日本再興戦略 (NewsPicks Book)

著者 : 落合陽一
  • 幻冬舎 (2018年1月31日発売)
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  • レビュー :30
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032170

日本再興戦略 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 日本の歴史を振り返り本来の日本の文化を提示し、中央集権から地方分権にするなど、明治以降の欧米化をリセットして新しい日本の文化・社会を再構築せよと迫ります。
    そして、少子高齢化を好機として人工知能を始めとした5G、ブロックチェーン、AR/VR/MRなどのテクノロジーを用いて新しいビジネスでイノベーションを起こせと叱咤します。
    デジタルディスラプションを起こすのではなく、「今パイを持っている人たちを更に儲けさせてあげるような枠組みを考えてあげないといけません」とあるのが正に日本文化的です。
    また、個人への提言である「ポジションを取れ。とにかくやってみろ。」も著者の行動からとても説得力があります。

  • 5G時代早くこないかなー
    儲けばっかり考えてるプレイヤーは他人事ではないけど、仮想通貨は応援してます!オールドエコノミー勢に負けるなー

  • さらっと2時間程度で流し読み。
    昭和から続いたいわゆる欧米に迎合した現在のスタイルを批判しつつ、むかしからの日本的感覚である八百万や士農工商といった制度を参考にこれからの日本の在り方を伝えたもの。
    僕も八百万の精神が好きでとても良く共感できた。これは弥生的なものから縄文への回帰と見た。
    特に第6章の教育はよいアイディアだったと思うが、それらをどうやって実現するかが問題だなと。


  • これからの日本のためにアップデートするための本


    ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。

    日本が好きなのはその衣食住が好きだから
    祭りをどんどん増やしてアップデート

    過去を検証。欧州 米国 テクノロジー 政治 教育 会社 仕事 コミュニティなど多面的に

    時代の変革点ではビジョンと人材育成がキー

    三つの戦略
    企業経営、アーティスト、大学


    欧米とは何か

    明治の欧州、昭和の米国
    欧州式大学は国家や教授の権限が強く少数
    米国式大学は市場経済原理で教授が多い

    日本の法律
    刑法 ドイツ
    民法 フランス
    憲法 アメリカ
    平等ではなく最適化を目指して臨機応変に

    江戸
    百姓というポートフォリオワーカー 多動力
    西洋の二分法はアジアの価値観に合わない
    個人より属する複数コミュニティ利益で判断

    無理なく自然に働くワークアズライフ
    中央集権は明治から 日本に向いていない
    フットワーク軽く意思決定を小さくする

    日本の意識を変えるための理解
    1 国の成り立ち
    2 過去50〜100年の変化
    3 日本の持っている良さ

    歴史、生産設備、金融市場はトップクラス

    日本の統治構造
    墾田永年私財法 土地を民が所有
    非中央集権と士農工商のカースト
    士 政策決定者、産業創造者、官僚
    農 一般生産、一般業務従事者
    工 アーティスト、専門家
    商 金融、会計のビジネスパーソン

    二子玉川
    自然発生的には生まれないシナリオの街
    ディズニー
    信仰に近いメディア操作の消費者

    超拝金主義
    給料ではなく役員報酬でモノを考える


    テクノロジーは世界をどう変えたか

    20世紀の工業デザインという概念
    バウハウス マスメディア 大量生産
    21世紀の生産技術 3D CAD
    個々人にカスタマイズされた製品

    AIは個人化するインターネットの関数

    労働の問題
    特定の時間で労働を終わらせることに終始
    均質化に向かう教育をやめる
    機械化出来ることをやめる
    ロジカルに話せれば英語はいらない

    土地価格の変化 空間の変化
    自動運転で路線価の意味がなくなる
    移動のハブ空間を魅力的に アウトレット?
    車は寝室やオフィスになる
    自動車企業がライフスタイルブランドへ

    5Gか2020から東京で
    空間伝送が画期的に変わる 会議の形


    日本再興のグランドデザイン

    人口減少社会のメリット

    1 高齢化による人手不足で急激に機械化
    2 少子高齢化のソリューションを輸出
    3 教育投資 子どもに対する投資が社会善

    10年スパンの戦略を考え抜くフェーズ


    政治

    リーダーの条件
    1 弱さ 共感性の高さ 足りない能力は補完
    2 意思決定と実務権限をわける
    3 後継者ではなく後発を育てる


    教育

    1 ポートフォリオマネジメント
    利益を生む仕事とコストのかかる仕事
    まずはひとつの専門性を掘り下げる
    2 金融的投資能力

    アートを学ぶ 作法や価値を学ぶ

    サロンで学ぶ
    ニュースピックスアカデミア


    会社 仕事 コミュニティ

    ストレスマネジメント
    ワークアズライフ
    時間で切ることのナンセンス
    キャリアプランとしてのベンチャー

    囲い込みの概念は無駄

    自分探しよりできることから
    まずはやってみる
    評価は嬉しい
    やりたいのか、ただできるだけかを区別
    貧富の差よりも文化的な資本の差が問題


