ツバキ文具店

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 9425
感想 : 1005
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029279

作品紹介・あらすじ

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 心が洗われて、あったか~い気持ちになれた 物語…

    雨宮鳩子(通称ポッポちゃん)は文具店兼、代筆屋を営み鎌倉に住む二十代後半の女性。亡き先代(祖母)に厳しく育てられ確執のあった過去を引きずり生きている。代筆屋というのは依頼された手紙を綺麗な文字で書く仕事なのかなと思いきや、読んでみたら違うと、わかった。それは依頼人の心に寄り添い筆跡、文面、紙の素材、筆記具や切手に至るまで細部にわたって、こだわり相手に想いがちゃんと届くように作成するというとても大変なお仕事だった!
    借金の断り状、絶縁状、離婚の報告の手紙、天国からの手紙、等々…どう書いて良いか悩ましいものばかりの依頼。それらが完成した手書きの手紙が所々に出てくる構成は楽しくて良かった。
    そんな中でもポッポちゃん自身が天国の祖母に宛てた手紙が私は、やっぱりいちばん心に刺さった。おばあちゃんと生前呼べずに先代としか呼べなかったポッポちゃんの固くなっていた心がほどけていく所。祖母の不器用な愛情に気づけた所。祖母自身も生きることや孫を育てることに必死だったんだというそんな想いを理解できた所。仲違いしたまま祖母が逝ってしまった…という後悔の気持ちと謝罪の気持ち、そして感謝の気持ち…。たくさんの想いを込めた手書きの手紙だった。読んでいて、熱いものが込み上げてきた……。
    天国でこの手紙を読んだらポッポちゃんのおばあちゃんだって泣いてしまってるだろうな。。。きっと!!

    頂くと手紙って凄く嬉しいもの。
    そう…わかっていてもなかなか書けないのだ……。
    手紙…書いてみよう。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      かなさんこんにちは(^^)
      かなさんのレビューで読もうと思った本ですー♪。いいですね~私も大好きなのは同じです!
      鎌倉も素敵だし、書道好きで...
      かなさんこんにちは(^^)
      かなさんのレビューで読もうと思った本ですー♪。いいですね~私も大好きなのは同じです!
      鎌倉も素敵だし、書道好きでもあるし、切手も(切手収集家のおじいちゃんから譲り受けたものが沢山)あるのです!!バーバラ婦人など素敵な人ばかり出てくる……大好きな人やものに溢れていている素敵な本でした-。
      筆記具もね。こだわりたくなりますね。特に【ガラスペン】が気になりましたネ。検索してみたらいろいろデザインもあって、心を奪われていますよ~。持ち手部分は、ねじられたようなデザインでペン先まで一体化されていて流れるような曲線の美しいフォルムで、ペン先まで繋がっているものだったりデザイン性も高く素敵なのです。ガラスの透明な感じがおしゃれで。
      インクの種類も沢山ある。インク壺に、ペン先をちょっと浸して手紙などしたためる姿を妄想してみてたりして……☆彡w
      他の筆記具とは違う書き心地だとも想像する。ガラスのペン先が紙面を滑る微かな音も……好きな人は好きなのでは。音フェチさんに、良いかも知れない。そしてきっと書く時間をゆったり持てる人に向いそう。ガラスペンと、インクと、ポストカードなどとセットになっているものもあったりもして、文具好きさんにプレゼントしても素敵かも~?などと知りました~(^ー^)
      2023/03/17
    • かなさん
      チーニャさん、こんばんは(^^)
      そうそう、鎌倉いいですよねぇ~♪
      チーニャさん、書道好きなんですねぇ…
      すごいなぁ~!!

      で、...
      チーニャさん、こんばんは(^^)
      そうそう、鎌倉いいですよねぇ~♪
      チーニャさん、書道好きなんですねぇ…
      すごいなぁ~!!

