お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 : 佐藤航陽
  • 幻冬舎 (2017年11月30日発売)
4.17
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  • 本棚登録 :1290
  • レビュー :103
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 『お金2.0』というタイトルはシンプルかつインパクトがありキャッチーではあるが、“新しいお金のあり方”についてというよりは、副題である『新しい経済のルールと生き方』の方が本のテーマとしては中心。著者が実体験を通して学んだ経済システムの本質をまとめ、テクノロジーにより変化するこれからの仕組みを予想した内容である。そして、著者なりのこれからの新しい時代の生き方を提案している。
    キーワードとしては、「分散化(自律分散)」と「価値主義(評価経済)」「時間通貨」あたり。

    経済と脳や自然が同じようなシステムであるという視点は面白い。「経済にはもっと公益性が、政治にはもっと持続性が必要であり、そうなると経済と政治の境界線がなくなってくる」という部分は自分もずっと感じていた。
    限界費用ゼロの時代に、自分が情熱を捧げられる(やりたい)ことに時間と力を注ぎ、「お金」のためではなく「価値」を上げるために働く人生を送りたい。

  • これは、私の中で間違いなく2018年のベスト3には入る本です。まだ2018年始まって1カ月ですが。断言します。読んだ人は、1歩、2歩先の未来がみえる!?

  • 1.この本を選んだ理由
    はじめにの部分が気に入り、購入しました。
    2.概要
    現在の経済の解説とその歩き方を説明した本です。
    3.ポイント
    (1)現実の経済は3つのベクトル(お金、感情、テクノロジー)が併存し、それが揃っていないと機能しない。
    (2)今問題になっている格差は、どんな制度でも発生する。
    解決するには、お金と感情を切り離し、お金をツールとして使いこなすことである。
    (3)価値には①有用性としての価値②内面的な価値③社会的な価値がある。現在お金1.0では①しか評価していない。お金2.0では②③も評価する。

  • Fintechを既に存在している金融の概念を崩さずにITを用いて効率する1.0と近代に形成された金融の枠組みを無視してゼロベースから構築する2.0に分けて解説、そして中央銀行の成り立ちなど近代に形成されたお金1.0を振り返り、本書のタイトルとなっている「お金2.0」で書き換わるこれからの資本主義を展望します。
    ツイッターが盛り上がっていたころ(2010年)、タラ・ハントの「ツイッターノミクス」で信頼や評判を反映した「ウッフィー」という、今思えば仮想通貨的な概念が登場しました。
    本書ではこの概念にその後のテクノロジーの進化を加味してより発展させた形でウェブだけじゃないリアルを含めた新しい経済を論じています。

  • タイムバンクの社長が書いた本。

    最古のお金は、紀元前1600年頃の貝殻と言われている。
    中央銀行が本格的に普及したのは最近100年程度。ブロックチェーンが新しい仕組みとして100年後には当たり前になっていてもおかしくない。

    ビットコインは、ナカモトサトシという人が2009年に作った。
    儲けたい、モテたい、認められたい、の3つの欲が強く、これを満たすシステムは広がりやすい。
    最初から完璧なシステムを作ろうとはせず、寿命があることを意識して作る。次のシステムにユーザーが移っていけるように、何段階も作る。
    一見意味のない時間を一緒に過ごした人ほど、その後に深い関係を築きやすい。
    ゲーム性は、脳内の報酬系を激しく刺激する。
    お金にはなりにくい価値のあるものは何か?
    ネットの普及により、価値をお金以外のもので持つことが出来るようになった。
    デジタルネイティブ→トークンネイティブへ。自分が生まれてすぐの出来たテクノロジーは自然の一部と感じ、15歳~35歳で発明されたテクノロジーは新しくてエキサイティングと感じ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。
    モンテッソーリ教育。子供の興味をとことん伸ばしていく教育法。Google、Amazon、Facebookの創業者はいずれもこの教育を受けていたらしい。
    お金は単なる道具である。

  • お金の価値が変わりそうな感じがします

  • お金に関する知識だけではなく、考え方、生き方、価値観まで考えさせられる。大きな技術革新が起きているタイミングに乗り遅れないようにしたい

  • お金の価値が変わってきていること、それに伴う経済のルールの変化。
    ここに要約するのが難しい位、実に多くのことが書かれている。
    お金が単なる道具になるであろうミライを見据えて、今から自分は何をなすべきか?
    それは生き方でもあり、自分の高め方でもある。色々考えさせられた。
    今の状況は「お金1.5」であること。「お金2.0」が到来したときに、
    困らないようにしたい。

  • 【ふんわり要旨】
    資本主義の次は価値主義になる。それに伴い、国家や企業よりも個人の力が強くなっていく。お金を儲けるよりも自分の価値をあげる方法を考えるし、価値の高い仕事をしたいと考えるようになる。ブロックチェーンやAIの技術の進歩はそれを後押しし、複数の経済圏を生み出す。
    【感想】
    自分の価値を高めていくキャリアという考え方は就活を通して辿り着きつつある考え方と同じ。ただ、個人の力が強まっていく中でより多くの人がVALUやタイムバンクに参入した場合、競争による飽和はすぐ起きてしまう。それに、インサイダーも起こりやすそうな上に規制が難しそう。

  • 資本主義から価値主義へ。お金の価値が相対的にさがり、お金のために働く時代は終わるだろう。
    高度経済成長期、日本では貧困から抜け出すために仕事に精を出した。つまり目的はお金を稼ぐためであった。
    しかし、その生活を手に入れたミレニアル世代はお金や出世みたいなものにモチベーションを感じにくくなった。
    現在では、人生の中で目的を持てる世界を創り出すことが重要である。
    この新しい経済を乗りこなし自分のやりたいことを実現していきたいと強く思う。

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