院長選挙

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 276
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031593

感想・レビュー・書評

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  • コメディタッチで結構シリアスなテーマを扱っていると思う。登場人物の名前を見ただけで笑える。
    医者の立場の本音もチラリ。「医者もこんな人たちだとやっていられない」というセンでいくのかと思いきや、最後に実はという話もあって、救われる。
    ここまで露骨ではないとは思いますが、お互い人間だもの、相手の立場を考えることが必要ということかな。
    これから病院にかかる人でなければ楽しめる本だと思います。

  • 白い巨塔のパスティーシュ?パロディというかコメディ版面白い巨塔、サブタイトルにもありますが、そのままですな。シニカルというかちょっとブラックでイギリスコメディ風ではある。素晴らしい書き手ではあるが、あんまりコメディに向いてないようにも感じられます。シコリのある笑いというか、面白いことは面白いんですが、キャラ設定に少々度が過ぎて気持ち悪い人ばかりなので魅力に乏しく読了後はすっきりしない。あと、オチも泣けるほどしょぼい。著者初期の作品のオリジナリティあふれる重さはどこへいってしまったのか。悪くはないですし、楽しくは読んだんですが、もうすこし底のぬけたのをエクスペクトしてしまいますねぇ。

  • ミステリーとしてはそれほどでもないけど、登場人物のキャラ設定が面白かった。医者あるある、たくさんあったよ。

  • 天下に名だたる天都大学医学部付属病院の院長が謎の死を遂げる。新院長を決めるべく選挙へ4人の副院長が立候補するも、互いに罵り合うのみ。院長殺しの犯人は?、新院長は?
    医療サスペンスではなく、シニカルに描くブラックコメディ。ここまでひどくはないものの、きっと医者の中にもヒエラルキーが存在するのだろう。

  • 大学病院の院長が急死した事により、次期病院長選挙に向けた準備が始まる。4人の立候補者は、臓器のヒエラルキーや、他科への罵詈雑言など、病院内でのドロドロとした関係、コメディカルによる病院の実情などを本音でライターに語るなど、ドロドロした権力争いの構図、昨今の医療崩壊、診療科のカースト、地位が高くても人間性に問題があるのを感じさせる。医者も人間だし、仕方がない部分もあるが、立候補者の悪行が暴かれた時は、人間性に難があると思い、近所の病院の医者が信頼できる医者なのでそのイメージ像とかけ離れたものだと痛感した。

  • 面白いは面白いですが、ラストはちょっとやっつけた感がありました。

  • おふざけが過ぎた感じの本だった。
    まぁ、そうだろうな、とは思ったけど。

  • ストーリーが無かった。

  • くだらないパロディのようだけど、あの「神の手」の久坂部羊が書いたものだから、もっと深いメッセージがあるのかな。
    あり得ないようなシンボリックな副院長達だが、これほど極端ではないにしろ、こんな医者がゴロゴロいるんだと言う事を示唆しているのでは。

  • コメディーとして楽しめました。

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著者プロフィール

1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センターで麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、『廃用身』(幻冬舎)で2003年に作家デビュー。近著に『院長選挙』(幻冬舎)、『カネと共に去りぬ』(新潮社)がある。

「2018年 『祝葬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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