一秒宝 「嫌なこと」をやめたら、結果を出す時間が増えていく

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031210

感想・レビュー・書評

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  • 人生に迷っていた若い知人女性が、この本を読んで人生を変えられたとFacebookで紹介していたので、手に取ってみた。

    著者は経営者を始めいくつもの肩書きを持つ方で、その豊富な経験に基づいた内容となっている。

    私自身は、既にリタイアしている年齢なので多くは既知のものであったが、いくつかは忘れかけていた事を思い出させてくれた。

    特別に斬新な事が書かれている訳ではありませんが、若い人が迷った時に読むには、良い一冊だと思います。

  • 「いいことも悪いことも、すべて必然性があり、起こるべくして起きている。不愉快な出来事にも、つらくて受け入れがたいようなことにも、すべて意味がある。どういう意味かというと、その人が人間として成長していくために必要なこととして、然るべきタイミングで起きているのだ」

    小栗成男さんの「1秒宝」という本からです。
    小栗さんは営業をしていたころは優秀な販売成績を納めカリスマディーラーと呼ばれました。2015年にはオペラ歌手名「世歌勳(sekai)」としてデビュー、名古屋センチュリーホールでリサイタルを開くなど、多方面で活躍されています。

    本書は、短時間で最大の成果を出すには、というテーマで、多忙な日々を過ごす小栗さんのノウハウが書かれています。

    ノウハウというよりは心のあり方がメインですが、とても共感できる内容満載でした。

    冒頭の言葉は嫌なことに巡り合った時の心のあり方と説いたものですが、上の方で書いた私の考え方にも共通したものだと思います。

    不愉快なこと、つらいことにも、人が成長していくために意味があり、そういったことが起これば「いっそ感謝してしまおう!」と書いています。

    私の経験からも、その時は嫌で逃げ出したいことでも、逃げずに乗り越えることが成長に繋がったと今では感謝しています。あとで感謝するなら、先に感謝してしまおう、ということですね。

    それ以外にも共感できる言葉がたくさんありました。
    ぜひ読んでみてください。

著者プロフィール

1963年生まれ。同志社大学卒業。企業経営者にとどまらず、2015年にオペラ歌手名「世歌勳(sekai)」を発表し、2019年、NYカーネギーホールの舞台に立ち、世界から称賛を浴びる。ミス・ユニバース、ミスジャパンの特別講師は好評を博し、「文化人」としても作家、講師、声楽家など多方面で活躍中。

「2021年 『一万人の心を動かす魔法の言葉 この人と話すとなぜか元気が出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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