ツバキ文具店

著者 :
  • 幻冬舎
4.14
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本棚登録 : 5253
レビュー : 665
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029279

作品紹介・あらすじ

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉を舞台に、文具店を継いで代書屋となる若い女性。
    書くことが難しい手紙を、よく話を聞いて代わりに書いて出すという。
    あたたかい気持ちになれる優しい物語です。

    雨宮鳩子は厳しい祖母に育てられ、しつけというより修行のような独特な教育に反発して、家を出ていました。
    祖母が亡くなり、なりゆきで文具店と代書屋を継ぐことに。
    たいてい「ポッポちゃん」とかわいく呼ばれていますが、高校の頃は反抗期でガングロだったという激しいものも秘めています。
    隣の洋館で暮らす女性は皆に「バーバラ婦人」と呼ばれていたり、近所に住む初老の堂々とした男性は「男爵」、ポッポちゃんになつく女の子は「QPちゃん」など、可愛らしいネーミングで柔らかな雰囲気が溢れ、癒やされます。

    依頼される手紙の内容はじつに様々で、お悔やみの手紙や、離婚の報告をする手紙、結ばれなかった初恋の人に元気だということだけを伝えたい手紙、借金を断る手紙、なくなった夫からの手紙を待っている老婦人に送る天国からの手紙など。
    事情を汲み取って、依頼人の心をほぐし、手紙の目的を達成する‥
    そのためには、身を清め、便箋の紙質や筆記具の種類、字体などもよく考えて書くのです。
    ポッポちゃん(この呼び方がおかしくない雰囲気の娘さんだと思われるのですが)、じつは凄腕!
    この凝りようと専門知識も面白く、メールでなくプリンター印刷でもない手書きの手紙というのは良いものだなという素直な感想をいだきました。

    美しい四季の移ろいと古風な暮らし、美味しい食べ物、身近な人との親しさが深まっていく楽しさ。
    心に頑なな屈託を抱えた鳩子自身が少しずつ落ち着いてきたある日、祖母が文通していた異国に住む女性から、手紙が届けられ‥?

    すべてが丁寧で優しく、人の暖かさに包まれるよう。
    うまくいかないこともある、苦しみがないわけではないけれども、必ずその先になんらかの方向性は見える。
    それが自然に現れる感じがとても素敵な物語でした。

    NHKのドラマ化も、上手く行っていましたね。
    続編の「キラキラ共和国」もよかったです☆

  • 食わず嫌いならぬ読まず嫌いだった小川糸さん。最近フォローしているレビュアーさん方で小川作品のレビューをちょこちょこ見かけるので興味を持ち始めた。
    取り敢えず一番有名なこちらの作品を読むことにした。

    鎌倉を舞台に、古い文具店を営む傍ら代書屋をしているポッポこと鳩子の日々を描く。
    代書屋というと、映画『セントラル・ステーション』のような、時代的経済的に教育を受けられずに文字の読み書きが出来ない方のために手紙を書く仕事かと思ったら、自分では書きづらい或いは何と書けば良いのか途方に暮れてしまうような内容の手紙を書く仕事だった。
    今時手紙?と疑問のまま読み進める。
    祖母から仕事を引き継いだ鳩子だが、文具店の営業はともかく代書屋の仕事は引きも切らない。

    ペットの猿の死去に対するお悔やみ状。
    離婚報告。
    元交際相手へ自分が元気にしていることを伝える手紙。
    借金の断り状。
    天国の父から余命僅かな母へのラブレター。
    絶縁状。等々。

    現代ならではの、生まれつき読み書きが苦手な依頼人も出てくる。彼女の涙を見て、鳩子が初めて字のきれい汚いが人間そのものを表すのではないことを知るシーンは良かった。

    ただ現実的にこういう商売が成り立つのかと穿った見方をついついしてしまう。しかしいくら鳩子が一人暮らしとは言え毎食のように外食したりお茶に拘る余裕がある。よほど代書の稼ぎは良いのか。先代の祖母からの付き合いの客もいるようで、代書屋に頼むと難しい依頼も上手くいくと評判のようだ。
    ファンタジーとして読めば良いのか、パラレルワールド物として読めば良いのか迷いつつ読み進める。
    隣人のバーバラ婦人にはたくさんのボーイフレンドがいてたくさんの贈り物に囲まれていて、男爵と呼ばれる強引な熟年男性は食事をご馳走してくれる。
    何となく浮世離れした世界のようで苦手な部類かな、と思っていたら、鳩子の意外な過去が明らかになる。

    祖母の心の葛藤も分かって、ようやく人間味が出て来てホッとする。
    最終章のQPちゃんとの交流は唐突な気がするが可愛らしかった。

    全体的には丁寧でおしゃれな暮らし感が苦手だったり、時折出てくるわざとらしい表現が微妙だったりしたが、手紙をここまで丁寧に依頼人と相手を思って書くという作業は新鮮だった。人によってはそんなにされるのは逆に重いと感じそうだが。

