昼のセント酒

  • 幻冬舎
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029248

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 同名ドラマのコミカライズ。
    原作は久住昌之のエッセイ。

    広告会社の営業マン 内海孝之(成績不振)は大の銭湯マニア。
    営業先で銭湯を見つけると仕事を忘れ湯に浸かり湯上りにビールと肴を楽しむ。
    というのが毎回のストーリー。

    面白いと言えば面白いのだが、勤務中の営業マンが昼の最中から銭湯に行き酒を飲むというのはどうだろう?
    普通に考えたら内海って社会人としてはダメなんじゃないか?

    エッセイをマンガ(ドラマ)化する場合、それに合わせた人物・舞台設定等の改変が必要となるのは分かるが主人公が営業マンというのは無理があるように思える。
    例えば主人公(内海)が物書き(漫画家、小説家)で原稿を仕上げた後、銭湯へというのならまだ納得がいくのだが。

    同じ久住昌之のエッセイのコミカライズ「野武士のグルメ」が定年した初老の男性を主人公に設定して無理を感じないだけに この作品のキャラ設定は残念。

    そんなキャラ設定はともかく、昼に銭湯に行ってその後酒を飲むって行為は「蕎麦屋酒」の様に背徳的かつ魅力的ではある。
    この本を読んだ後 実際に昼銭湯をやってみたのだが(さすがにその後酒を飲むのは抵抗があって実践してないが。)夜 銭湯に入るのと気分が全然違う!
    夜の場合だと湯に浸かると「あ゛~」って感じなのが昼だと窓を通して射し込まれる日の光の影響もあるのか「あ~~~っ‼」って爽快な気分になる。

    昼銭湯 最高‼

    すっかり、昼銭湯の良さに目覚めてしまい ネットで調べて市内にあって歩き、もしくは自転車で行ける距離の銭湯に何軒か行ってみたりもした。
    その中で見つけた一軒の銭湯。
    これが凄く良い‼
    通常の浴槽2つと変わり湯の他にサウナと水風呂、露天風呂まである‼
    番台のある場所にはこじんまりとした休憩所もあり、当然のごとくコーヒー・フルーツ牛乳、その他飲料の自販機、マッサージチェア、常連用の洗面用具を置いておける棚もある。
    もうスーパー銭湯なんか目じゃないくらいの至れり尽くせりぶり。
    そして開店が午前10時からとまさに昼銭湯に最適の店‼

    5月にこの銭湯を見つけてからもう3回もリピートしているが全然飽きない。

    この本の影響でしばらくは昼銭湯にどっぷりと浸かる事になりそうだ。

    • darkavengersさん
      mkt99さん。

      伝七の公式サイトのスタッフブログを見たのですが、立ち回りも「ヨヨヨイ」もしっかりあるそうです‼
      これだけでも、...
      mkt99さん。

      伝七の公式サイトのスタッフブログを見たのですが、立ち回りも「ヨヨヨイ」もしっかりあるそうです‼
      これだけでも、かなり期待が持てますね。

      でも、やっぱり ももいろクローバーZは……(泣)
      2016/06/06
    • nonoさん
      コロナ前は夕方銭湯で16:00から始まる居酒屋に行ったもんですが、またそういう生活をしてみたいもんです
      コロナ前は夕方銭湯で16:00から始まる居酒屋に行ったもんですが、またそういう生活をしてみたいもんです
      2021/02/08
    • darkavengersさん
      nonoさん

      いいね!コメントありがとうございます。

      なんと!nonoさんはセント酒を実践されていたのですね。
      確かに今はセン...
      nonoさん

      いいね!コメントありがとうございます。

      なんと!nonoさんはセント酒を実践されていたのですね。
      確かに今はセント酒するのにも難しい時ですよね。
      早くセント酒が気軽にできる日が来てほしいですね。
      2021/02/08
全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1958年生まれ。マンガ家/ミュージシャン。美学校出身。滝本淳助とは、『タキモトの世界』や「東京トワイライトゾーン」(「タモリ倶楽部」内のコーナー。1989年に日之出出版から書籍化)などでコンビを組んだ。

「2015年 『滝本夢絵日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久住昌之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×