リーダーの教養書 (News Picks Book)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031074

感想・レビュー・書評

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  • 本書はその分野において参考とするべき本を紹介した「本のガイドブック」だ。
    題名には「リーダーの」と書かれているが、その分野を勉強してみようと思う人にとっては、誰にでも参考になる本が紹介されていると思う。
    【歴史】【経営】【リーダーシップ】【日本近現代史】【コンピュータサイエンス】【経済学】【進化生物学】【数学】【医学】【哲学】【宗教】の11分野114冊(帯などでは130冊と書いてあるが、上下巻などを1冊とすれば114冊)の本が紹介されているが、自分が読んだことがある本は6冊しかなかった。しかし、その6冊についてはいずれも納得のいく選書であったので、他の選書についても間違いはないのだろう。

    この本の良いところは、1人選者が11分野の本を紹介するのではなく、その分野の専門家がそれぞれのおすすめ本を紹介しているところだ。
    専門家の本の紹介はそれぞれ説得力がある。やはり、どうしても一人の人間が薦める本というのは偏りができてしまうし、誰にでも不得意な分野があるはずだから、この本のように1人1分野の紹介という形式は非常に良いと思う。

    自分としては、全く門外漢の分野である数学、哲学や宗教の分野で読んでみたいなと思った本が結構あった。

    以下、分野ごとに選者のプロフィールと紹介された本の一覧を作ってみたので参考まで。

    【歴史】
    選者―出口治明
    (実業家。ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO)
      ・ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』
      ・イマニュエル・ウォーラーステイン『近代世界システム(1・2)』
      ・フェルナン・ブローデル『地中海』
      ・アントニー・ビーヴァー『第二次世界大戦1939-45(上・中・下)』
      ・半藤一利『昭和史』
      ・ヘロドトス『歴史』
      ・司馬遷『史記列伝』
      ・チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』
      ・ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(上・下)』
      ・更科 功『宇宙からいかにヒトは生まれたか: 偶然と必然の138億年史』
      ・永川玲二『アンダルシーア風土記』
      ・中村愿、 安野光雅『三國志逍遙』

    【経営】
    選者―楠木建
    (経営学者。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。専攻は競争戦略)
      ・イアン・カーショー『ヒトラー(上・下)』
      ・サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ『スターリン―赤い皇帝と廷臣たち(上・下)』
      ・若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ』
      ・サマセット・モーム『サミング・アップ』
      ・アダム・スミス『道徳感情論』
      ・トクヴィル『アメリカのデモクラシー』
      ・エドマンド・バーク『フランス革命の省察』
      ・井原西鶴『日本永代蔵』
      ・ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』
      ・石原 莞爾『最終戦争論』
      ・『古事記』

    【経済学】
    選者―大竹文雄
    (経済学者。大阪大学教授、社会経済研究所教授。専門は労働経済学、行動経済学)
      ・ダン・アリエリー『予想どおりに不合理』
      ・ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー(上・下)』
      ・センディル・ムッライナタン、エルダー・シャフィール『いつも「時間がない」あなたに』
      ・ウリ・ニーズィー、ジョン・A・リスト『その問題、経済学で解決できます。』
      ・鈴木 亘『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』
      ・坂井豊貴『多数決を疑う』
      ・齊藤誠『経済学私小説〈定常〉の中の豊かさ』
      ・レイ・フィスマン、ティム・サリバン『意外と会社は合理的』
      ・ルイジ・ジンガレス『人びとのための資本主義』
      ・鶴光太郎『人材覚醒経済』
      
    【リーダーシップ】
    選者―岡島悦子
    (経営チーム強化コンサルタント。ヘッドハンター、リーダー育成のプロ)
      ・ジョン・P・コッター『企業変革力』
      ・野田智義、金井壽宏『リーダーシップの旅』
      ・ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2』
      ・ラム・チャラン『徹底のリーダーシップ』
      ・冨山和彦『結果を出すリーダーはみな非情である』
      ・内村鑑三『後世への最大遺物』
      ・クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレン・ディロン『イノベーション・オブ・ライフ』
      ・リンダ・A・ヒル『ハーバード流 逆転のリーダーシップ』
      ・ラズロ・ボック『ワーク・ルールズ!』
      ・リンダ・グラットン『ライフ・シフト』
      
