お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 : 佐藤航陽
  • 幻冬舎 (2017年11月30日発売)
4.17
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  • 本棚登録 :1300
  • レビュー :104
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 本屋で並んでいるときから気になってた本。
    経済が豊かになり、そして経済成長が止まった今、
    お金の価値、考え方が変わりつつある。

    昔ほど持っていることに価値が無くなった。
    またお金の形も変わりつつあり、
    紙幣そのものが無くても経済が回るようになっていく。
    中国では現金使用不可のお店も出てるくらい。

    心理面での変化についても触れられており、
    物欲よりも承認欲求が強くなってきている等、
    人の生活スタイルの変化についても触れている。

    知っていることも多いですが、一読の価値はあると思う。

    【勉強になったこと】
    ・Fintechには大きく2種類の現象が含まれている
     ①スマホ決済やロボアドバイザーといった、
      ITを使って金融の業務を効率化すること
     ②ビットコインをはじめとする仮想通貨のような
      金融の枠組み自体を再構築すること

    ・発展する経済システムの5つの要素
     ①インセンティブ
      参加する人に何らかのメリットが享受されること
     ②リアルタイム
      常に時間によって状況が変化すること
     ③不確実性
      努力で改善出来ない要素を含んでいること
     ④ヒエラルキー
      目に見える指標があること。
     ⑤コミュニケーション
      参加者同士にコミュニケーションの機会があること

    ・データがあふれたことで自動化しやすくなり、
     それを捌くための分散処理技術の発展したことが、
     今後の10年を考えるうえでの非常に重要な要素。
     この2つを合わせて自律分散というコンセプトが
     生まれた。

    ・モノがあふれている時代では、
     もはや資本主義は崩壊しつつあり、
     今や価値主義の時代が到来している。
     価値主義の時代では「好きなことをしている人
     ほど上手くいきやすい」時代といえる。

  • 評判通りいい本でした。

  • モデルケースになるエストニア。電子国家が今後の世界の主力となるだろうし、ベーシックインカムの台頭。流行も永遠には続かないと見通しながら会社を存続させる手を広げておく。個人の承認欲求を世界に発信するツールが今の流行だが、10年後はどうなっているのだろう。貨幣についての歴史や価値についての推察は簡潔で分かり易い内容だった。

  • 図書館で貸出から読了。
    お金から始まる経済のお話をそもそも貨幣とは?から資本主義まで、そして仮想通貨とブロックチェーン技術、AI/AR/VR/BMI(ブレインマシンインターフェース)などの未来へ繋がるテクノロジーについてまで、とにかく幅広い。

    読んでいてワクワクするところと、いつの時代も古い価値観が破壊されてきて、人類が進化してきた過程があり、お金というより、人間という生き物の歴史が俯瞰して分かる部分があった。

    まさしく、私たちが生きる現代は本当に時代の転換期真っ只中なのだな、と思える1冊。

    他の方々のレビューを読んでいるだけでも面白い部分もあって、これも本書で言う価値主義ゆえの感想かもしれない。

    今回は運良く図書館の貸出で読めたが、時間が経過してから再読したら、新たな発見がある気がする。

  • お金とは何か?という貨幣論から始まり、テクノロジーによって資本主義経済から価値主義の経済へ変わりつつある世の中についてこれからどうなるか、どうすべきかということを主張している。特にそのテクノロジーの根幹となる仮想通貨、ブロックチェーンに焦点を当て、お金はトークンという形のない価値に置き換わり、経済の主体(組織体)は分散化と集権化(プラス分断化)が進む未来が来ると言っている。
    自分の100%そうなる世界が来るのは、少なくとも20年は先の話だとは思うが、現実その方向に進んでいるのは間違いないと思う。
    お金やモノ等の物的豊かさは相対的に薄れ、「かっこいい」とか「楽しそうに生きてる」とか、人に認められたい、承認欲求の重要性が高まってきていると感じる。流行りのインスタ映えなんかは手軽にそれを手に入れたい典型だろう。
    ただ、この傾向が強まってきているということは、人は仕事やお金(価値)から解放されるということはないのだと思う。
    好きなことだけして承認欲求を得られる人は必ずしも多くない。承認欲求を得るためには仕事(もはや余暇とも線引は曖昧なのかもしれないが)をしなければならない人も多いのだと思う。
    自分としてはそれを個人個人が選択出来るだけの環境が整っていけばいいと思う。
    より上手く選択するための教育をきちんと受け、その選択を理不尽に否定や反対されることのない世界。
    そんな世界の実現にむかう流れに飛び込もうとしている今、これからどうなるか楽しみで仕方がない。

  • “お金”の現況を手っ取り早く概観できる良書。

  • トークンエコノミーのコンセプトが良く分かった。一人でできる社会貢献を考えたいと思います。

  • お金の本は苦手でいつも読んでても、私の住む世界の話しじゃないなぁ…とか…私にはかけ離れた様に思えてあまり好きじゃなかった。

    でも、この本はその中でも読みやすかった‼︎‼︎
    作者の子供時代が貧乏で、、の話しは親の経済力で子供の将来が左右されるのは辛いなぁ…とか色々考えながら…

    これからは、体験とか共感とか価値主義の時代がくるんだなぁ…
    [価値主義]って言葉がとても印象に残った‼︎‼︎

    何を仕事にするか、、価値ある仕事でお金が貰えたらいいよなぁとか…色々考えさせられた。。

  • 情報技術ITが、世の中をどう変えていこうとしているかを明快に描いた本。

    集中型から分散型へ。
    貨幣から価値へ。

    第1章「お金の正体」第2章「テクノロジーが変えるお金のカタチ」は、モヤモヤと感じていたことを、文章の形で目の前に表してくれる衝撃的な内容だった。

    第3章「価値主義とは何か?」は、既に実現しつつある近未来の将来予測として、勉強になる部分が多い。

    第4章「「お金」から解放される生き方」第5章「加速する人類の進化」は、筆者の置く前提についていけないところがあることと、筆者の描く次世代の民があまりに凄い人に感じられて、一部のエクストリームプレーヤー以外の居場所ってどこだろう、という思いが内容理解を邪魔したこともあり、少し消化不良。
    五感は脳が作り出している感覚であり、コンピュータで制御可能になる(P247)というあたりは、食欲や性欲を大きく狂わせ、人類滅亡に向かうトリガーになるような気もした。

    ここ最近の経済書で最も感動した本。

  • お金と言う切り口から、
    新しい時代、新しい技術と人々の考え方を学ぶことができました。
    柔軟に対応していける人間でありたいです。

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