- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344030589
感想・レビュー・書評
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理論物理学者の佐治晴夫氏の本。NASAのボイジャー計画にも関与した人らしいが、本書はそう難しくなく、宇宙研究から学び得たことを分かりやすくエッセイ風にまとめたもの。
一つの共通していると感じたところは、何事にも、繋がりがあるように、思えたことである。それは著者自身が研究を続けた宇宙に対してもそうであり、途中で引用している古典の名著やにしてもそうであろう。
また昨今の異常気象について、人間の目線からしか考えられないが、それは地球の自己治癒力の表れという視点も、これから生きていく中で、必要な発想であろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
対立する前に共通項を探す
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自分の顔は見ることができない、鏡の中の自分は左右反対だし…
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僕がこの本に出会ったのは金子みすゞさん経由でした。偶然、立ち寄った當麻寺のお土産屋さんから広がった不思議な縁で、僕は金子みすゞ、ふさえさん、矢崎節夫し、そして佐治先生に出逢うという。とても贅沢ない出会いをしました。因みに僕がこの出会いへと繋がる興味関心は自身の頭の中で起こったビッグバン(脳内出血)にあります。入院中はなぜこんなことに。と色々思うところがありましたが、今となっては必然の出来事でビッグバンを経験して良かった。と言う感想です。この出会いから始まった新たな旅が何処まで到達するのか?全くわかりませんが、楽しみでしょうがありません。
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理論宇宙物理学者の視点からのエッセイ。
科学的でもあり情緒的でもある文章は読んでいて不思議とホッとします。