人生を危険にさらせ!

  • 幻冬舎
3.63
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本棚登録 : 129
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029064

作品紹介・あらすじ

拝啓ニーチェ先輩、「生きる」「愛する」「自由になる」「正義しい」「大人になる」ということについて、とことん考えました。

感想・レビュー・書評

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  • りりぽんかっこE

  • 最近、たくさんの本を読んだ中では一番面白く、「自分を見つめなおす」きっかけを与えてくれた最高の一冊。
    NMB48はほとんど知らない。興味がない。従って須藤凛々花はツイッターでの処女宣言とか、突然に結婚宣言するとかアイドルの中でも異質で問題児なのだと思っていた。
    だけど違った。そもそもここまでストイックに哲学と向きあっている事実、「自己の生を生き抜く」という強い意思を持って生きることに対峙している人がどれだけいるのだろう。生きること、愛すること、自由、正義、大人になること…これらを掘り下げながら生きている人はどれだけいるのだろう。
    彼女自身の哲学的な知識や考察はもちろん、対談形式で彼女の深層を引き出す工夫を惜しまない堀内進之介氏の講義も魅力的。

    人生を危険にさらせ。そして、哲学者としてひたすら進め。

  • 文字通り「人生を危険にさらせ!」を地でいったNMB48の須藤凜々花と新進気鋭の哲学者の対談集。

    基本的には須藤凜々花が先生に色々聞くという形式になっているが、その後の彼女の行く末を考えながら読むと非常に興味深い。

  • 20170711 アイドルの書いた哲学書との事で読んでみた。哲学が好きだという事は分かったが内容についてはついていけなかった。何か大事な事に触れたような気もするので、この本をきっかけに哲学してみようと思う。

  • ただのアイドル本ではなく、哲学の話題についての著者同士の「対話」がメインとなって構成されている哲学書。
    テーマも一般的なものに寄せられており、読み易い印象でした。

  • 余計なことを考えて苦しむ自由を味わいたい、みたいな感じのことが著者の都合最優先で書かれている。
    不条理は世の常だから、悪いことではないのかもしれない。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784344029064

  • 【 #人生を危険にさらせ 読了】
    まずは率直な感想。
    「やっぱ、須藤凛々花はタダモノじゃない。」
    どんな本なのかを簡単に言うと、
    「こんな20歳にもなってない小娘がここまで考えてるんなら、僕も負けずにちゃんと考えて生きなきゃきけないな。」
    って思える本です。笑。

    社会学者の堀内進之介氏に師事し、
    1年半をかけて『哲学』を主にした100時間を超える講義を受けた。
    (ラインやメールでのやり取りを入れると、さらに膨大な時間になる。)

    この本は恐らく、
    その時の質疑応答などを編集し、
    少しユーモアを加えつつ読み易いように再編成されたものだろうと思う。
    大きなテーマとしては5つ。
    『生きる、愛、自由、正義、大人』
    どれもこれもなかなか難しい。

    僕が特筆したいのは、
    正義について堀内氏と見解が分かれた後、
    彼女自身が自問自答して対話形式で書き上げた『哲学の孤独』という文章。
    正直に言うと、何を書いてるのか分かりません。
    しかし、それは意味不明の文章を書いてるのではなく、
    使われている言葉が難し過ぎて、
    僕のボキャブラリーでは文章に追い付けないのです。
    (その後の章を読むことにより、多少は理解出来た気はしますが、、、。笑。)

    そんなわけで、近いうちにまた再読しようと思います。
    #須藤凛々花 #哲学 #nmb48

  • 生とは、愛とは、自由とは、正義とは、そして大人とは。アイドル須藤の尋常ならざる決意をもって始まった哲学の旅は、社会学者堀内の見事なまでの導きによって、「深淵」の淵までたどり着く。今後彼女がどんな「大人」になっていくのかは未知である。

  • 須藤凜々花が、いかに哲学が好きで、真剣に学んでいるかが分かりました。

    そして、彼女が賢い女性だという認識になりました。

    私の理解力が低いからかもしれませんが、「んっ!?」と』思い読み直すことが何度もありました。

    文字をおうのではなく、会話の中で理解してる彼女は凄い。

    私も少しですが、哲学に興味をもちました。

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