    【日本近現代史】
    選者―猪瀬直樹
    (作家、元政治家。地方分権改革推進委員会委員、日本文明研究所所長、元東京都知事)
      ・司馬遼太郎『坂の上の雲』
      ・石光真清『城下の人』
      ・『橋川文三著作集』
      ・参謀本部編『杉山メモ(上・下)』
      ・菊池寛『話の屑篭と半自叙伝』
      ・松本清張『半生の記』
      ・小島信夫『抱擁家族』
      ・大宅壮一『無思想の思想』
      ・柳田國男『明治大正史 世相篇』
      ・三島由紀夫『金閣寺』
      ・三島由紀夫『鏡子の家』

    【進化生物学】
    選者―長谷川眞里子
    (人類学者。総合研究大学院大学学長・教授、国家公安委員会委員。専門は行動生態学、自然人類学) 
      ・カール・ジンマー、ダグラス・J・エムレン『進化の教科書』
      ・マット・リドレー『進化は万能である』
      ・サイモン・レヴィン『持続不可能性―環境保全のための複雑系理論入門』
      ・フレッド・ピアス『外来種は本当に悪者か?』
      ・ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄(上・下)』
      ・ジャレド・ダイアモンド『文明崩壊(上・下)』
      ・ジャレド・ダイアモンド『昨日までの世界(上・下)』
      ・スティーブン・ピンカー『言語を生み出す本能(上・下)』
      ・スティーブン・ピンカー『暴力の人類史(上・下)』
      ・海部陽介『人類がたどってきた道』
      ・イタイ・ヤナイ、マルティン・レルヒャー『遺伝子の社会』

    【コンピュータサイエンス】
    選者―中島聡
    (コンピューター技術者、プログラマー。UIEvolution(スクウェア・エニックスの子会社)のチーフソフトウェアアーキテクト) 
      ・ジェフリー・ムーア『キャズム』
      ・ドラッカー『明日を支配するもの 21世紀のマネジメント革命』
      ・ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ』
      ・木下是雄『理科系の作文技術』
      ・リチャード・A・ブリーリー『コーポレート・ファイナンス』
      ・クレイトン・クリステンセン『イノベーションのジレンマ』
      
    【数学】
    選者―森田真生
    (数学をテーマとした著作・講演活動などを行う日本の独立研究者) 
      ・スタニスラス・ドゥアンヌ『数覚とは何か?心が数を創り、操る仕組み』
      ・斎藤憲『ユークリッド「原論」とは何か』
      ・ジョセフ・メイザー『数学記号の誕生』
      ・アミーア・アレクサンダー『無限小 世界を変えた数学の危険思想』
      ・ジョージ・ダイソン『チューリングの大聖堂 コンピューターの創造とデジタル世界の到来』
      ・アポストロス・ドクシアディス、クリストス・パパディミトリウ『ロジ・コミックス:ラッセルとめぐる論理哲学入門』
      ・伊達宗行『「数」の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか』
      ・マーカス・デュ・ソートイ『素数の音楽』
      ・ティモシー・ガワーズ『プリンストン数学大全』
      ・高瀬正仁『岡潔 数学の詩人』

    【医学】
    選者―大室正志
    (大室産業医事務所代表。産業医科大学医学部医学科卒業。専門は産業医学実務) 
      ・ダニエル・E・リーバーマン『人体600万年史』
      ・フランク・ライアン『破壊する創造者』
      ・多田富雄『免疫の意味論』
      ・櫻井武『睡眠の科学』
      ・名郷直樹『「健康第一」は間違っている』
      ・岩田健太郎『ワクチンは怖くない』
      ・サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』
      ・斎藤環『承認をめぐる病』
      ・ジェローム・グループマン『決められない患者たち』
      ・森健『脳にいい本だけを読みなさい』
      ・アトゥール・ガワンデ『死すべき定め』

    【哲学】
    選者―岡本裕一朗
    (哲学・倫理学者。玉川大学教授)
      ・プラトン『ソクラテスの弁明』
      ・デカルト『方法序説』
      ・パスカル『パンセ』
      ・ニーチェ『道徳の系譜学』
      ・W・ジェイムズ『プラグマティズム』
      ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
      ・ホルクハイマー、アドルノ『啓蒙の弁証法』
      ・ミシェル・フーコー『監獄の誕生』
      ・ジョン・R・サール『MiND マインド 心の哲学』
      ・トマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと?』
      ・ハリー・G・フランクファート『ウンコな議論』
      ・ユルゲン・ハーバーマス『人間の将来とバイオエシックス』

