- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344031241
感想・レビュー・書評
-
どうして私はこんなに彼女のことが好きなんだろう。
酒飲みで、わがままボディで、小心者で、恥ずかしがり屋。女芸人と仲良しで、共に過ごす時間を大切にしている。
光浦靖子さんの本と相通じるものを感じた。かっこ悪いのがかっこいい。生き様がそのまま芸になっている。
包容力と明るさと優しさと。影をきちんと受け止めているから、その分明るいところがまばゆいのだと思う。
南ちゃんの芸に品を感じた本木雅弘さんに共感。初めてあれを見た時の衝撃は忘れられない。恋に落ちたと言っても過言ではないくらい、この人好きだと思った。
一方で、浮気の反省を紙テープに書きつけて投げた奇行なところもあさこらしくてすごくいい。
ババア、が自虐に感じられず、ババアというかわいい存在と思えてくる、あさこというチャーミングな女性。お手本にしたい。
「ああ、だから一人はいやなんだ。…でも、不幸じゃないし、不安もない。」にも共感。
背表紙のパコ美、いいね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何となく親しみを感じる人で、エッセイを出していることを知ったので、読んでみた。
WEBで連載していたエッセイをまとめたもの。
感想としては楽しそうに過ごしてるなあということ。もちろん楽しいことばかりじゃないだろうし、辛いことや傷つくこともあるだろうけど。
結婚してなくても、パートナーがいなくても、友人、仕事仲間、家族と仲が良くて、きちんと人間関係が築けているのだから、不安になったり寂しくなったりすることは少ないんだろうな。
お酒や食事を心から楽しんでいて羨ましい。私はこんなに飲めないし、食べられない。
いいなあという感想しか出てこないけど羨ましがってても仕方ないので、持っていないものを考えるより、持っているものを大事にしていこうと思う。 -
芸人いとうあさこさんのコラムという名の“ババア吐き出し話”酒のツマミ多め。
読みやすくて面白かったし読後感がいい。文章に人柄が出てるというか、もう喋ってるのそのまま。この人の毒のない言葉選びと悲哀が少ない自虐が好き。 -
この方、間違いなくいい人だ。
本全体に自然とにじみ出ている。
いとうあさこさんや、その周りの方達のように、お酒がこれだけ強かったら、人生楽しいだろうなぁ。 -
女芸人、いとうあさこさんのエッセイ本。
結構ボリュームがありましたが、最後まで楽しく読みました。
ご本人のユーモアセンスが効いていて、笑えるポイントも多々あり
一人は嫌なんだといいつつ、一人でも幸福な人生を送っているという印象を受けました。