      で、そう、ガラスペン!!
      これ、私も使ってみたいって思いましたよ(^^)/
      なんか、嬉しいですよ!
      私もついつい使ってみる妄想をっ(^^;)
      2023/03/17
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      かなさん(^^)
      やっぱりガラスペンて素敵ですよね。使ってみてる所を妄想してみるだけでも…なんか素敵な気持ちがするように感じますよね~。かな...
      かなさん(^^)
      やっぱりガラスペンて素敵ですよね。使ってみてる所を妄想してみるだけでも…なんか素敵な気持ちがするように感じますよね~。かなさんなら、同じようなこの気持ちわかって下さると思いました~
      (*´▽`*)
      2023/03/17
  • 文章が大変に優雅かつ穏やかだと思います。
    代筆している地元の文房具屋さんに訪ねている、
    うまく自分の思いを表現できない人々のお話しで、
    読んでいるうちにあたたかい気持ちになり
    古き良き手紙でのコミュニケーションで
    特有の繊細さと、切なさに恋しい。

    • yuukichimaruさん
      私はこちらの本を読んで、この本とガラスペンをプレゼントしてしまいました。ほっとする本ですね。
      私はこちらの本を読んで、この本とガラスペンをプレゼントしてしまいました。ほっとする本ですね。
      2021/06/08
    • yuukichimaruさん
      はい。キラキラ共和国も、作者からのお返事のようで、いいなあと。コロナ禍が落ち着いたらぜひ、小説を持って、鎌倉に行きたいです。
      はい。キラキラ共和国も、作者からのお返事のようで、いいなあと。コロナ禍が落ち着いたらぜひ、小説を持って、鎌倉に行きたいです。
      2021/08/11
  • この度3作目がでるとのことで
    久々に再読しました


    当時の私はあんまり合わなかったようですが
    改めて読むと心地よい作品でした(^^)


    文具店を営む鳩子は代筆屋をやっているのですが
    手紙と向き合うとき、相手と向き合うとき、
    また日々の生活のひとつをとっても
    とても丁寧で、読んでいると
    日々のバタバタが少し和らぐ気がします



    出てくる食べ物もどれも美味しそうでした
    美味しそうな食べ物が出てくる物語、好きです(^^)


    先代が亡くなってから
    先代とのこれまでとどう向き合って、
    これからどう進んでいくかを
    じっくりと時間をかけて見えてくる感じがいいです。


    登場人物も素敵ですね(^^)
    バーバラ婦人のようなおばあちゃんになりたい。。
    QPちゃんも、パンティさんも、男爵も、
    名前も人柄も好きです。
    私も仲間に入れて欲しくなります


    さて次作も忘れてしまっているので笑
    読むのが楽しみです!

  • 代筆屋の設定もだが、作中に手書きの手紙を差し込むありそうでなかった発想が面白い。
    一つひとつの話が程よい温度感にとどめているのもセンスを感じる。作品の終わり方も然り。
    次作の『キラキラ共和国』もゆっくり読みたい。

  • また大好きな一冊に巡り会えました。
    実の祖母を「おばあちゃん」ではなく「先代」としか呼べない関係。苦しんでいたのは自分だけだと思っていたのに、祖母もまたその関係に悩んでいたことを知る。
    主人公の鳩子の周りには、鳩子を優しく見守ってくれる人たちがいる。特にお隣のバーバラ婦人はとっても素敵な人!
    「バーバラ婦人は、今までの人生でもっとも幸せだったのって、いつですか?」
    「今に決まってるじゃない!」
    あー!素敵だなぁ。こんなおばあちゃんになるの、理想ですよね。
    バーバラ婦人と付き合っていくうちに、鳩子も「縁のある者同士が、助け合って補い合っていれば、たとえ血の繋がった家族とはうまくいかなくても、誰かがどこかでサポートしてくれているのかもしれない」と思えるようになってくる。
    後半の主要人物のモリカゲさんの言葉にもグッときました。「後悔しないなんてありえないんです。失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいい。誰かにおんぶしてもらったなら、今度は誰かをおんぶしてあげればいい」