  • 本作の登場人物やストーリーの概要は既に「キラキラ共和国」で理解しているため、今回はその登場人物たちの出会いについて、遡って理解を深めたという感じ。なので、復習編のような感覚が否めない。

    そして、そして、それより、何より、またしても見開きページの「鎌倉案内図」を発見した!『キラキラ共和国』の案内図と見比べながら、今回『ツバキ文具店』で登場するお店、お寺、ポッポちゃんの行動軌跡を前回同様にチェックした。

    鎌倉の七福神巡りとは、調べるところでは、布袋様の浄智寺、弁天様の鶴屋八幡宮、毘沙門天様の寶戒寺、寿老人様の妙隆寺、えびす様の本覚寺、大黒様の長谷寺、福禄寿様の御霊神社のようである。
    本作では、バーバラ婦人、パンティー、男爵そして鳩子で旧暦正月に浄智寺から建長寺を抜けて田園ハイキングコースを通り寳戒寺までを参拝するが、天候によりここで途中解散となる。そして、このコースを例の「案内図」でたどり自分も行った気になることができる。

    そして、今回も(本当は逆ではあるが)、要所要所に手書きの手紙が入っている。きれいな文字で書かれていて、タイピングが主流の現代においては、趣があり、文字を見ているだけでも、丁寧さと素朴さに心の波が、穏やかになっていく。
    私の書道始めは5歳の幼稚園に入る頃であったと記憶している。昔の写真に同幼稚園の時のお友達と一緒に書道教室でお稽古をしている写真があるので、既に5歳の時はお稽古を始めていた。ただ、中学に入る時に辞めてしまった。ずっと習っていれば今頃はもう少しマシな字を書くことができなのかもしれないと思うと、せっかく習わせてもらえる機会があったのにもったいないことをしたと、今頃になって残念に思う。

    さて、ここで本作で登場した依頼者とその内容について、記憶のために整理をしたい。
    マダムカルピスからの権之助さんへのお悔やみ状、こけしちゃんから先生への恋文、元夫からお世話になった皆さんへの離婚報告、園田薫さんからの幼なじみへの普通の手紙、男爵からの謝罪状、カレンさんから義母へのお誕生日メッセージカード、白川清太郎さんから亡き父からから母への手紙、匿名さんからの絶縁状、同級生の舞ちゃんからのお茶の先生に宛てた絶縁状。

    依頼者以外の登場で、心ときめく出会いは、なんと言っても、最後のQPちゃんの登場である。『キラキラ』では、いきなり鳩子は、QPちゃんと家族になっていたので、どんな経緯で家族になったのか、守景鳩子になったのかがわかるチャプターに入ったときは、『おお、やっと登場しましたね。』と、思わず呟いていた。そして、鳩子とQPちゃんとモリカゲさんの馴れ初めをしっかりと理解するぞモードで、ページをめくる。

    加えて、感情的になったところはアンニョロ(ニョロ)が、運んできた先代とニョロの母・静子さんとの文通の先代の鳩子への想いが綴られていたてがみである。この時、鳩子との意思疎通に立ちはだかる大きな壁が見えたようで、先代のご存命の間に崩すことができなかったことに対し、哀しい気持ちでいっぱいになる。

    続本から読んでしまったので、ある程度のストーリーがわかっていると点では、『キラキラ』の方が心温まる感が強かったし、ドキドキ感謝があったが、安心して読めるので、逆読みもいいかもと思った。

    追伸: パンティーと縁を繋ぐきっかけとなったポストが赤く表紙に描かれている。こんなちょっとしたことでも、読む前と読み終えた後の違いを感じることができ、嬉しくなるものだ。

  • また大好きな一冊に巡り会えました。
    実の祖母を「おばあちゃん」ではなく「先代」としか呼べない関係。苦しんでいたのは自分だけだと思っていたのに、祖母もまたその関係に悩んでいたことを知る。
    主人公の鳩子の周りには、鳩子を優しく見守ってくれる人たちがいる。特にお隣のバーバラ婦人はとっても素敵な人!
    「バーバラ婦人は、今までの人生でもっとも幸せだったのって、いつですか?」
    「今に決まってるじゃない!」
    あー!素敵だなぁ。こんなおばあちゃんになるの、理想ですよね。
    バーバラ婦人と付き合っていくうちに、鳩子も「縁のある者同士が、助け合って補い合っていれば、たとえ血の繋がった家族とはうまくいかなくても、誰かがどこかでサポートしてくれているのかもしれない」と思えるようになってくる。
    後半の主要人物のモリカゲさんの言葉にもグッときました。「後悔しないなんてありえないんです。失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいい。誰かにおんぶしてもらったなら、今度は誰かをおんぶしてあげればいい」

