墨の香

著者 : 梶よう子
  • 幻冬舎 (2017年9月21日発売)
3.85
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031777

墨の香の感想・レビュー・書評

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  • 梶さんにしては普通だったかなぁ。
    一方的に離縁された女性が書の指南所を始め、その門人である娘たちや弟の奥右筆ならではの揉め事、他藩や外国とのいざこざ、兄弟子の変化など色々詰め込んでいたけれど、例えば日常系に絞った方がヒロインやその弟、門人である娘たちのキャラがより活きて良かったように思う。
    髪結いの銀次さんとか元夫も深掘りして欲しかったな。
    卯美じゃないけど、結局そうなんだね…。

  • 離縁され実家に出戻り、筆法指南所を開いて娘たちに書を教えることになった女流書家の日常を描いた作品。大酒飲みの師匠、奥右筆を務める美形の弟、指南所にに通う娘たちが、彼女の日常に彩を添える。

  • 書家の話は珍しいのではないだろうか。
    墨の香、凛とした主人公雪江、読後清々しい。

  • L

    好きな女流作家さんが身罷ったりして自分好みの新作に出会えることがとても少なくなっているのだけれど、当たりの柔らかい武家モノを読ませるピカイチ作家さんと勝手に認定。文章から漂うこの雰囲気、好きだー。
    若干差し込まれた事件の顛末は物足りないがそれが主体じゃないし、主人公雪江の男勝りすぎず、オトコマエのスッキリさ、お侠になりすぎずでキャラが立っている。弟も際立つ面白さ。髪結い銀次も捨てがたい。シリーズ化は無理なのかーもったいない。
    まさしく墨の香り漂う作品。

  • 出戻った姉と美形の弟の会話、ポンポンと言いたい放題いっているようで,お互いを気遣う優しさが見え隠れしていて楽しい.女流書家として立っていく姿,師匠の巻菱湖との師弟愛、弟子達の娘らしいあれこれに元夫に関わる陰謀など,色々と盛りだくさんであっという間に読んでしまった.これ,シリーズ化にならないかなあ.

  • 2017.12.15読了

  • 結局、元鞘かぁ^ ^

  • 書家を主人公とした作品は初めてだったので、どんな展開になるかと期待してた。
    奇想天外な話ではなかったが、読みやすいながれに手堅く書かれた作家の力量を感じた。
    書道は、小さい頃父親に筆遣いと筆法をかなりしつこく叩き込まれたので、20代くらいまでは自分でも書けるほうだと思っていたが、今はずいぶん乱れている。
    忘れているし、筆遣いどころではなくペン書きでも乱雑に描いていたつけがきている。
    改めて習いなおしてみようかな・・・・・・

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