    全編を通して、舞台である鎌倉らしい優しくてふんわりした、だけどその中に凛とした雰囲気が漂っていて、ずっとこの物語の中にいたい!物語が終わらないでほしい!って思える作品でした。

  • 鎌倉を舞台に、文具店を継いで代書屋となる若い女性。
    書くことが難しい手紙を、よく話を聞いて代わりに書いて出すという。
    あたたかい気持ちになれる優しい物語です。

    雨宮鳩子は厳しい祖母に育てられ、しつけというより修行のような独特な教育に反発して、家を出ていました。
    祖母が亡くなり、なりゆきで文具店と代書屋を継ぐことに。
    たいてい「ポッポちゃん」とかわいく呼ばれていますが、高校の頃は反抗期でガングロだったという激しいものも秘めています。
    隣の洋館で暮らす女性は皆に「バーバラ婦人」と呼ばれていたり、近所に住む初老の堂々とした男性は「男爵」、ポッポちゃんになつく女の子は「QPちゃん」など、可愛らしいネーミングで柔らかな雰囲気が溢れ、癒やされます。

    依頼される手紙の内容はじつに様々で、お悔やみの手紙や、離婚の報告をする手紙、結ばれなかった初恋の人に元気だということだけを伝えたい手紙、借金を断る手紙、なくなった夫からの手紙を待っている老婦人に送る天国からの手紙など。
    事情を汲み取って、依頼人の心をほぐし、手紙の目的を達成する‥
    そのためには、身を清め、便箋の紙質や筆記具の種類、字体などもよく考えて書くのです。
    ポッポちゃん(この呼び方がおかしくない雰囲気の娘さんだと思われるのですが)、じつは凄腕!
    この凝りようと専門知識も面白く、メールでなくプリンター印刷でもない手書きの手紙というのは良いものだなという素直な感想をいだきました。

    美しい四季の移ろいと古風な暮らし、美味しい食べ物、身近な人との親しさが深まっていく楽しさ。
    心に頑なな屈託を抱えた鳩子自身が少しずつ落ち着いてきたある日、祖母が文通していた異国に住む女性から、手紙が届けられ‥?

    すべてが丁寧で優しく、人の暖かさに包まれるよう。
    うまくいかないこともある、苦しみがないわけではないけれども、必ずその先になんらかの方向性は見える。
    それが自然に現れる感じがとても素敵な物語でした。

    NHKのドラマ化も、上手く行っていましたね。
    続編の「キラキラ共和国」もよかったです☆

  • 食わず嫌いならぬ読まず嫌いだった小川糸さん。最近フォローしているレビュアーさん方で小川作品のレビューをちょこちょこ見かけるので興味を持ち始めた。
    取り敢えず一番有名なこちらの作品を読むことにした。

    鎌倉を舞台に、古い文具店を営む傍ら代書屋をしているポッポこと鳩子の日々を描く。
    代書屋というと、映画『セントラル・ステーション』のような、時代的経済的に教育を受けられずに文字の読み書きが出来ない方のために手紙を書く仕事かと思ったら、自分では書きづらい或いは何と書けば良いのか途方に暮れてしまうような内容の手紙を書く仕事だった。
    今時手紙?と疑問のまま読み進める。
    祖母から仕事を引き継いだ鳩子だが、文具店の営業はともかく代書屋の仕事は引きも切らない。

    ペットの猿の死去に対するお悔やみ状。
    離婚報告。
    元交際相手へ自分が元気にしていることを伝える手紙。
    借金の断り状。
    天国の父から余命僅かな母へのラブレター。
    絶縁状。等々。

