もっと、やめてみた。

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 981
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031449

作品紹介・あらすじ

ボディーソープ、深夜の居酒屋、友達が少ないのを恥じること、「イベントブルー」に陥ること、自分を人見知りだと思うこと、などなど、やめてみたら、新しく始められることが増えた。シリーズ最新作!自分が変わり、人生が愛おしくなっていく生まれ直しの物語。

感想・レビュー・書評

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  • R2.9.7 読了。

     やめてみたの続編。ぽんさんの日常で感じる肌がかさつく原因がボディソープだったことから、ボディソープをやめてオリーブ石鹸にしたら肌の状態が良くなった。このような私たち読者が「それ、分かる。」と共感できる話題が多いことがとても良い。ふんわりしたイラストもほっこりできて好きですね。ぽんさんの別の本も読んでみたい。

    ・「イベントブルーになりそうなときには
      1.純粋にイベントを楽しもう。
      2.私は私のままでいい。
      3.成功しなくても失敗してもいい。
     って心の中で唱えることにしたんだ。」
    ・「悲しむ人がいるから『私なんか』って思っちゃいけないってことは、誰しもがみんな『私なんか』って思っちゃいけない、誰かの大切な人なんだな。」
    ・「自分の気持ちを整理して行動を変えることができれば、自力でしあわせを見つけることができる。そう思えたことが私の本当の『自立』なのかもしれません。」
    ・「『やめてみる』生活はそんな『普通』を優先するのをやめること。」

  • 今年出版された『さらに、やめてみた。 自分のままで生きられるようになる、暮らし方・考え方』と
    4年前に出版された『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』に続き
    3年前に出版された第二弾のこの本を読みました。

    その前に2年前の『自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと』を読んで、彼女がお母さんとうまくいっていなかったことを知っていました。

    この本では「母のせいで、こんな歯になってしまった」と歯医者さんに言ったら
    「なーに言ってんの
    そんな昔のこと
    お母さんはどうあれ
    今のあなたは自分でなんでもできる
    立派な大人じゃないの」
    と笑われました。

    「やめてみる」生活とは
    この歳になって「生まれ直し」する自分に
    導いてくれるものだったのですね。

    私たちは生きながら何度でも生まれ変われるのかもしれないのですね。

  • 一作目の『やめてみた』よりも、ぽんさんのメンタル的な部分を掘り下げていた印象。
    プチプラアクセは買いがちなので、私もこれを機にやめようと思いました。

  • 「やめてみた」シリーズ2作目。
    人間関係については、ちょっとネタ切れ感があった(一作目でだいたい人間関係の断捨離は完了していそうだし)けど、「やめてみたけど、やっぱり復活したこと・もの」については、かなり共感した~。
    それに、石鹸で体を洗うというのは私も実践しているので共感。石鹸作りはしていないけど、楽しそう!

    本筋とはずれますが、私が印象に残ったところ。
    私はわたなべぽんさんと同じ県出身なんだけど(世代的には、わたなべさんがちょっと上だと思う)、小学生の時に同級生女子に文房具をバカにされたことのエピソードは「これは私の話?」と思うほどだった。
    地元では、小中学生時代、いつも身近には意地悪な、常に誰かを値踏みして何でもいいからケチをつけてやろうとしている子がいた。
    上京してから知り合った人に、自分の小中学校時代のエピソードを話すと「そんな子、いる~?」と言われたっけ。
    大人になっても忘れられない子ども時代の嫌なエピソードを多数抱えてるのは、私が執念深いのもあるかもしれないけど、やはり意地悪が人が多い地場なのかな?と思ってしまった。
    あまり自分の故郷を嫌いになりたくないけど、わたなべさんのエピソードを読んで、やっぱりそうなのかもしれない、と思ったのでした・・・。

  • 内容紹介 (Amazonより)
    やめてみたら、新しく始められることが増えました。

    シリーズ累計13万部のベストセラーの第二弾!
    日々の生活の中で、深く考えずに使ってきた道具や、「もしかしたら自分には合っていないのかも」と思い続けていたこと、そして自分に対する思い込み。
    それらの物事をやめてみたら、どうなるんだろう?