    全編を通して、舞台である鎌倉らしい優しくてふんわりした、だけどその中に凛とした雰囲気が漂っていて、ずっとこの物語の中にいたい!物語が終わらないでほしい!って思える作品でした。

  • 本屋さんの次に大好きなのが文房具屋さん。
    小学校のそばにあった、古くて薄暗い文房具屋さんを思い出しました。

    鎌倉の山の手にある「ツバキ文具店」
    そこで祖母から引き継いだ”代書屋”をしている鳩子。

    まず、この代書というお仕事に驚きました。
    ただきれいな文字で書けばいいのではなく、
    聞き取りをして手紙の文章まで考える。
    書く内容に照らし合わせた手紙の形式、紙の質、それにあったペン選び、色使い、文字の形にいたるまで。

    ”権之助さま”のご遺族へ宛てた「お悔やみ状」がツボでした。
    なかでも胸を打たれたのは、「結ばれなかった初恋の人へ宛てた手紙」
    相手の現在の幸福を願いつつ、自分は元気で生きているとだけ伝えたい。せつない…。
    あと、「天国の夫からの恋文」もよかった。
    他にも、借金の断り状や離婚のお知らせだったり、いろいろあって。

    鳩子の周りにいる人たちがみな温かくて、
    人とのつながりの大切さが心にしみます。

    ただね、先代の手紙を読んだときの鳩子が、あまりにそっけなくてつらかったです。
    先代としか呼べなかった祖母との関係性や、鳩子の心の傷はわかるんですが…。
    最後の涙はどうかおばあちゃんに届いていてほしい。

    あまり書かなくなってしまったけど、手紙っていい…。
    そしてやっぱり自筆の手紙がいいなぁ。
    心が伝わる気がするんですよね。

    • 杜のうさこさん
      けいちゃん、こんばんは♪

      コメントありがと~!
      お返事遅くなってごめんね。

      私ね、正直言うと小川糸さんに少し苦手意識があったの...
      けいちゃん、こんばんは♪

      コメントありがと~!
      お返事遅くなってごめんね。

      私ね、正直言うと小川糸さんに少し苦手意識があったの。
      初めて読んだ『食堂かたつむり』が無理で途中下車したり、
      そのあとも何冊か読んだんだけど…。
      これも全部温かいというわけじゃなくて、少しせつなかったりもするんだけどね。
      だから、けいちゃんの「ちょっと違う」って感じよくわかるの。

      この本は、今まで読んだ小川糸さんの中で一番好き。
      鎌倉のしっとりとした風景が素敵だった。
      そういえば大河ドラマの「草燃える」好きだったなぁ。
      大河好きなけいちゃんならきっと知ってるね。
      それに文房具がたくさんでてくるのがうれしくて~。

      いつか読んでくれたらうれしいな♪
      2016/09/10
    • koshoujiさん
      お久しぶりです、うさこさま。
      半年ぶりにレビューを書きました。
      とは言っても、映画「君の名は」が、余りに良い作品だったので、
      その感想...
      お久しぶりです、うさこさま。
      半年ぶりにレビューを書きました。
      とは言っても、映画「君の名は」が、余りに良い作品だったので、
      その感想を小説版のレビューに書いただけですが。
      読んで頂ければありがたく思います。
      さらに、「君の名は」に出てくるシーンの実際の場所の写真などはブログのほうに掲載し、
      コメントもありますのでそちらも結構面白いのではないかと。
      よろしくお願い致します。<(_ _)>
      いやあ、仕事が本当に忙しくてね、大変なのですよ(笑)。
      2016/09/19
    • 杜のうさこさん
      koshoujiさ~ん、お久しぶりです!
      コメントありがとうございます。
      嬉しいです。
      待ってましたよ~!
      お忙しいと聞いてはいても...
      koshoujiさ~ん、お久しぶりです!
      コメントありがとうございます。
      嬉しいです。
      待ってましたよ~!
      お忙しいと聞いてはいても、ブログの更新もしばらくなくて心配してました。
      以前、無理して(お仕事+多趣味アレコレ)体調を崩されたとおっしゃてたし…。
      でも、先日の記事で一安心していたところでした。

      早速、おじゃまします♪
      2016/09/20
  • 落ち着いた鎌倉の風景やいろんな人々とのふれあいもよかったが、私がこの本の中で、一番心に残ったのは、代書屋として書かれた手紙だ

    代書屋というのは、依頼人に代わって、手紙や宛名書きをする仕事だとは知っていたが、ここに出てくるように、依頼人の性別や手紙の内容によって、あんな風に書体を替えるとは思わなかった