    現代ならではの、生まれつき読み書きが苦手な依頼人も出てくる。彼女の涙を見て、鳩子が初めて字のきれい汚いが人間そのものを表すのではないことを知るシーンは良かった。

    ただ現実的にこういう商売が成り立つのかと穿った見方をついついしてしまう。しかしいくら鳩子が一人暮らしとは言え毎食のように外食したりお茶に拘る余裕がある。よほど代書の稼ぎは良いのか。先代の祖母からの付き合いの客もいるようで、代書屋に頼むと難しい依頼も上手くいくと評判のようだ。
    ファンタジーとして読めば良いのか、パラレルワールド物として読めば良いのか迷いつつ読み進める。
    隣人のバーバラ婦人にはたくさんのボーイフレンドがいてたくさんの贈り物に囲まれていて、男爵と呼ばれる強引な熟年男性は食事をご馳走してくれる。
    何となく浮世離れした世界のようで苦手な部類かな、と思っていたら、鳩子の意外な過去が明らかになる。

    祖母の心の葛藤も分かって、ようやく人間味が出て来てホッとする。
    最終章のQPちゃんとの交流は唐突な気がするが可愛らしかった。

    全体的には丁寧でおしゃれな暮らし感が苦手だったり、時折出てくるわざとらしい表現が微妙だったりしたが、手紙をここまで丁寧に依頼人と相手を思って書くという作業は新鮮だった。人によってはそんなにされるのは逆に重いと感じそうだが。

  • 本作の登場人物やストーリーの概要は既に「キラキラ共和国」で理解しているため、今回はその登場人物たちの出会いについて、遡って理解を深めたという感じ。なので、復習編のような感覚が否めない。

    そして、そして、それより、何より、またしても見開きページの「鎌倉案内図」を発見した!『キラキラ共和国』の案内図と見比べながら、今回『ツバキ文具店』で登場するお店、お寺、ポッポちゃんの行動軌跡を前回同様にチェックした。

    鎌倉の七福神巡りとは、調べるところでは、布袋様の浄智寺、弁天様の鶴屋八幡宮、毘沙門天様の寶戒寺、寿老人様の妙隆寺、えびす様の本覚寺、大黒様の長谷寺、福禄寿様の御霊神社のようである。
    本作では、バーバラ婦人、パンティー、男爵そして鳩子で旧暦正月に浄智寺から建長寺を抜けて田園ハイキングコースを通り寳戒寺までを参拝するが、天候によりここで途中解散となる。そして、このコースを例の「案内図」でたどり自分も行った気になることができる。

    そして、今回も(本当は逆ではあるが)、要所要所に手書きの手紙が入っている。きれいな文字で書かれていて、タイピングが主流の現代においては、趣があり、文字を見ているだけでも、丁寧さと素朴さに心の波が、穏やかになっていく。
    私の書道始めは5歳の幼稚園に入る頃であったと記憶している。昔の写真に同幼稚園の時のお友達と一緒に書道教室でお稽古をしている写真があるので、既に5歳の時はお稽古を始めていた。ただ、中学に入る時に辞めてしまった。ずっと習っていれば今頃はもう少しマシな字を書くことができなのかもしれないと思うと、せっかく習わせてもらえる機会があったのにもったいないことをしたと、今頃になって残念に思う。

    さて、ここで本作で登場した依頼者とその内容について、記憶のために整理をしたい。
    マダムカルピスからの権之助さんへのお悔やみ状、こけしちゃんから先生への恋文、元夫からお世話になった皆さんへの離婚報告、園田薫さんからの幼なじみへの普通の手紙、男爵からの謝罪状、カレンさんから義母へのお誕生日メッセージカード、白川清太郎さんから亡き父からから母への手紙、匿名さんからの絶縁状、同級生の舞ちゃんからのお茶の先生に宛てた絶縁状。

    依頼者以外の登場で、心ときめく出会いは、なんと言っても、最後のQPちゃんの登場である。『キラキラ』では、いきなり鳩子は、QPちゃんと家族になっていたので、どんな経緯で家族になったのか、守景鳩子になったのかがわかるチャプターに入ったときは、『おお、やっと登場しましたね。』と、思わず呟いていた。そして、鳩子とQPちゃんとモリカゲさんの馴れ初めをしっかりと理解するぞモードで、ページをめくる。

