お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
4.02
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本棚登録 : 2138
レビュー : 230
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

感想・レビュー・書評

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  • 今の世の中、衣食住などの必要最低限のものも揃った生活ができるようになり、
    物質的には満たされてしまっています。
    自分も物欲はあります。
    次の車は何がいいかな~とか、時計や、ブルーレイレコーダー、パソコン、iPadなど、
    上げればいくつか出てくるが、これがないと困るんだ!ということは正直ないです

    これが、自分だけかと思いきや、この本を読むと、そういう世の中になっているようです。

    これ以上はどこを目指したら良いのかがわからない。
    なので人生における目的、方向性、意義を多くの人が失ってしまった。
    だから多くの人が人生の意義や目的を持てるような世界を作ろう、ということを
    言っていたのが、フェイスブック創始者のザッカーバーグ氏だそうです。

    それまでの世代では、足りないものがあって、それを埋めるために必死で頑張るという明確な方向性がありました。
    その基盤を受け継いだ世代は満たされてしまっており、何に向かって頑張ればいいのかがわからなくなっています。


    「人生の意義や目的とは欠落・欲求不満から生まれるものですが、あらゆるものが満たされた世界では
    この人生の意義や目的こそが逆に価値になりつつあります。」
    「この意義や目標を持てることは当然として、他人にも与えられる存在そのものの価値がどんどん上がっていく」
    本書に書かれてある内容です。

    人生の意義や目的はどうすれば見つかるのか?
    私も職業柄、この問題にぶち当たります。
    まずは、目の前のことを全力で取り組むと思っています。
    ただ、この本では、それを見つけるヒントが書いてあります。

    「熱量を持って取り組めることを探すこと」
    もう少し言い換えれば、「1日中やっていても苦痛ではないことを探すこと」

    振り返ると自分が今携わっている仕事は、
    1日中やっていても苦痛ではないです。

    大変なこともありますが、苦痛ではありません。

    この本の中に熱中していることが結果利益を得られると書かれてあります。
    熱中した経験、誰もが持っていると思います。
    自分も大学時代に、やりたいことなんだっけ?となり、
    漠然とした日々を過ごしていたのを覚えています。
    それでも、お世話になった先輩に会い、
    その人の活動に携わる中で熱中することを見つけられました。
    それが今につながっています。

    ただ、日常の義務に縛られていると
    何に興味を持って熱中していたのかも忘れてしまいます。
    自分も1つだけではなく、もっと熱中できることを
    探します!
    うまくまとまらずですが、
    この本を読んでよかったです!

  • メタップスの社長の人の本。キャッチーな見た目の本だが、中身はマジメだった。ビジョナリーなんだなぁ、と。
    WW2後にイデオロギー対立が起き、資本主義が世界を征服した後にお金2.0の世界が来るとして、果たしてどんな変化として現れるのだろうか?

  • 私は日本の経済に関してかなり悲観的なのですがこの本はかなり楽観的、ポジティブな世界が描かれており少しだけ救われるような気持ちになりました。
    政治も社会も混沌としている中でそれでも今後をよくしていくためにはまず望む社会のビジョンをしっかりと思い描くことの大切さを再確認。
    そして、知らなければ選べない時代からビジョンを実現するための情報を選ぶ時代への移り変わりを感じた1冊でした。

  • 2018/4/29

  • お金の未来の在り方について次の2点が心に残った。

    ①ベーシックインカムが導入され多くの人々が働かなくても生活できるようになるとお金がコモディティ化する。そして人間の内面的な部分の価値が高まる。

    ②インターネットでやり取りする情報は多くの価値を持っているが、現行の貸借対照表には情報の価値は表れてこない。グーグルなどのIT企業の影響力がますます大きくなってくる。

  • 価値主義、本当にくるかはわからないけど、理にかなってるし面白い本だった。

  • 未来のお金についての考え。
    お金の影響力は強いが、人の感情を抜きには語れないというのは、確かにそうだろうと思う。確か、分け前に納得できなければ一円ももらえないのに、たいていの人は自分のほうが分け前が少ない場合は拒否して両者とも1円ももらえないという実験がなかったっけ。自分なら渋々うけいれると思うけど。
    にしても、報酬回路を電気で刺激するボタンを押すと快楽を味わえるからといって、死ぬまでボタンを押し続けたというラットは、アホだなと思う。多分、人間だったらそんなことはならないと思うんだけど、どうなんだろう。死ぬまでやってたら疲れるだろうから途中でやめそうな気がするのだけど。それとも、快楽を得たら疲れさえふきとぶんだろうか。
    ところで、中国ではライブ配信で月収1000万円以上稼ぐ若い女性なんて人がいるらしい。若い女性というのがポイントなんだろうけど、中国の経済規模のすごさがよくわかる。
    後、最近は社内通貨というものが導入されている会社がいくつかあるんだとか。毎月一定の社内通貨を保有していて感謝の印として同僚にあげたり、もらった通過は精算して給与に換えることもできるらしい(もらったやつじゃないとダメということかな?)。ちょっと面白そうな仕組みなので、もうちょっと調べてみたい。簡単にできそうだったら、うちの会社の提案制度で提案してみようかな(SIerなんで、ほとんどの社員が客先だけど)。
    それと、イギリスの作家のグラス・アダムスの言葉が面白かった。35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられるとのこと。自分の場合だと後5年だけど、最新のテクノロジーはできるだけ勘定抜きに知るようにしていきたい。ちなみに自分は、仮想通貨はなんだかんだいって当分は通貨として普及しないと思っている(投資としては普及してるけど)。特に、ビットコインの10分かかる取引は遅いし、経済的じゃない。

  • 目には見えない価値にお金を払う新ルールの世界。
    仮想通貨やトークンエコノミーの普及でお金の意味合いが従来とは違う世界。
    お金は物資やサービスとの等価交換だけではなく、時間や価値との等価交換する世界。
    そこでは、資本ではなく、個人の価値が物を言う。①スキル経験の実用性としての価値。②共感や好意のような内面的価値、③信頼人脈のような繋がりとしての社会的価値、を高める。

  • 名前からはビットコイン経済の話かと思ったら、それ以上にこれからの経済と価値観について書かれていて、予想以上の良書だった。

    以下読書メモ

    経済システムはインセンティブ、リアルタイム、不確実性、ヒエラルキー、コミュニケーションで成り立っている。
    その他のシステムでも同様の要素が必要。
    システムには寿命があり、次のシステムに移る準備をしておく。

    経済と政治、経済と自然は共通性がある。
    ネットワークでリアルタイムにつながっているこれからは、分散化が進んでいく。

    これからはお金ではなく価値が重要になる。価値があればお金にもなる。
    自分の価値を常に高めるような行動が必要。
    価値は①有用性としての価値 ②内面的な価値 ③社会的な価値 がある
    これからは色々な価値観やシステムが並列し個人が選択できるようになる。

  • Moneyが軸でなく、Valueを軸とした生き方に視点を移すことに共感できました。年をとるに連れ、自分の心が凝り固まっていくことを意識しつつ、年をとっても新鮮な感覚を大切に生きることができると気持ちを新たにしました。

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プロフィール

福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。
『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(幻冬舎)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」リベラルアーツ部門賞を受賞。

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