日本再興戦略 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 271
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032170

作品紹介・あらすじ

今、世界でもっとも注目される日本人科学者が描く希望の国のグランドデザイン。

感想・レビュー・書評

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  • 頭のいい若者の勢いのある本です。正直横文字多くてよく分からんという感じでありました。文中で意味の無い横文字で言わない方がよいなんてことが書いてありましたが、結局日本語に置き換え可能な言葉も沢山横文字で出てきています。
    みんなこの横文字を一生懸命解説と引き比べて読んで「分かった!」という気もちになるのでしょうか。

    これからAIが発達し、通貨の在り方が変わり、国、統治の主体の在り方が変わるに当たって、一番変わらなければならないのは教育及び職に対しての考え方という事なんでしょうね。既にして昭和的な教育を受けてきた僕らにとって、これから訪れるであろう新世界がはまさに怖れの対象ですが、そこにワクワクや可能性を見いだせる若者が世界を作っていくのであれば、まさにこの転換点というのはチャンスに見えるのかもしれませんね。
    彼の提唱する「百姓になるべき」という言葉は、百の事をする人という多様な人間を指しているのですが、これからは専門業種だけでは生きて行けなくなるんでしょうね。まだ人生長いので自分を省みて考えこんでしまいました。

  • いま話題の人 落合陽一。
    YouTubeを見る中で、見つけた若い人である。
    現代の『魔法つかい』ともいわれる。
    そのあらゆる面においてのコミットメントする姿勢は、素晴らしい。
    イマドキの若いものはなんて言ってられない。
    こういう若者が、現れるのは、たのもしいことである。
    筑波大学の教員であり、学長補佐。ベンチャー企業の経営者。
    アーティストとして、芸術作品を生み出し、
    テクノロジーとアートとプロダクトつくり。
    実に、マルティプレイヤー。教育、研究、経営、アートに関わっている。
    これからの『働き方』を予感させる その仕事の多様性。

    『価値』が重要なキイワードであるが、「価値」の定義が不明である。
    少なくとも、価値にも ダイバシティがあると思われる。
    バリューダイバシティの時代。
    落合陽一の3つの再興戦略
    ①経営者として、今までとは違うスタイルのイノベーション開発。
    ②メディアアーチストとしてクールジャパンの素地の正体をつかみ、
    クリエイティブにする。
    ③大学はどうあるべきかを考えてグランドデザインをつくる。
    ふーむ。戦略ではないよな。戦術方針みたいなものだと思うよ。

    『賢い上にひらめきがある天才が必要だ』と自分の登場をほめている。
    こういう押しの強さが必要なのだね。
    東洋思想と言いながら、実にアメリカナイズされているのはおもしろい。
    さすがに、落合信彦の息子だけある。

    『変わりつづけることを変えず、作りつづけることをやめない。
    東洋の自然観はデジタル時代に新たな自然を構築する。
    バックグランドとビジョンを拡張し、世界に貢献する。』
    と落合陽一は 宣言する。
    いやはや。その意気込みが 必要なのだ。

    主張は 大きく言って 3つ。
    ①欧米とは存在しない。ヨーロッパとアメリカは違う。
    ②日本人は、公平にこだわり、平等にこだわらない。
    ③ワークアズライフ。百姓の「多動力」がいる。
    百姓とは、百の仕事をもっている。
    タイムマネジメントから、ストレスマネジメントへ。

    リーダーは、尖っている能力、足りないのは補ってもらえばいい。
    意思決定と実務権限はわけられるべきだ。
    後継者ではなく、後発を育てよ。
    リーダーとは、愛されることなのだ。

    ふーむ。おもしろい切れ味である。
    文章は、頭の回転の速さに、ついていかない状態で
    飛躍に飛躍を重ねるが、その八艘渡りに近い展開は
    スリリングでもある。いやはや。おもしろい時代になったもんだ。
    若者が 堂々としているのは、たのもしい。

  • 必要があって読む。
    うーん、話題の人ながら、失礼ながらこの人、あまり頭が良くないなあと終始実感。
    この人が提言する日本再興論を実践したら、日本が再興されないことは目に見えている。
    なぜなら、思考方法に中心が一つしかないから。それを是とする人々を、自分は信用しない。

  • 日本の歴史を振り返り本来の日本の文化を提示し、中央集権から地方分権にするなど、明治以降の欧米化をリセットして新しい日本の文化・社会を再構築せよと迫ります。
    そして、少子高齢化を好機として人工知能を始めとした5G、ブロックチェーン、AR/VR/MRなどのテクノロジーを用いて新しいビジネスでイノベーションを起こせと叱咤します。
    デジタルディスラプションを起こすのではなく、「今パイを持っている人たちを更に儲けさせてあげるような枠組みを考えてあげないといけません」とあるのが正に日本文化的です。
    また、個人への提言である「ポジションを取れ。とにかくやってみろ。」も著者の行動からとても説得力があります。

