- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344031722
感想・レビュー・書評
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自分よりはるか長い人生を歩まれた方が書いたものというこで手にとっては見たものの、分かってはいるものばかり。ただ、自分には分かっているだけで腑には落ちていないことがよくわかった。
この方の心境にいつになったらたどり着けるのか、または、自分がこの先、どう生きて行けばいいのか、改めて考えさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はじめにことばがあった。言葉は神とともにあった。、ことばは神であった
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この本と出会えて良かったです。大切なことを伝えてくださった日野原先生に感謝いたします。そして、とにかく生きます。
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この著者は自己発見と他の人のため命を使うことを特に重視した。命を使うと書いて使命。かっこいい。言ってることはどれも素晴らしいのだけれど、まだ腑に落ちない部分も多い。多分まだ生きてる期間が短いから。
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人それぞれに与えられている役割は違う。日野原先生がなされたようなことを行うことはできないけれど、生きる、ということに対する姿勢は見倣いたい。
「命は私たちが使える時間の中にある」と先生は言います。その時間を私はどのように使っているか。自問自答せずにはいられない。もっぱら自分だけの為だけにつかっているのではないか。
誰かを想い、その人の為に時間を使う。美しいことだと思う。そう生きる自分でありたい。
「恕す」。日野原先生が解釈するようにできたらと思う。恕せないのは、もしかしたら、自分を恕でないせいかも?
最後の輪嶋さんの言葉に涙が出た。
"たくさんたくさんの幸せをくださって、
そして 言葉の力を教えてくださって
ありがとうございます。
再会を信じています。”
そのように見送って貰える者となりたい。 -
・いのちとは使える時間の中にある。
・子供のうちは、与えられている時間を全部自分のために使ってもいい。大人になったら他人のために使うこと。
・愛するということは相手をそのまま受け入れて大切に思うこと。
・出会いと別れはひとつのもの。
・家族とは何かと問われたら、一緒に食卓を囲む存在だと答える。そこに血の繋がりは関係ない。当たり前のように食卓につき一緒に食事ができるということ、それ自体が家族に許された特別な恵み。
・恕すとは。相手のことを自分のごとく思う心。ゆるすのは相手のためではなく自分のため。
・運動不足より感動不足の方が問題。
・一緒に笑うことは何より人と人の一体感を深めてくれるもの。
・働くことは生きることと同義。利他の精神がある限り人間の仕事に終わりはない。
・人生とは実に不思議で素晴らしいエンカウンター(出会い)に溢れている。
・長生きをしなければ、感謝がこれほど絶大なものであるということは考えられなかった。 -
7/18は日野原重明さん没後二年
「死ぬのは僕もこわいです」。
日野原重明さんが死の直前まで語った対話を。 -
「喜びと悲しみはコインの裏表のよう」
立ち止まっていられない「キープオンゴーイング」
「遠くを見る。表明する。そして実践する。」
なぜ、誰のためにやりたいのか、を考えること。
挙げるとキリがありませんが、105才まで生きたかたの言葉は響きます。 -
読みたかった日野原先生の本でした。
ナチュラルに包容力のある方なんだろうなぁと本を読みながら感じ、言葉がスッと心に入ってくる感じでした。
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読んでみたかった日野原さんの本。誠実、前向きを絵に描いたような人。利他を実践しようとした人。最後のインタビューに基づいて書かれた。「モリー先生との火曜日」みたいだ。