    少しでも、その人の思いを的確に伝えることができるように、筆記用具や書体や便箋、封筒まで替えるんだと感心してしまった
    いろんな切手を準備しておいて、一番ふさわしいのを選ぶ心遣いにもほのぼのとして、楽しくなった

    あちこちに出てくるいろんな手紙を何度も見て、こんな字が書けたらいいのになと羨ましくなった

    手紙やはがきを書くことももらうこともめっきり少なくなってしまった昨今ではあるが、ぽっぽちゃんのように、何種類かの便箋や封筒を常備しておいて、いつもメールですませるのでなく、手紙を書きたいなと思った

  • NHKドラマを先に見て、あまりに優しくて美しい世界観に何回も泣きました。
    絢香さんが歌う主題歌も鳩子の気持ちに寄り添っていて、今でも聞くたびに私のこころはツバキ文具店の世界に舞い戻ります。

    原作も、想像の何倍も美しかった。
    鎌倉で暮らす、夏から始まる一年。
    いくつかの後悔を抱えつつ、代書屋を営む鳩子。

    溝を埋められないまま先代を亡くしてしまった鳩子の心中ははかりしれないけれど、生前の先代が紡いでくれた人との縁が、鳩子に先代の愛を教えてくれた。
    そして鳩子が代書屋を継いで出逢った人たちの存在は、鳩子に居場所と自信を与えてくれた。

    人生の後悔とどう向き合うか、どう乗り越えるか。とても難しいことだと思う。
    でも、後悔の無い人なんていない。
    その後の鳩子の人生が、穏やかで、幸せに溢れてるといいなあ。

    …そう思って本を閉じました。
    早く、キラキラ共和国読まなくてはっ!

  • 鎌倉の文具店を舞台に、そこで生活するポッポちゃんこと鳩子の日々の丁寧な暮らし。
    穏やかな時間の流れは凄く心地良いのだが、私の事情で疲れてる夜に読むと心地良さが眠気を誘い前半は読むのに苦戦。
    休みの日に一気に読み切った。
    こういう本は休みに読むべしと心に誓った。

    私情はさておき、本当にいいお話だった。
    先代との苦い思いがずっと心の中にあって、鎌倉のいろんな人に出会うたび、そしていろんな人の代筆をするたび思いが変化していく。

    私もバーバラ婦人伝授のキラキラをやっていきたいな。

  • 雨宮鳩子。ニックネームは「ポッポちゃん」
    ツバキ文具店の店主にして、江戸時代から続くとされる代書屋の十一代目。

    「先代」から引き継いだというより、仕方なく再開した代書屋。
    先代はポッポちゃんの祖母。
    「おばあちゃん」なんて甘えられる環境ではなかった。
    両親の顔を知らない彼女にとって、先代とは絶対的師弟関係が存在したからだ。


    一度はタンカを切って飛び出した。
    だが、先代の訃報を受け代書屋を再開することに。

    嫌で嫌で仕方なかった幼き日からの訓練が、ポッポちゃん自身を助けていく。

    次から次へと現れる、ありとあらゆるお客様たち。
    一つとして同じ悩みはない。

    人生なんて後悔の連続。
    せめて一筆、手紙でもかけたなら。

    そんな悩みに寄り添って、心尽くしの文具を使い、切手1枚にもこだわり抜く。

    手紙は指先一つで消去などできないのだから。

    そんな人生の節目の小さくて大きな力の代筆屋。


    「過去と他人は変えられない。しかし、未来と自分は変えられる」(カナダの心理学者 エリック・バーン)

    助けたつもりが、助けられている。
    人生なんてそんなもの。

    ほんの少しの気遣いと、真心と、決断と。

    今ここにあるものを大切に生きることで、きっと人生を変えていくことができる。

    そう思わせてくれる、優しくて力強い一書。

  • 小川糸さんの本は『食堂かたつむり』をずっと以前に読んで、あまり好きになれなかったので、避けていました。

    この本は、おいしそうなもの、素敵な文房具のカタログのような本だと思いました。
    他人のかいた手紙を見ることなど、自分宛にきたものの他、ほとんどないので、興味深かったです。
    手紙はどれも素晴らしい文章で、自分がいつも友人等に出している手紙がちょっと恥ずかしくなってしまいました。

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著者プロフィール

1973年生まれ。 2008年に発表した小説『食堂かたつむり』が映画化され、ベストセラーに。 同書はイタリアのバンカレッラ賞と、フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞を受賞した。その他の主な著書に、『まどれーぬちゃんとまほうのおかし』、『ファミリーツリー』、『リボン』、『にじいろガーデン』、『つるかめ助産院』、『サーカスの夜に』などがある。

「2015年 『かようびのドレス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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