キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 2457
レビュー : 325
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031937

感想・レビュー・書評

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  • 「ツバキ文具店」の続編物語。
    「ツバキ文具店」では、ご近所でカフェを営むミツローさんの娘、QPちゃんと主人公鳩子が文通をしたり、仲良くなり、次第にQPちゃんのお父さん(ミツロー)に惹かれていった鳩子。
    キラキラ共和国では、その先の鳩子の生活が描かれている。
    お隣のバーバラ夫人やダンディな老人、男爵も登場する。
    鳩子は、代筆屋としてまた新しい代筆依頼パターンを請け負って、お客さんの人間模様は、今作でも楽しめた。

  • ぼんやりしている暇はないのだ。まぶたをしっかりと上げて見ていないと、人生のシャッターチャンスを見逃してしまうかもしれない。

    『ツバキ文具店』の続編。
    二冊合わせてお気に入りの作品となりました。

  • 「揺れているのかもしれない。私との距離が、その時々で伸びたり縮んだりしている。」(6 ページ)

    ツバキ文具店の主人公が、
    新たに人としての味わいを深める続編。

    友として、妻として、母として、代筆屋として。

    周囲の人との、さまざまな関係を通し、
    心と心の距離を伸ばし、縮ませる物語り。

  • 代書屋を務める鳩子の1年を描いた『ツバキ文具店』の続編。

    前作を経て結婚した鳩子が「母親」として悩んだり、前に進んだり、先代の思いに気づいたりする。
    ほっこりとあたたかな雰囲気はそのままで、代書屋の仕事もしているけれど、全体を通して「母親・鳩子」の物語になってしまったのがちょっと残念。
    孤独に葛藤していたけれど、前作の鳩子のほうが好きだったかな。

    ≪収録作品≫
    ヨモギ団子/イタリアンジェラート/むかごご飯/蕗味噌

  • 前作を読み終えてすぐ購入。
    今作は、前作よりもプライベートな感じでまたまたほっこり。
    高知への帰省で、お墓参りの帰り道、ポッポちゃんがミツローさんの胸でわーんわーんと泣いたとき、ポッポちゃんの気持ちになったみたいで苦しくて、涙がぼろぼろ出た。
    代筆を依頼してきたJクレオパトラやリチャード(半)ギア、レディ・ババや、男爵はどうなったのかな…結末が描かれていないところが良い。

  • 代筆屋の女性が主人公、今作は結婚して、家族・食がテーマに。QPちゃんへの愛や幸せがじんわり暖かい一冊。
    毎年母の誕生日に本を送っているが、今年は前作の「ツバキ文具店」 を送ろうと思う。3作目も有りそうな感じ。

  • ドラマでも有名になった小川糸さんの「ツバキ文具店」の続編です。前作に続いて17、18年と2年連続 本屋大賞入選と安定した面白さです。

    ポッポちゃんとみつろうさんは結婚し、男爵とパンティーには赤ちゃんが。そして、みつろうさんはレストランの移転で二階堂カレーの新作を。。

    変化の中にあってツバキ文具店はこれまで通り代書に忙しく、亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、大切な人への最後の手紙……。

    物語だけでなく、ニコニコパン、ハリネズミケーキ、イタリアジェラート、穴子丼と、鎌倉グルメや観光本としても楽しめます!

  • 「丁寧」と言うことばがぴったりの素敵なお話
    読んでいると心が穏やかに温もる
    心にいつもキラキラを✨

  • 読み終えた後、さわやかな気持ちになるのは、前作同様。

    『ツバキ文具店』の鳩子がミツローと結婚、QPちゃんの母親として新たな生活をスタートした。

    代筆屋に来るお客さんは、変わった人ばかり。
    この物語で描かれる人は皆良い人に思えるけど、それは鳩子が相手の話を傾聴して、その人の裏側まで見つめるからだ。
    代筆をするときには、相手の立場になる以上、まるで相手に憑依しているかのようだ。

    言葉にする仕事をしている鳩子は、自分の感情に対しても素直に向き合うことができている。
    言葉にするって大切なんだなぁ。
    感情に向き合えると、感情に支配されにくくなり、人にも自分にも優しくなれるような気がする。鳩子の丁寧な生活ぶりは、祖母(先代)のしつけによる影響は大きいものの、自分や他人を大切に思う姿勢の表れであるように感じた。

  • ツバキ文具店の続編。鎌倉に住みたくなるゆったりとしたいい空間が伝わります。
    人の気持ちを伝える手紙の力の大きさも実感。

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著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

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