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本 ・本 (148ページ) / ISBN・EAN: 9784344029545
感想・レビュー・書評
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建物が好きで「渡辺篤史の建もの探訪」をよく見るが、感心する物件はあっても、自分がそこに住みたいとは思わないことが結構ある。それは、間取りだったり、外からの視線だったり、機能性だったりと理由は様々だが、要は暮らしづらそう。建築家へ丸投げ=建築家の趣味としか思えないような物件もチラホラ。まあ、住んでいる人が幸せなら、他人がどうこう言う話ではないのだが。
さて本書では、大手ハウスメーカーなどの儲けのからくりを解説しながら、顧客本位で設計する会社をウリに立ち上げたフリーダムアーキテクツデザイン株式会社の紹介がメインとなる。資金計画や土地探し、建築デザイン提案、建築費用の低価格化と品質保証、アフターケアなど、建築のよろず相談所を目指している。
実際に請け負った建物写真とデザイン図、建築費用などが掲載されており、わかりやすい。
資金に余裕があればケース1、少し厳しい方にはケース4などがお勧めです。
マイホームは一生の買い物、後で後悔しないよう業者選びも含めいろいろと勉強しておくべきですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正直、自社の宣伝をしている雰囲気は否めないものの、家づくりの方法論として、ハウスメーカーや工務店の利点と欠点を適切に評価しつつ、住宅に特化した設計事務所の必要性を解いている。
これから住宅建築を検討している人はもちろん、住宅建築に携わる人にも興味を持ってもらえる内容だが、個人的には図書館の貸出で読む程度が適当と感じる。
鐘撞正也の作品