    そんな気持ちで続けてきたやめてみる生活。
    自分が変わり、人生が愛おしくなっていく生まれ直しの物語です。

    <今回やめてみたもの>
    ・ビニール傘 ・プチプラアクセ ・ボディーソープ ・深夜の居酒屋 ・観葉植物 ・定番の髪型
    ・自分を人見知りだと思うこと ・イベントブルーに陥ること ・センスのない自分を恥じること などなど





    観葉植物の件は私もおんなじだぁ〜〜!と思いながら読んでいました。
    私もすぐ枯らすんですよね...可哀想なので観葉植物を買うのをやめました。
    今は、タンスの肥やしを増やさないために とりあえず服を買うのをちょっとやめています。
    歳とともに 自分に合う服もわからなくなってきているんですよね...ホント、歳取ると欲がなくなってきます...(-_-)

  • しあわせってずっと未来の遠くにもあるかもしれないけれど、今の自分を受け入れて大事にして心地よくしてあげることの積み重ねのことなのだなぁ…と思った。

    人にどう思われるかという気持ちを乗り越え、自分軸に切り替えたことで人生が豊かになったぽんさん。友達や知人の話から、価値観や習慣が違うと拒否するのではなく、よいかも、出来るかもと思ったことを少しずつやってみて自分なりに取り入れていくところも共感!

  • この本の中で紹介していることの中には、私自身はそもそもやっていなかったこともあるのだけど、作者の見直しや気づきが毎回参考になる。
    プチプラアクセは私もそろそろ卒業したい。

    作中にもでてきた「昔友人から言われていまだに気にしていること」、そういえば私もあった。
    小学生の時好きな色は黄色だったのだけど、黄色は幼い色だといわれてからは選ばないようになっていた。
    いまだに物を選ぶとき黄色がいいと思っても別の色に変えてしまう。20年間も引きずっていたと思うとなんか笑ってしまった。これからは自分が気に入ったものを買おう。

  • 過去に言われて傷ついたことって、誰に言われたかを忘れても、自分の言動になって残っては影響していくよね。

    日々の生活の中に潜む自分の思考のクセに気付いて、一つづつやめてみる。やめることで新しい視点が得られては、ああこれが生きやすいってことなんだなと実感する。

    やめるって否定的なイメージがあるけれども、新しいものを受け入れるスペースを作ることでもあるのだから、そうやって自分に合うものを求めていったら、自分が変わっていく楽しい日々を過ごせるんだろうな。

  • わたなべぽんさんの絵が好きで、内容よりもわたなべさんの漫画が読みたくて買ってしまう。
    でも、最後の生き直しは参考にしたい。
    「人は生きながらにして、生まれ変わることができるのかも」

  • 断捨離本のつもりで図書館でシリーズ2冊を同時に借りたが、想像していたのとだいぶ違う。
    私には必要のない内容だった。
    でもこれが力になったり救われたりする読者もいることだろう。

    わたなべぽんさんには、旦那さんがすごくいい人で、波長がこれだけピッタリの旦那さんと巡り合って一緒に生きていることが一番素敵なことだって気付いて欲しいな。

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著者プロフィール

漫画家。山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。初の著書は女性でありながらAV商品を取り扱う古本屋の店長を勤め、その経験をコミカルに描いた『桃色書店へようこそ』。累計30万部超のヒットとなった『スリム美人の生活習慣を真似したら、1年間で30キロ痩せました』シリーズほか、お片づけコミックエッセイ『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』(KADOKAWA)などの著書、『やめてみた。』(幻冬舎)がある。現在はこよなく愛する西荻窪に暮らす。

「2023年 『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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