    加えて、感情的になったところはアンニョロ(ニョロ)が、運んできた先代とニョロの母・静子さんとの文通の先代の鳩子への想いが綴られていたてがみである。この時、鳩子との意思疎通に立ちはだかる大きな壁が見えたようで、先代のご存命の間に崩すことができなかったことに対し、哀しい気持ちでいっぱいになる。

    続本から読んでしまったので、ある程度のストーリーがわかっていると点では、『キラキラ』の方が心温まる感が強かったし、ドキドキ感謝があったが、安心して読めるので、逆読みもいいかもと思った。

    追伸: パンティーと縁を繋ぐきっかけとなったポストが赤く表紙に描かれている。こんなちょっとしたことでも、読む前と読み終えた後の違いを感じることができ、嬉しくなるものだ。

  • ふと去年の今頃は転職を決めて引き継ぎをしていたなぁなんてことを思い出しました
    あのときはまさかこんなに時間ができてこんなに濃密な読書生活を送ることになるとは思ってもいませんでした
    前職は毎日のように午前様で泊まりがけも頻繁にあり、年間の休日も両手に満たないという超絶ブラックでそれこそ本を読むヒマなんて全くありませんでした(仕事に必要な専門書の類いは別)
    家族の心配も省みず何年もそんな生活を続けていましたがついに2020年の暮に倒れてしまいました
    それでもどうしても自分でないとわからない案件があり激痛に耐えながら出社した自分を待っていたのは社長の説教でした

    「体調管理もできないのか!会社に迷惑かけやがって!」

    そのまま年末年始休暇に突入し、年明けの仕事始めに辞表を持って出社しました

    あの辞表が人生の分かれ道『ツマリ分岐点』だったんだなあ(ダジャレ感強め)

    さて『ツバキ文具店』です

    代筆屋という様々な事情を抱えた人に代わって思いを込めて手紙を代筆することを生業とする女性の物語でした

    冒頭なぜそんなことを思ったかというと、辞表って手紙に含まれるのかな?って思ったからです
    やっぱ含まれないか?
    でも本当に初めてに近いくらいに便箋を使い、丁寧に字を書き封筒に入れたのでポッポちゃんに頼めば代筆してくれたのではないかと思います
    自分では思いを込めたつもりでしたが思いっきり定型文だったこともありそれも結構軽く扱われました
    やっぱりポッポちゃんにもうぐうの音も出ないようなすんごいの頼んで叩きつけてやれば良かったなあ(無理です)

    • 土瓶さん
      「ツマリ分岐点」……。
      映画で見た「ちょっと今から仕事やめてくる」を思い出しました。
      お体だいじにです。
      「ツマリ分岐点」……。
      映画で見た「ちょっと今から仕事やめてくる」を思い出しました。
      お体だいじにです。
      2022/01/30
    • ひまわりめろんさん
      土瓶さんこんばんは
      ご心配ありがとうございます
      今は全く問題ないです
      辞表が受理された瞬間治りました(実話w)

      そして「ツマリ」はカタカナ...
      土瓶さんこんばんは
      ご心配ありがとうございます
      今は全く問題ないです
      辞表が受理された瞬間治りました(実話w)

      そして「ツマリ」はカタカナにするかひらがなにするかかなり悩みました(どうでもいい)
      2022/01/30
  • 主人公の鳩子は、他人の代わりに、その人になりきって手紙をしたためる代書屋さん。
    鎌倉を舞台に鳩子の日常を描くほんわかとした物語。

    そうか、先代は物語の最初から亡くなっていたのか…
    この小説で生きた先代に会えることを期待してたのだが
    、残念。

    鎌倉といえば、「東京から近いのに全然空気が違う」街のイメージがある。おしゃれで、閑静で、歴史的な密度と強い怨念が残るまち…
    そんな濃い〜い空気が感じられて、まるで小旅行している気分になれます。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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