お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
3.97
  • (207)
  • (212)
  • (130)
  • (33)
  • (9)
本棚登録 : 2510
レビュー : 276
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 最近出て来たブロックチェーンについて、仮想通貨で変わる生活の概念を軽く紹介するような書籍だと思っていたが、この安易な予想は軽々しく裏切られた。実際はブロックチェーンもその他の新興テクノロジーの一つであって、多くのものが絡み合って時代が移り変わる事についてわかりやすく書かれてあった。
    ミレニアル世代の自分ですが、今生きているこの時代はなんて勢いに溢れた、冒険心が掻き立てられる時代なのだろうと再認識することができました。この本を読む事によっていい刺激を得ることができたので、この高揚感を忘れないように、著者の言葉を借りるのであれば心を錆びさせないように、活動的に物事を見たいと思いました。
    これから迎える価値主義の世界で、あなたが目指す姿はどこでしょうか。

  • 分かりやすく、これから起こるだろう世の中の変化を解説してくれています。

  • 4章は面白かった。それまでは特に新しい発見はなかった。タイムバンクのコンセプトをすぐ理解できた人や堀江さんの本などをよく読む人は聞いている話が多いのではないかと思った。

  • 今まで正しいと信じていたことが全てひっくり返ってしまう。その分岐路に立っている私たちは、ただ指を咥えて変化を眺めていてはいけない。これから先、自分はどうしたいのか、改めて考えさせられました。

  • 松戸の本屋で立ち読み。

  • お金が主役でない「価値」が主役の近未来について、より深く考える貴重な機会を提供して頂いた書籍でした。

  • し知っている話ばかりで、新しい情報はなかったかな。

  • お金の本だと思って読んだが、とんでもない。世の中がどのような方向に向かっているのかを分かりやすく書いた未来への指南書であった。お金に対する概念を根底から覆すような発想。近年起きている事象すべてが、未来に繋がっている。そんな当たり前のことだが誰もが気づかなかったことをわかりやすく教えてくれる。経済のことがメインだが、現在話題のスポーツ界でののパワハラ問題、教育界のゲーム依存による不登校問題など、様々な問題と重なっている気がして、はっとさせられた。自分の中では今年一番勉強になった話題作である。

  • お金2.0

    ・お金ができた理由→価値を仲介するツール
    物々交換の不便さを補う仕組みとして発達
    (食べ物を交換したくてもすぐに腐ってしまうから媒介物が必要)=貝殻

    ・ブロックチェーン
    一定期間のデータをブロック(塊)として記録し、チェーン(鎖)のように繋げていくことでネットワーク全体にデータを作る

    ・経済=物事を上手く回す為の仕組み
    製品やアイディアで勝負する時代から、ユーザーや顧客も巻き込んだ経済システムで競争する時代へ

    〈発展する経済システム〉
    ・インセンティブが明確
    ・リアルタイムで状況が変化
    ・不確実性
    ・秩序やヒエラルキーの可視化
    ・コミュニケーションの場
    ・寿命が存在することを前提とし、寿命が来たら選択肢を用意しておく
    ・共同幻想

    ・創発=無数の個が相互作用して全体を構成する現象

    ・情報の非対称性→権力の中央集権化
    (代理人型社会)
    情報の対称性→権力の分散化
    (ネットワーク型社会)

    「自律分散」…全体を統合する中枢機能を持たず、各要素が自律的に行動し相互作用することで機能する仕組み

    ★リープフロッグ現象
    既存の技術を導入する前に、新しい技術を導入して、一気に最先端の技術に到達してしまうこと

    ★評価経済
    他者からの評価や信用など人間の内面的な感情によって回る経済

    ★トークン
    仮想通貨やブロックチェーン上で機能する独自の経済圏
    →トークンエコノミーでは、生産者が特定のネットワーク内で流通する独自の通貨をトークンとして発行して、独自の経済圏を作ることができる
    →発行者は通貨発行益を得る代わりに、優れた経済圏を作る必要がある