    【宗教】
    選者―上田紀行
    (文化人類学者。東京工業大学教授)
      ・島薗 進『宗教ってなんだろう?』
      ・阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』
      ・末木文美士『日本宗教史』
      ・鈴木大拙『日本的霊性』
      ・丸山真男『日本の思想』
      ・鈴木崇巨『1年で聖書を読破する。』
      ・マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
      ・ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』
      ・ダライ・ラマ14世『思いやり』
      ・小池龍之介『煩悩リセット稽古帖』

  • 歴史、経済学、進化生物学、医学、哲学など10種類のジャンルから各著名人が推薦書を紹介している。推薦書の数は120冊あり、紹介文も簡潔で楽しく読める。既読の本もいくつかあったが、興味を引かれた本の数はそれ以上。10種類のジャンルの中で読みたい本は歴史と哲学の本が多かったので、自分が読みたくなる本のジャンルが変化していると実感した。気になった27冊の推薦書を少しずつ読んでいきたい。

  • 「教養」とは人が他者に強制されず、自分自身でつくりあげていく独自の「価値基準」を持っているということ

    楠木さんの一番最初のコメントが一番印象に残った。
    「自由の技術」,言い換えれば「リベラルアーツ」ということになる。
    そうした意味では次の出口さんの「自らの選択肢を増やしてくれるもの」という定義もしっくりくる。

    なお現在
    ・半藤一利「昭和史」
    ・ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」
    ・エドマンド・バーク「フランス革命の省察」
    ・齊藤誠「経済学私小説 <定常>の中の豊かさ」
    ・リンダ・グラットン「ライフ・シフト」
    ・アポストロス・ドクシアディス「ロジ・コミックス」
    ・斎藤環「承認をめぐる病」
    ・デカルト「方法序説」
    を読みました。

  • 出口治明氏、楠木建氏をはじめ、歴史、経済、IT、医学、宗教など様々な分野の専門家が、その分野の教養書を挙げ解説している。教養の重要性の説明が簡潔明瞭で、実際に推薦されている本も今まで知らなかったものが多く、興味深く読み進められた。今後、何冊かは読んでみたいと思う。

