院長選挙

著者 : 久坂部羊
  • 幻冬舎 (2017年8月24日発売)
2.93
  • (3)
  • (21)
  • (44)
  • (26)
  • (4)
  • 本棚登録 :229
  • レビュー :42
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031593

院長選挙の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 天下に名だたる天都大学医学部付属病院の院長が謎の死を遂げる。新院長を決めるべく選挙へ4人の副院長が立候補するも、互いに罵り合うのみ。院長殺しの犯人は?、新院長は?
    医療サスペンスではなく、シニカルに描くブラックコメディ。ここまでひどくはないものの、きっと医者の中にもヒエラルキーが存在するのだろう。

  • 大学病院の院長が急死した事により、次期病院長選挙に向けた準備が始まる。4人の立候補者は、臓器のヒエラルキーや、他科への罵詈雑言など、病院内でのドロドロとした関係、コメディカルによる病院の実情などを本音でライターに語るなど、ドロドロした権力争いの構図、昨今の医療崩壊、診療科のカースト、地位が高くても人間性に問題があるのを感じさせる。医者も人間だし、仕方がない部分もあるが、立候補者の悪行が暴かれた時は、人間性に難があると思い、近所の病院の医者が信頼できる医者なのでそのイメージ像とかけ離れたものだと痛感した。

  • 白い巨塔のパスティーシュ?パロディというかコメディ版面白い巨塔、サブタイトルにもありますが、そのままですな。シニカルというかちょっとブラックでイギリスコメディ風ではある。素晴らしい書き手ではあるが、あんまりコメディに向いてないようにも感じられます。シコリのある笑いというか、面白いことは面白いんですが、キャラ設定に少々度が過ぎて気持ち悪い人ばかりなので魅力に乏しく読了後はすっきりしない。あと、オチも泣けるほどしょぼい。著者初期の作品のオリジナリティあふれる重さはどこへいってしまったのか。悪くはないですし、楽しくは読んだんですが、もうすこし底のぬけたのをエクスペクトしてしまいますねぇ。

  • くだらないパロディのようだけど、あの「神の手」の久坂部羊が書いたものだから、もっと深いメッセージがあるのかな。
    あり得ないようなシンボリックな副院長達だが、これほど極端ではないにしろ、こんな医者がゴロゴロいるんだと言う事を示唆しているのでは。

  • コメディーとして楽しめました。

  • 医者たちの傲慢さを笑いとともに書かれていた。四人の副委員長たちが貶しあいながら院長へ立候補する様子と前院長の死因を探る。面白く読めたけれど、医者の本音もストレートに出ているんだろうけど、怖くなっちゃうね。とんでもないことばかりだけれど、救いは、それぞれの医者が努力をしているっていうこと。結末は予想できました。もう少しひねりが欲しかったかな。

  • これ読んだら医者は笑うのかな、怒るのかな。
    他人事なので普通に読み進めましたが。

    だいぶ誇張されていますが、
    まったくのホラでもないのではないでしょうか。
    「先生」と呼ばれる職業には、
    多分に変な方々も多いので。。。

    ただ、最後はちょっと~~~。
    無理やり終わらせた感が強すぎて、
    物足りなかったです。

  • ちょっとドタバタすぎ。同じ医者物のドタバタでも奥田英郎の伊良部先生もののほうがずっとイイ。

  • コミカルな委員長選挙を取り巻く、小説。これは面白いです

  • 2018 4/17

全42件中 1 - 10件を表示

院長選挙のその他の作品

院長選挙 (幻冬舎単行本) Kindle版 院長選挙 (幻冬舎単行本) 久坂部羊

久坂部羊の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

院長選挙を本棚に登録しているひと

ツイートする