  • 前半分は冗長だし支離滅裂。士農工商のメタファー(歴史的に正しいかは疑問)だけ頭に入れておく。
    第5章から一気に面白くなる。リーダー2.0のあり方、ホワイトカラーおじさんや年功序列の排除、落合陽一だけの特筆すべき論はないが、「やっぱりそうだよな」と納得感のある提言が並ぶ。時代に取り残されてるかも、と思った人は日曜朝の比較的気分がいい時に読んでみては。

    追加 他の方が「命を削った書」と書いていたけれど、全編見る限りゴーストライターが書き起こしたようなこじんまりした筆致。ただ、「おわりに」における落合氏自身の昨年末の行動とその想いは迫力あり。最後の最後で熱い想いを持てた。

  • 落合氏をテレビで見かけるようになり、本書を手に取った。

    時代は巡っていることがよく分かる。
    今は百姓。つまり、百の生業を持つことを推奨している。多動力こそ百姓。
    自分探しより、自分ができることから始める。
    手を動かし、モノを作り、批評家にならない。
    著者によるポジションを取る。とは結婚すること、子どもを持つこと、転職すること、投資すること、勉強することなど。分かるためにやってみることが大切。

  • 落合氏が述べるようにこれからの社会変化に合わせて仕事・政治・教育・日本人の固定概念も変化が必要になるでしょう。落合氏のプランには突拍子もないと感じるものありましたが、信念持ち実際に行動に移している姿を見ると何やかんや難癖をつけて非難することがナンセンスに感じました。
    今の若者にこそお勧めしたい本なので、ぜひ手に取ってモチベーションを上げて多くのチャンスを掴んで欲しいと思います。願わくば自分が学生の頃に出会いたかった一冊。

  • やっぱり落合陽一さんってデジタイルネイティブ世代の日本から生まれ出た天才だと思います。明治以降、日本のテクノクラートたちに浸透した「西洋に追いつけ追い越せ論」が日本独自の文化や伝統、習慣を旧時代の遺物扱いしてきた。そんな空気や圧力から離れて、日本人的な良さや日本的な特性や美徳や嗜好を再認識再発見して、再構築しようと本書で言っているように思いました。
    彼の主張するものは「改革や革命ではなくアップデート」この言葉、すごく惹かれるものがありました。
    憲法もそうだし、岩盤規制みたいな既得権益など長く変化を拒み続けてきた昭和の残滓を、もっと今を生きる人たちの為だけでなく、これから生まれてくる人達のために作り変えていこう!その為に「手を動かせ!モノを作れ!批評家になるな…」の言葉があるんだろうなって感じます。

    日本は変わらなきゃいけない



  • ちゃんとビジネス書を読んだのがこれが初めてと言うこともあり、すごい革新的で面白かった。

    自分が普通と思っていたものは、ほとんどが昭和のマスメディアによる均一化によって型作られていて、今あるものを、すべてとまでは言わないが、疑ってかかっていろんな価値基準で見てみようと思った。

    でも、落合さんの奨学金は子供に負担するべきではないと言う意見には反対で、奨学金は子供が負担するからこそ、「大学なんかにお金は出さない」という親から逃げることができるものだから、その意見は違うんじゃないかと思った。

    テクノロジーのところ、特にビットコイン、ブロックチェーン、デジタルネイチャーあたりはよくわからなかったので、関連本を読んで理解を深めてから、またこの本を読んでみようと思った。

  • 図書館で予約してから1年弱掛かって借りられた。
    人気だけあって面白かった。政治と教育は尻すぼみな感じだったが。
    テクノロジーの専門家でありながら日本という枠組みに拘るのは不思議な感じがしたが、メディアアーティストだからなのかな。
    以下の一節は全く以って同感。

    よくディズニーランドに行くのが幸せだという人がいますが、僕にはその理由がわかりません。理由を聞くと、「ディズニーが好きだから」という答えが多いのですが、これは信仰に近い考え方なのです。いつのまにか、自分の中に価値観がインストールされていることに気づいていません。日本はそうした話がたくさんあります。まだマスメディアや広告にコントロールされて、自分がそういう行動をしている自覚があればいいのですが、無自覚な人も多い。

  • 1年前の出版。
    もう古いけど、まとまった著作としては最新?

    章立ては以下のとおり
    欧米とは何か 
    日本とは何か
    テクノロジーは世界をどう変えるか
    日本再興のグランドデザイン
    政治
    教育
    会社・社会・コミュニティ

    最初の問い立てが良い。
    曖昧な平等意識?グローバリズム?に流されて、日本とは何か ということを煮詰めて考える習慣がないのが日本。
    こんなにクッキリ世界の果ての孤島なのに!
    落合氏の提示する答えは??(士農工商に反応している人が多くて驚く。高偏差値男子校出身者ばっかり?ww)だけれど、それは人によって違っていいし、エリート層であればこの問いは常に念頭にあるべきだと思う。