    私塾の立ち上げ

    産業と教育が一体となる生態系をどう作るか
    今、学生に投資すれば学生と共に自分も育つ

  • 前半分は冗長だし支離滅裂。士農工商のメタファー(歴史的に正しいかは疑問)だけ頭に入れておく。
    第5章から一気に面白くなる。リーダー2.0のあり方、ホワイトカラーおじさんや年功序列の排除、落合陽一だけの特筆すべき論はないが、「やっぱりそうだよな」と納得感のある提言が並ぶ。時代に取り残されてるかも、と思った人は日曜朝の比較的気分がいい時に読んでみては。

    追加 他の方が「命を削った書」と書いていたけれど、全編見る限りゴーストライターが書き起こしたようなこじんまりした筆致。ただ、「おわりに」における落合氏自身の昨年末の行動とその想いは迫力あり。最後の最後で熱い想いを持てた。

  • 最近話題?の落合陽一さんの本

    欧米、日本、テクノロジー、政治、教育、働き
    などの観点から、現状と未来について網羅的に書かれている
    読む人によって気になる点が変わりそうな本

    変化の激しい、変革を迎える時期にある現代
    未来をどう思い描くか
    そのために自分に何ができるか
    そういうことについてのヒントを得ることができる本

    網羅的であまり結論を出すのではなく、
    問題点を挙げるような感じで書かれていて
    具体的なテクニックやスキル、方向性が
    しっかり書かれているわけではないので
    読むたびに、読むタイミングによっても感じ方が変わる
    この本をきっかけに、自分のビジョンを持って
    他の本を読んだりするといいと感じた

  • CY18-04
    前に誰かが、確か会社の上司だった気がするが、言っていた日本は唯一成功した社会主義国家というのは言い得て妙だと考えている。欧米に比べ貧富の差は少なく、資本主義としても機能している。

    この先、AIが普及にしてくるにつれ、多くの仕事、機能は、人からAIに置き換えられてくるであろう。そうなった時、筆者が言及している機械親和性の高い人間、要はAIを開発する側及び活用する側、またはAIに置き換えられないスペシャリティを持つ人間が活躍できる社会になるのは自明で、今より貧富の差は大きくなる社会構造となるであろう。

    来るべきその時代に備えて、日本の、国家としてのシステムのアップデートが必要になるのも必然であろう。

    その岐路に立たされたとき、今のシステムで時代の流れに合わせてアップデートできるかが勝負だが、きっとできないだろうな。

    さて、そうなったとき、我々はどうすれば良いのだろうか?脱出?

  • 人口減はネガティブなことではなく、ロボットで置き換えやすくなるため、日本には大きなチャンスがあるという論旨は分かる。

  • 結局高度成長の正体とは、均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動

    百姓とは、農耕主体の社会において、100の細かい別々の仕事をしているということ

    5G 2020年東京でスタート

    人口減少と少子高齢化 大チャンス
    1.自由化、省人化に対する打ち壊し運動が起こらない
    2. 輸出戦略
    3.人材の教育コストを多くかけることができる 

    2060 中国は日本並みに高齢化

    日本は機械親和性が高い

    スマートホン経由でnewspicksのアプリに月額1500円払っても、3割は自動的にアップルやグーグルに払われる

    2024年 中国のGDPがアメリカを超える
    2022  インドの人口が中国を超える
    2035 インドがGDP トップ

    自動化を進める、文化的に優れた国にする どうすれば東京が東洋のパリになれるかを必死に頑張ったほうがいい

    西遊記の天竺はカルカッタ

    リーダー 2.0
    1弱さ、共感力 すべて自分でやらない
    2 意思決定の象徴と実務権限の象徴は別で良い
    3 後継者でなく後発を育てる 自分を次ぐ人ではなく、新しい会社やジャンルをつくっていく

    英語が話せる中身の薄い人の化けの皮が剥がれる

    英語 ゲルマン動詞(let,make,getなどの不規則動詞)はつかわない。ラテン語動詞をつかう
     副詞をやたら並列させないで、正しい位置にいれるなど、係り受けがわかりにくい文章にはしない
     接続詞

    「今ある選択肢の中でどれができるかな、まずやろう」

    ベキ論で語る所、ベキ論で語るべきでないところをきちんとわける

    するべきこととやりたいことをわける
    「自分がそれをしたいのか」、それとも「自分がそれをできるのか」「するべきなのか」の区別は絶対につけたほがいい

    「手を動かせ、モノを作れ。批評家になるな。ポジションを取った後に批評しろ」

    「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え、手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準をもつな。複雑なものや時間をかけないとなし得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ」

  • ”これまでのシステムは、大量生産型の工業社会、たとえばトヨタの車をつくるのには向いていましたし、ソニーのテレビをつくるのには向いていました。
    みなが均質な教育を受けていて、何も言わなくても足並みがそろうからです。
    不良品が少なく、コミュニケーションコストが低く、同調によって幸せ感を演出できる社会は非常にうまくデザインされていたと言えるでしょう。
    幸せは演出され、成長は計画されてきたのです。

    結局、高度経済成長の正体とは、
    「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費者購買行動」の3セットだと僕は考えています。
    つまり、国民に均一な教育を与えた上で、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメディアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起していくという戦略なのです。”

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