    ★ICO=仮想通貨の資金調達

    ★ネットワーク効果
    経済圏への参加者が増えれば増えるほど経済圏としての価値が上昇すること

    ①通貨型トークン
    決済手段としてのトークン
    変動相場制(1トークンいくらか)

    ②配当型トークン
    特定のサービスや機能で上がった収益の一部をトークン所有者に分配する

    ③会員権型トークン
    トークン所有者が特別な割引や優待を受けることができるトークン

    ★マイナー
    ビットコインを採掘している人
    通貨発行益を得ることができる

    ★コモディティ化
    市場価値や付加価値が低下すること

    ・資産経済→お金からお金を生み出す
    消費経済→労働からお金を得る

    ・資本経済→価値は可視化された資本
    価値主義→価値は可視化できないもの

    ・マネーキャピタル→ソーシャルキャピタル
    社会全体が良い方向に発展していくために必要な社会的なネットワーク(信頼)

    ・経済→人々の生活の更なる向上(手段はお金や市場)
    政治→不満の声を吸収しら全員が納得できる意思決定(議会や政府)

    ★ベーシックインカム
    生活するために最低限必要なコストを国民全員に支給する仕組み
    →企業が公共サービスを無償で提供して、生活コストを下げる

    ・複数の経済圏の存在
    →既存の経済から外れてしまった人も選択肢が増えて、多くの人がリスクを取って積極的に活動できるようになる

    ★タイムバンク
    ①個人が主役の経済
    資産不足→時間を資産として機能させる
    ②時間を通貨とする経済
    時間は時間が経つと消滅するので、時間の保有者はリスクを取って挑戦し、経済の新陳代謝が促される

    〈価値主義〉
    ①通貨の発行や経済圏の形成などお金や経済の民主化
    ②内面的な価値や社会的な価値を可視化して経済として成り立つ

    ★ミレニアル世代
    1980年以降に生まれた世代で裕福な時代
    何をモチベーションに生きるか分からない
    →人生の意義や目的を他人に与えられることこそが経済的な価値

    自己実現→社会全体の自己実現の欲求
    =利他的な欲求

    ★スマートコントラクト
    ブロックチェーン上で契約が自動化されること(条件確認や履行)

    〈国家の発展〉
    ①先進的な国がグローバルスタンダードを作る未来
    ②グローバルIT企業が国家のような役割を担う未来
    ③全く無名の共同体がバーチャル国家として名乗り出して、新しいモデルを作る未来
    →電子上の国家が誕生

    ★BMI
    ブレインマシンインターフェイス
    →脳とコンピュータを直接繋ぎ、脳そのものを制御したり、脳がコンピュータを動かしたりすることが可能になる技術

    ★AR(拡張現実:Augmented Reality:オーグメンテッドリアリティ)
    現実世界にデジタル情報を付与し、仮想現実を現実世界に反映(拡張)している

    ★MR(複合現実:Mixed Reality:ミックスドリアリティ)
    仮想世界と現実世界を融合させる技術
    カメラなどを通して受け取った現実世界の情報を、デジタル空間上に反映していく

  •  三分の一ほどをつまみ食いして読んだ感じで、あまり読み応えがなさそうなので読むのをやめてしまった。序盤の方の資本主義や経済についての解説が、単純化しすぎているように感じたし、時々飛躍していると感じる部分もあった(と思う。)
     何度か佐藤さんをテレビで見て、優秀な経営者っぽいなという印象は持っていたけれど、なんというかこの本は詰めが少し甘いという印象を受けた。著者の解説の裏付けが今一つ提示されていなかっただろうか。

     幻冬舎の箕輪氏が関わった本に対する批判をどこかで読んでそんなもんかと思ってたけれど、この本を見ると少し納得。題名のつけ方や表紙、宣伝の仕方は凄くセンスがあると思うけれど、肝心の本の中身について言えば、例えば『生涯投資家』などに比べるとうすっぺらい。まぁ、売れれば本の中身はそれほど「肝心」ではないのかもしれないが、、

全276件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。
『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(幻冬舎)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」リベラルアーツ部門賞を受賞。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)のその他の作品

佐藤航陽の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジェームス W....
村上 世彰
恩田 陸
フィル・ナイト
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする