしくないねえ。

  • 大河ドラマ 西郷どん の原作者の著書です。
    キャッチにある
    「過酷で熾烈。嫉妬に悶え、男に騙され、女に裏切られ。」
    「ここは、美を磨くだけじゃない、人生を変える場所よ。」
    そのままです。

    このような場所を必要とするかどうかは別として。

    払ってもいい金額:500円

  • とても面白くて、どんどん読み進めて、あっという間に終わってしまいました。
    さすが人気作家はちがう。

    しかし最後のほうが、残りページ数が決まっていたのか?
    バタバタと強引に終わらせてしまったような、
    はぐらかされたような、

    はて?どうなったのかしら?と思うけど、
    別にどうもなっていないのでしょう、フィクションなのだから。
    私が悩むこともないのでしょう。

  • ミス・ユニバースの世界の裏側が見れたような気がした。面白かった。

  • 面白く読ませてもらいました。

  • こんな終わり方でいいのか…エルザが納得してるみたいなのが納得いかない(笑)。

  • 由希の転職先はミス・ユニバース日本事務局。
    ボスはNYの本部から送り込まれたエルザ。
    彼女の元に選りすぐりの美女12人が終結し、
    たったひとりが選ばれるまでのキャンプが
    始まった…。

  • 170807*読了

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プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

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