    「勝負に勝ち続けて、世の中をリードし、何か偉大なものを残せる人間は、「普遍的なもの」を自分の中に持っている。「普遍」のストックを自分の中に多く備えていれば、それと時代性を掛け合わせることにより、無数のアイデアが湧いてくる。しかも、普遍に基づいたものは、人間の本質に根ざしているだけに、持続性と爆発力のあるアイデアであることが多い」p6
    「ハウツーを記した、似たような内容のビジネス書を読み続けても、それは、一瞬の気晴らしになるだけで、あなたの「知の土壌」を豊にはしない」p7
    「マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾスといった米国のトップ起業家は、歴史、科学、文学に精通した教養人だ」p7
    「豊かな教養を持つのは、頭の中に多くのブレーンを抱えているようなものだ」p7
    「自分の言葉で対象をつかみ、自分の頭で考えることができない人ほど、目先の現象だけですぐに大騒ぎをする」p20
    「リーダーが経営判断をしないといけないときは、実はそれほど多くないのです。しょっちゅう経営判断をしているようにみんな思っているようですが、基本的には何かが起きたときに、わからないことを決めるのがリーダーの役割です」p22
    「(大東亜戦争での敗戦)当時の日本の状況についてもよく言われることですが、「精神論だから負けた」というのが一般的な理解ですね。ところが実際はそうではない。因果関係が逆なのです。精神論があるから負けたのではなく、負けが込むうちに精神論になってくるんですね」p26
    「未来のことがわからない以上、僕たちに残された教材は歴史の中にしかない。そして、人類はこれまでに膨大な数の歴史を蓄積してきたのだから、そうした「パターン」の中から示唆を得ることは多分に可能だろう。歴史は、おそらく、いくら勉強しても決して飽きることがないケーススタディの宝庫である」p43
    「ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』」p44
    「イアン・カーショー『ヒトラー(上下)』」p61
    「サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ『スターリンー赤い皇帝と廷臣たち(上下)』」p61
    「アダム・スミス『道徳感情論』」p64
    「鈴木亘『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』」p80
    「「生まれながらのリーダー」など存在せず、リーダーとはあくまでも「なるもの」なのだ。例えば、社長になろうとして社長という「地位」につくことは可能だろうが、それがそのままリーダーであるというわけではない。リーダーとは、結果的に「なっているもの」あるいは「なってしまっているもの」である。かつ、リーダーになることそれ自体が「目的」であってはならない」p93
    「個性ある人間をまとめ、組織して事業を行なっていく上で、人間に興味のないリーダーにリーダーシップを発揮することは不可能である」p101
    「リーダーを目指す人間にとって、読書は不可欠だ」p103
    「読書に時間もコストもかけない人間は、絶対に出世しないと言い切れる」p103
    「歴史を学ぶ効用としては、「家長」の意識を持てるということがある。「家長」とは、当事者であり、リーダーであり、「責任をとる人間」ということだ。批判するだけであれば楽だが、家長は批判するだけではすまない。ビジネスにおいても、家長である経営者は、自分で提案し、実行し、利益を生み出さないといけない」p104
    「ナショナリズムというのは国民国家ということだ。それを踏まえないと、単なるモダニズムになってしまう」p106
    「石光真清『城下の人』」p107
    「橋川文三著作集」p108
    「人間はやっぱり下積みの生活がないとダメだ」p112
    「「各生物は、何かを行うために進化した」と考える人がいるかもしれないが、これは「進化に目的がある」という典型的な誤解だ。生物の進化は、偶発的に生じた突然変異と、どんな遺伝子がより多く選ばれるか、つまり複製率の差異という二つの要素の結果でしかない。そこに目的や意志は存在せず、その意志なき進化によってこそ強力な繁栄をもたらす。進化生物学者マット・リドレーの言葉を借りれば、まさに「進化は万能」なのである」p120
    「カール・ジンマー、ダグラス・J・エムレン『進化の教科書』」p121
    「ジェフリー・ムーア『キャズム』」p136
    「これまで私は数多くのベンチャービジネスを見てきたが、初期段階でスムーズにユーザーを増やした割に、途中で失速するプロダクトは枚挙にいとまがない。一方、最初はパッとしなくても着実にユーザー数を増やし、いつの間にか市場の中心に躍り出ているプロダクトもある。これらを分けるのは「キャズム」に関する意識の差に他ならない」p136

  • マイクリレーのごとくビジネス書から名著、古典まで独自の観点から選書されていて一気読みしてしまった。またひとつ教養についての気づきがあった。

  • 森田真生さんの本を読了後、もっと読みたくなって探しました。11人の方がお勧めする本を片っ端から読みたくなり、現在探してます!あらゆる分野を網羅するのは大変ですが、全て読んだ後はどんな気持ちになってるんでしょうか…。
    教養が無ければ奴隷になる など、心にグサッとくる言葉が沢山あって、今も私の心を揺さぶります。

  • 本好きな人にとってどんな本を読むのがいいかわからない方には非常に参考になる本である。この本はリーダーシップを養っていくための人間の根幹となる教養を培っていくために必要となる推薦書籍を11名の読書好きの有識者らのお勧めする本の概略を語っているものであり、これからたくさん本を読もうと思っている方にも良いし非常に知的能力を養っていくための参考になる本と言えるでしょう。

  • 教養の無さを痛感したので読んでみた。

    ■教養がなければ「奴隷」になる
    楠木氏:人が他者に強制されず、自分自身でつくりあげていく独自の「価値基準」を持っていること
    出口氏:自らの選択肢を増やしてくれるもの、あるいはワクワクして楽しいもの

    ⇨教養と聞くとどれだけ知識を持っているかだと思っていたが、実際には教養は役に立つかどうかは関係なく、インセンティブが効かない世界だと知った。
    必要に駆られてやっているものは「勉強」であり、自分がやりたいと思って学ぶことが「教養」
    とのこと。
    自分が興味を持ってやった分だけ、教養が高まると考えると、好奇心が最大の武器なのかもしれない。

    ■教養の深さがパターン認識を広げ、判断力を鍛える
    様々な因果関係を包括して抽象化すること。
    歴史を知ることは、過去に起きた事象のパターンを多く知るということ。
    ⇨パターンを多く知ることで話を頭の中でまとめて、「要するに〜」と論理的に話せるようになる。

