宇宙が教える人生の方程式

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344030589

感想・レビュー・書評

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  • 理論物理学者の佐治晴夫氏の本。NASAのボイジャー計画にも関与した人らしいが、本書はそう難しくなく、宇宙研究から学び得たことを分かりやすくエッセイ風にまとめたもの。
    一つの共通していると感じたところは、何事にも、繋がりがあるように、思えたことである。それは著者自身が研究を続けた宇宙に対してもそうであり、途中で引用している古典の名著やにしてもそうであろう。
    また昨今の異常気象について、人間の目線からしか考えられないが、それは地球の自己治癒力の表れという視点も、これから生きていく中で、必要な発想であろう。

  • 対立する前に共通項を探す

  • 自分の顔は見ることができない、鏡の中の自分は左右反対だし…

  • 僕がこの本に出会ったのは金子みすゞさん経由でした。偶然、立ち寄った當麻寺のお土産屋さんから広がった不思議な縁で、僕は金子みすゞ、ふさえさん、矢崎節夫し、そして佐治先生に出逢うという。とても贅沢ない出会いをしました。因みに僕がこの出会いへと繋がる興味関心は自身の頭の中で起こったビッグバン(脳内出血)にあります。入院中はなぜこんなことに。と色々思うところがありましたが、今となっては必然の出来事でビッグバンを経験して良かった。と言う感想です。この出会いから始まった新たな旅が何処まで到達するのか?全くわかりませんが、楽しみでしょうがありません。

  • 理論宇宙物理学者の視点からのエッセイ。

    科学的でもあり情緒的でもある文章は読んでいて不思議とホッとします。

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著者プロフィール

1935年東京生まれ。理学博士。鈴鹿短期大学名誉学長。日本文藝家協会会員。大阪音楽大学大学院客員教授。元NASA客員研究員。東大物性研究所、玉川大学、県立宮城大学教授などを経て、2004年から2013年まで鈴鹿短期大学学長。量子論に基づく宇宙創生理論「ゆらぎ」研究の第一人者。NASAのボイジャー計画、“E.T.(地球外生命体)”探査にも関与。また、宇宙研究の成果を平和教育のひとつとして位置づけるリベラル・アーツ教育の実践を行ない、その一環としてピアノ、パイプオルガンを自ら弾いて、全国の学校で特別授業を続けている。主な著書に『宇宙の不思議』(PHP研究所)、『夢みる科学』(玉川大学出版部)、『二十世紀の忘れもの』(松岡正剛との共著/雲母書房)、『「わかる」ことは「かわる」こと』(養老孟司との共著/河出書房新社)、『からだは星からできている』『女性を宇宙は最初につくった』『14歳のための物理学』『14歳のための時間論』(以上春秋社)、『THE ANSWERS すべての答えは宇宙にある!』(マガジンハウス)など。

「2015年 『量子は、不確定性原理のゆりかごで、宇宙の夢をみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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