お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 : 佐藤航陽
  • 幻冬舎 (2017年11月30日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 目に見えないものは価値が見えにくい169
    注目、興味、関心は数値化可能になった

  • 読了後まず「なぜお金2.0なんだろう?」と疑問に思った。現在の資本主義においては、現実世界で利用でき、リターンがある「有用性としての価値」すなわち「お金」が重んじられている。しかしながら今後の未来においては、好意・信頼といった「内面的な価値」と地方創生、NPOといった「社会的な価値」とのお金にならない価値が重んじられていく、価値経済が実現されていくと著者は主張する。この価値経済の実現や、日本においては少子高齢化による経済規模の縮小、ベーシックインカムによる最低限の生活の保証によりお金の価値が下がっていくと考えられる。そのため、人はお金を多く得ることを目的とするのではなく、個人の能力を高く、育てていくことにシフトしていくべきとしている。また未来においては、テクノロジの進歩により、政治や経済が分散化していくこともあり、経済システムを選択できるようになっていく。したがってある経済システム内(現在では資本主義)で勝負するのではなく、経済システムを作ることに勝負が移行していくという。その際、経済システムは自然を模した仕組みであるため、自然に抗ってはならないこと、脳みその仕組みと密接な関係にあるということを意識すべきとしている。さて、なぜ冒頭に記載したとおり疑問に思ったのかというと、筆者に主張がお金ではなく、お金を含む価値、そのうち特に好意・信頼といった「内面的な価値」を重視すべきと主張しているからである。その主張においては「お金」はある意味サブな存在であり、「内面的な価値」の重要性を訴えていくのであれば「お金」をメインとしたタイトルではなく、「内面的な価値」をメインに据えた「価値主義」とかにすればよいのではないかと感じた。このタイトル名にあえて筆者がした理由について伺ってみたいと感じた。

  • 中央集権化から分散化へ、資本主義から価値主義へ

    地球上の価値観とかシステムが変わりつつある。その時に自分は何をすれば良いのか、
    を考えさせられる本。

    地球の未来は明るいのかも?と思った。

  • 価値主義とかなるほどと納得感があるところと、やっぱり既存の価値観に縛られてしっくり来ないところがあった。
    仮想通貨とか確かに若年層のほうが抵抗感少ないのは既存の枠組みにどれだけ縛られてきたかによるんだろなと思った。

  • 最近言われ続けていた価値主義への転換等、新しい生き方に関することが分かりやすく書かれていた。

  • 本当にこうなるのでしょうか?

  • お金では測れない価値(倫理や社会的なもの)などが評価されお金などにもなるのが評価経済、現在は評価経済まで行っていない関心経済といったところ
    技術の変化は点でなく、線で捉える。ブロックチェーンもIoTも分散化という大きな流れの中の点でしかない。
    今後はお金の価値は現在より低くなって行き、自分の価値を最大化するように活動していく人が利益を得られるようになっていく。

  • 本屋で並んでいるときから気になってた本。
    経済が豊かになり、そして経済成長が止まった今、
    お金の価値、考え方が変わりつつある。

    昔ほど持っていることに価値が無くなった。
    またお金の形も変わりつつあり、
    紙幣そのものが無くても経済が回るようになっていく。
    中国では現金使用不可のお店も出てるくらい。

    心理面での変化についても触れられており、
    物欲よりも承認欲求が強くなってきている等、
    人の生活スタイルの変化についても触れている。

    知っていることも多いですが、一読の価値はあると思う。

    【勉強になったこと】
    ・Fintechには大きく2種類の現象が含まれている
     ①スマホ決済やロボアドバイザーといった、
      ITを使って金融の業務を効率化すること
     ②ビットコインをはじめとする仮想通貨のような
      金融の枠組み自体を再構築すること

    ・発展する経済システムの5つの要素
     ①インセンティブ
      参加する人に何らかのメリットが享受されること
     ②リアルタイム
      常に時間によって状況が変化すること
     ③不確実性
      努力で改善出来ない要素を含んでいること
     ④ヒエラルキー
      目に見える指標があること。
     ⑤コミュニケーション
      参加者同士にコミュニケーションの機会があること

    ・データがあふれたことで自動化しやすくなり、
     それを捌くための分散処理技術の発展したことが、
     今後の10年を考えるうえでの非常に重要な要素。
     この2つを合わせて自律分散というコンセプトが
     生まれた。

    ・モノがあふれている時代では、
     もはや資本主義は崩壊しつつあり、
     今や価値主義の時代が到来している。
     価値主義の時代では「好きなことをしている人
     ほど上手くいきやすい」時代といえる。

  • モデルケースになるエストニア。電子国家が今後の世界の主力となるだろうし、ベーシックインカムの台頭。流行も永遠には続かないと見通しながら会社を存続させる手を広げておく。個人の承認欲求を世界に発信するツールが今の流行だが、10年後はどうなっているのだろう。貨幣についての歴史や価値についての推察は簡潔で分かり易い内容だった。

  • 図書館で貸出から読了。
    お金から始まる経済のお話をそもそも貨幣とは?から資本主義まで、そして仮想通貨とブロックチェーン技術、AI/AR/VR/BMI(ブレインマシンインターフェース)などの未来へ繋がるテクノロジーについてまで、とにかく幅広い。

    読んでいてワクワクするところと、いつの時代も古い価値観が破壊されてきて、人類が進化してきた過程があり、お金というより、人間という生き物の歴史が俯瞰して分かる部分があった。

    まさしく、私たちが生きる現代は本当に時代の転換期真っ只中なのだな、と思える1冊。

    他の方々のレビューを読んでいるだけでも面白い部分もあって、これも本書で言う価値主義ゆえの感想かもしれない。

    今回は運良く図書館の貸出で読めたが、時間が経過してから再読したら、新たな発見がある気がする。

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