    本書の中で紹介された本を順番に読んでみる。

  • 日米エリートの差は教養の差だ! 進化生物学、医学、数学などの理系科目から、歴史学、日本近現代史、哲学といった文系分野まで、11の分野で活躍する人たちが「知的筋力」を鍛える骨太の130冊を紹介する。

    これに紹介された本を読んでみようと思う。

  • リーダーの教養書、専門家の書評あり、色々本を読んで改めて勉強をしたくなった
    色々読んで勉強し、経験を通してしっかりと考え、自分の普遍的な価値を作り上げたい

    普遍的なものを、自分の中に持つ
    要するになんなのか

    欲望への反応速度を遅く
    ゆっくり急げ

    最終的には自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を言うために、一生懸命勉強しているのです。

    首尾一貫した人はいない、誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている

    人、本、旅

    したいことと同時に、しないことも考えろ

    一つに絞る

    フランス革命の省察、人間はアホだ

    想像の共同体
    近代世界システムI、II
    地中海、長波、中波、短波、天の時、地の利、人の和
    第二次世界大戦1939-45
    昭和史、半藤
    歴史、ヘロドトス
    1943 世界を変えた大陸間の交換
    サピエンス全史
    宇宙からいかにヒトは生まれたか
    アンダルシーア風土記
    三國志逍遥

    ヒトラー
    スターリン 赤い皇帝と延臣たち
    クアトロラガッツィ
    サミングアップ
    道徳感情論
    アメリカのデモクラシー
    日本永代蔵
    プロフェッショナルマネージャー、ハロルド
    最終戦争論
    古事記

    予想どおりに不合理
    ファスト&スロー
    いつも時間がないあなたに
    その問題、経済学で解決できます。
    経済学者 日本の最貧困地域に挑む
    多数決を疑う
    経済学私小説 定常の中の豊かさ
    意外と会社は合理的
    人びとのための資本主義
    人材覚醒経済

    自分ごと、として読む

    企業変革力
    リーダーシップの旅
    ビジョナリーカンパニー2
    徹底のリーダーシップ
    結果を残すリーダーはみな非情である
    後世への最大遺物
    イノベーションオブライフ
    ハーバード流 逆転のリーダーシップ
    ワークルールズ
    ライフシフト

    坂の上の雲
    城下の人
    橋川文三著作集
    杉山メモ
    話の屑篭と半自叙伝
    半生の記
    抱擁家族
    無思想の思想
    明治大正史 世相篇
    金閣寺
    鏡子の家

    進化の教科書
    進化は万能である
    持続不可能性
    外来種は本当に悪者か?
    銃、病原菌、鉄
    文明崩壊
    昨日までの世界
    言語を生み出す本能
    暴力の人類史
    人類がたどってきた道
    遺伝子の社会

    キャズム
    明日を支配するもの
    スティーブ・ジョブズ
    理科系の作文技術
    コーポレートファイナンス
    イノベーションのジレンマ

    数学とは何か?心が数を創り、操る仕組み
    ユークリッド原論とは何か
    数学記号の誕生
    無限小 世界を変えた数学の危険思想
    チューリングの大聖堂
    ロジコミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門
    数の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか
    素数の音楽
    プリンストン数学大全
    岡潔 数学の詩人

    人体600万年史
    破壊する創造者
    免疫の意味論
    睡眠の科学
    健康第一は間違っている
    ワクチンは怖くない
    代替医療のトリック
    承認をめぐる医療
    決められない患者たち
    脳にいい本だけを読みなさい
    死すべき定め

    ソクラテスの弁明
    方法序説
    パンセ
    道徳の系譜学
    プラグマティズム
    論理哲学論考
    啓蒙の弁証法
    監獄の誕生
    マインド 心の哲学
    哲学ってどんなこと?
    ウンコな議論
    人間の将来とバイオエシック

    自分が何を支えにして、何を原動力にして生きていくか
    内的に自分を動かすものが何かを突き詰める

    宗教ってなんだろう?
    日本人はなぜ無宗教なのか
    日本宗教史
    日本的霊性
    日本の思想
    1年で聖書を読破する
    プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
    宗教の理論
    思いやり
    煩悩リセット稽古帖

    である、より、する、を考える

著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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