人生を祝福する「老い」のレッスン

  • 幻冬舎 (2016年8月25日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029880

感想・レビュー・書評

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  • 1章 老いをポジティブに受け止める
    1 老いの中には次世代への宝が眠っている
    心の渇きを癒やすこと
    誰もが老人ホームに入る必要はない
    老いを認める勇気を持つ
    年齢を重ねることはプラスと考える
    愛は手放すことで得られる
    手放すことで自由になれる
    喜びから精神的なエネルギーが生じる
    小さな親切を積み重ねる
    希望を持って前向きに生きる
    相手の話は心で聴く
    2 心の渇きを癒やすこと
    精神的なニーズを満たす
    人間は神秘的な生き物
    人生に失敗はない
    ありのままの自分を受け入れる
    いつまでも驚きを忘れずに
    身近な方との信頼閲係を育てること
    3 あなたの知恵を周囲の方々に伝えてください
    一人ひとりが異なった存在である
    開かれた心が精神性を高める
    私たちは全員旅人である
    遊び心や謙虚な心を大切に
    「生きた沈黙」を育てましょう
    4 老いをポジティプに受け止める
    老いじたくに脅威を与えるものとは/リストラや大切な人の死/手遅れになる前に老いじたくを始めよう
    最期でお手上げの状態にならないように
    老いとは精神の完成に向かって進むこと
    痛くなるまで愛しなさい
    勇気と正直さを持って一歩前へ
    ゆるす心を持つこと
    怒りで周りを傷つけない
    心を乱すものに惑わされない
    死は誰にも平等に訪れる
    死を意織すると穏やかになれ
    2章 穏やかに老いる
    1 年をとることに定義はない
    アニッチャ・アニッチャ(すべては過ぎ去っていく)
    空のコップは可能性に満ちている
    年はとるのではなく、迎えなさい
    与えられた時間の神秘
    自分でできることは進んで自分でする
    2 穏やかに年をとるにはどうすればよいか
    身体の衰えを遅らせ、心とのパランスを大切に
    NGOやNPOに参加してみる
    自分の殻を破って新しい世界に踏み出す
    この瞬間が一番良い瞬問
    3 本来の自分、良い自分を取り戻す
    はみ出た自分をそぎ落とす
    自分の生き方や価値観を大切に
    夏休みやお盆は本来の自分に出会うとき
    老いと記憶力
    年齢を重ねても記憶力は伸びる
    4 年配者の役割を自党すること
    次世代を担う方々の相談相手に
    優しく役に立つ人になる
    感謝の気持ちを次世代に伝える
    3章 寿命100歳の時代を生きる
    1 ストレスこそ老いの大敵
    100歳になっても働く
    あなたの大切な人のストレスにはこう対処
    ストレスにはいろいろな原因がある
    ストレス解消には逃げる勇気も必要
    2 自分の健康は自分で守る
    自分の健康は自分で守る
    かかりつけ医はあなたのすべてを知っている
    規則正しい生活と眠ることの大切さ
    短い時間を利用した体操の有効性
    東洋の知恵を健康増進に生かす
    微笑みや笑いも良い薬になる
    3 いくつになっても目標を持とう
    新しいことを始めよう
    音楽が人間を若返らせる
    失敗を気にしている時間はない
    創造力や想像力は使わないと鎖びていく
    若い人と接すること
    優しい人の所に人が集まる
    4 宗教心と長生きの関係とは
    宗教心と緊張感を持って生きる
    宗教心が健康に及ぼす影響
    広がる社会的ネットワーク
    毎日、自分自身に問いかけてみる
    精神的に弱くなっていないか
    5 病と仲良くする
    「病」が示す真理とは
    年齢に関係なく自分が幸せになっていく道を探すこと
    突然分かることの意味
    4章 年齢を重ねても前を向いて生きる
    1 あなた自身を大切にしてください
    年齢を重ねることは贈り物
    できないと考えるのはやめる
    愛情を表現する方法
    笑い声と笑顔の周りに人が集まる
    手紙を粗末にしないこと
    誰もが心からほめられたいと思っている
    2 相手の負担にならない心遣い
    一人になること。一人にしてあげること
    「ありがとう」のひと言を大切に
    厳しい言葉は微笑みながら話す
    透明さ、寛大さ、ゆるすこ
    3 掛け替えのない人を大切にしていますか
    スキンシップを大切にしていますか
    大切な人に自分の気持ちを伝えていますか
    問題を分かち合える相手がいますか
    身近な人と共有できる何かがありますか
    4 周囲の人にいつも気を遣わせていませんか
    微笑みを忘れないようにしていますか
    間違いを素直に認めることができますか
    相手がしてほしいことが分かっていますか
    相手に敬意を払っていますか
    周囲の方々に心を開いていますか
    5 リフレッシュの大切さを忘れていませんか
    プレゼントで驚かせよう
    夫婦で休みを取っていますか
    おしゃれを忘れていませんか
    将来について話し合っていますか
    身近な人と意見交換していますか
    大切な体験をもう一度分かち合えますか
    新しいことに挑戦していますか
    5章 老いと楽しくつきあう
    1 年齢をどう受け入れるか
    年齢を否定的に受け入れることのマイナス
    ルーティンワークを大切に
    「怒りの管理」も重要
    「もう70歳」か「まだ70歳か」
    2 人生における満足感とは
    人生に満足感を持つには
    精神的な健康を維持する
    3 愛に包まれた生活をしなさい
    生命力は衰えていくが
    生命エネルギーを無駄にしない
    「無私の愛」に包まれた生活を
    尊敬の気持ちを忘れない
    4 介護するとき、されるとき
    介護には「ゆるし」と寛大さが必要
    プライドを捨て「おりる」ことも大事
    「憐れみ」の心で相手を優しく包む
    おおらかな気持ちで接
    5 生活の質をあげる老い方
    クオリティ・オブ・ライフ
    自己訓練から生まれる独創性
    うまく相手に伝える意欲を持つ
    なぜそうするか。誰にも理由がある
    失敗しても責めたり怒鳴ったりしない

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著者プロフィール

イエズス会司祭。1946年、インドのダールワール生まれ。ボンベイ大学医学部卒(細菌学)。68年、イエズス会に入会。74年に来日。79年、東京・麹町の聖イグナチオ教会で司祭に叙階される。80年、上智大学神学部卒業後、山口県岩国教会の助任司祭。81年、米国にて第三修練。82年、聖イグナチオ教会で助任司祭。90年、カリフォルニア大学クリエイション・スピリチュアリティ修士。98年、ジョージア大学老年学修士。2004年、カトリック六甲教会で助任司祭。現在、聖母病院と聖母ホームにてチャプレンとして患者の心のケアを行っている。著書に『神様は私たちと共にいる』(ドン・ボスコ社)、『そよ風のように生きる─旅ゆくあなたへ』、『やさしさの愛につつまれて』(以上、女子パウロ会)がある。

「2013年 『人生を祝福する「老い」のレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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