ワルツを踊ろう

著者 : 中山七里
  • 幻冬舎 (2017年9月7日発売)
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  • レビュー :52
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031692

ワルツを踊ろうの感想・レビュー・書評

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  • 読み始めてすぐに感じる小さな違和感は
    読み進めるにつれて、どんどん大きくなっていき
    最後には読むのもためらうような事態になっていく。
    黒幕はかなり早い段階でわかるのだけれど
    それでも主人公の行動に対する
    しっくりこない感じや、村人の取り付く島もないほどの人でなしっぷりに背中を押されて
    惨劇もまた仕方なしとどこかで思ってしまっている自分が怖かった。。。^^;

    人を見る目を養い、人に惑わされない自分の考えを持つことは
    いつの時代であろうがどこに住もうが大切ですね。
    自分の身を守るためにも。

  • ぞわぁーっと怖い。

  • 自分が田舎に越してきたとき感じた気持ちで了衛の気持ちもわかるし、地元の住民のきもちもわかる。だけど、最後は怖くてホラーだった。

  • だんだんと「ああこの話は、あの事件を元ネタにしているんだなあ」というのが自然と見えてくるので、終盤の展開は想像の範囲内かもしれません。最後の最後の一幕も、作者の作品に触れてきたなら予想範囲、かも。

    それでもって、とにかく容赦のないあるかもしれない田舎の厭らしさを全面に出して追い詰めていく展開はひたすらしんどいばかりで…ただつまらないというわけでなく、息継ぎができない重苦しさがのしかかってくるばかりなので、そういうジャンルの物語だと割り切れないと、キツイなあと感じました。

  • 勤務先の外資系金融会社が閉鎖となり、解雇されてしまった溝端了衛は、父の享保が亡くなっていまや唯一の財産となった実家へと移り住んだ。しかしそこは依田村という田舎の閉鎖的な村で、よそ者の了衛は全くなじめないばかりか、よかれと思ってやることがことごとく裏目に出てしまい、村八分のような扱いを受けることになる。

    タイトルとは全く異なり、村人たちとの陰湿な行動・閉口するような言い分、そして主人公の了衛の心がどんどんすさんでいく様子など、ストーリーはどこまでも鬱々としていく。犬が出てきた時点で、これだけはなってほしくない展開だな~と思ったら、やっぱりそうだったし(泣)。最後の方はもう、ストーリーがどこへ落ち着くのか、怖いもの見たさの領域だった。七里ワールドは今作でももちろんあり、関連が強いのは『魔女は甦る』かな?宮條さん登場。

  • 笑ってたのにぃ。
    美しき青きドナウ♪大好きなのにぃ。

    あんな、結末…と、は。

  • 限界集落にUターンした主人公を待つのは、一癖も二癖もある老人たちだった。
    坂を転げるように絶望の奈落に向かって堕ちていく運命。
    村八分問題がニュースになっている今日この頃、とてもリアルで怖ろしい。

  • 「どんでん返し」という惹句に弱いもので、つい読んでしまったけど、これはちょっと…。きっとこう来るなと早いうちに見当がつくし、ラストの一ひねりネタも、何を使うか読めてしまう。それに、これもそうだけど、いつ頃からか、イヤな後味を引く感じの作品が続いている気がする。以前はエグイ内容であっても、読後感は悪くなかったと思うんだけど。

  • これは…中山さんなのでもっと期待してしまった。

    限界集落に戻ってきた溝端が、偏屈なご近所さんたちとうまくやっていく話なのかなーと思ったら、そんなことはない。まあそうだよね、ミステリーだもんね。

    溝端の狂気が加速していくのが、読んでいて嫌な感じがした。

    黒幕の正体がありきたりで、途中で分かってしまう。
    水質汚染のは中山さんぽいけど、あんまり必要ない気がした。

  • ある事件を思い出した。
    帰省先した了衛がとことん運が悪く、回りの住人も遠巻きに見下げて接してきて、どうやって関係が向上するのかと想って読み進めたが・・・。田舎の悪い面がこれでもかというぐらい描かれていて、唯一の味方も腹黒く、救いがないなぁと思った。

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