だから政治家になった。矛盾だらけの世の中で正論を叫ぶ

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344030596

感想・レビュー・書評

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  • 私の小選挙区から選出された国会議員の著。昨秋の衆院選では私もボランティア活動に参加して応援した。柔道で鍛えたがっちりした手による力強い握手が印象的。まずは候補者の弁を知らねばと思って手に取った。

    自身の半生を語った前半部はおもしろく読んだ。著者は貧しい家庭の出身で、「幼いころは、貧困と暴力に耐える生活」(P.4)だった。

    だが、ありがちなストーリーに、政治家になった経緯と紋切型の動機。また、ロボット云々を論じて対策を述べた後半部は地に足のつかない印象も否めない。

    でも考えてみれば、政治家なんて誰もが胡散臭い。ならばキッチュを背負い込めることはその人の才能なのではないか。そして何よりフットワークの軽さ。著者はどれだけ可能性が少なくても、ゼロでない限り計算なしにそこへと跳び込んでいく。著者の美点はどれも私にないものばかりでふと羨ましくなる。

    もう一つの難点(難癖?)は、今、いかに清廉潔白な人間も、これから腐敗していかない可能性なんてない。ハングリー精神を糧に上に行った人間が、志を見失ったり横に逸れたりしたなんていうエピソードは、それこそあふれんばかりにありふれている。

    だがその時が来るまで私は彼を応援する。一票を託された主権者として、著者の選挙区にいられる好運を思う。

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