    そのあとの章においての落合氏の主張は、一極集中の打開、グローバリズムに対抗する方法、少子高齢化の現実に即した対策、にまたがっている。
    ただ、上記のような耳タコワードはくり出さない。
    "トークンエコノミー”という言葉が使われているが、 限定された範囲で使える電子マネーやポイント制度の拡大をイメージすればいいだろうか?
    それにより、地域固有の経済圏を構築することができそうと。 また少子高齢化はそのままに受け止め、 AIやロボット技術への労働移譲、教育への厚い投資を期待する。
    このあたりのアイディアは賛同できる。

    教育についてはイマイチ。
    彼自身がかなり学校に苦労した部分があるのでしょうね。
    で、男子校でひとりっこだね、たぶん ... そんな感じがぷんぷんする。
    まぁ、でも、そういう自分をオープンにする、というのは立派だし、彼のようなやり方が合う子だっているだろうな。

    総じて、なるほどと思わせる言葉選びがされている一冊、という印象。
    叩き台になる一冊だ。
    そして まだお若い 落合陽一さん、
    彼が幸せでありますように!と つい願ってしまう可愛げもたっぷりこもっていました (^^)

  • 「魔術師」「天才」と形容され、現代の若手論客の中でも異彩を放つ落合陽一氏が、日本の未来に向けたグランドデザインと様々な提案をまとめた一冊。政治、経済、教育といった各分野において、テクノロジーをどのように適合し、主体である我々日本人もどのような価値観へシフトしていくべきか語られている。序盤は難解な言葉や言い回しがやや鼻に付く感は否めないが、中盤以降は比較的読み易くアツイ展開になっていくため、投げ出さずに最後まで読了すべき。好き嫌いは分かれると思うが、落合氏が日本の貴重な頭脳であることに間違いないと確信した。

  • 話題になってるけど、あんまり大したこと書いてないやろなー、と思ったらビックリ。歴史、文化、経済、テクノロジー、教育について分野横断的に描かれたものすごく面白い本だった。要素と要素が有機的に繋がり感動した。

    日本、日本とナショナリズム(?)を感じる部分もあるが、それはポジションを強くとる必要があるからでしょうな。

    めちゃくちゃポジティブで、活動的で本当に尊敬できる人物に変わった。

    『手を動かせ。モノを作れ。批評家になるな。ポジションを取った後に批評しろ』
    Doerになりましょう。

  • 5G時代早くこないかなー
    儲けばっかり考えてるプレイヤーは他人事ではないけど、仮想通貨は応援してます!オールドエコノミー勢に負けるなー

  • さらっと2時間程度で流し読み。
    昭和から続いたいわゆる欧米に迎合した現在のスタイルを批判しつつ、むかしからの日本的感覚である八百万や士農工商といった制度を参考にこれからの日本の在り方を伝えたもの。
    僕も八百万の精神が好きでとても良く共感できた。これは弥生的なものから縄文への回帰と見た。
    特に第6章の教育はよいアイディアだったと思うが、それらをどうやって実現するかが問題だなと。

  • おもしろい。
    問題提起から、日本のグランドデザインまで。
    リベラルアーツを体現している。

    話が多岐にわたりすぎてうまくまとめられないが、日本の未来は明るいと思わせる一冊。

    落合先生は天才すぎる件。

  • ちょっと流行からは遅れてしまったが、話題の才能の本を読んでみた。
    書かれている内容には賛成できる面もそうでない面も、どこまでの理解で書かれているのか納得な面も、そうでない面も。
    それにしても、既得権益というかこれまでの考えの人の抵抗は無視できないのだろうなぁ。
    何事も移行時期は大変だし、テクノロジーも思ったように実現するものばかりでは無いだろう。

  • 【気になった場所】

    高度経済成長の正体
    国民に均一な教育を与えた上で、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメディアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起していくという戦略
    →今の状況でこれを続けると、機械親和性が低く、代替性の高い人類を生産する仕組みであるため、一人当たりの生産性は下がる

    日本人が合わないもの
    ・平等
    →公平にこだわり、平等にこだわらない日本人
    ・近代的個人
    ・ワークとライフを二分法で分けること
    →ワークとライフが一体化させたほうがいい

    これからの日本人に大事なのは、複数のコミュニティに所属しつつ、そのコミュニティを自由に変えられること
    →この感覚を共有できる地域経済をつくり出していく必要がある
    →そのために、ビジョンと教養が必要

    東洋的な価値観
    ・自責で考え、不明点を理解しようと心がける姿勢

    「ムラ」という考え=現実的で効果のある策
    ・日本という国民国家の概念を捨て、都道府県・地方自治ごとで考え、意思決定する

    日本の統治構造ができるまで
    ・出雲政府と大和朝廷の勢力争い
    →大和朝廷が勝ち、日本を統一
    →日本は日本として成立し始める

    ・中臣鎌足の大化の改新
    →天皇制という概念を王政と持つ一方、天皇が政治を行わず、官僚が行う
    →日本の基本スタイルが生まれる

    日本の宗教はイノベーティブ
    ・一般的な宗教は、カリスマ性のある開祖が存在し、その後コミュニティを作る上で自発的に生まれる
    ・統治者と国が国策として宗教組織を生み出す
    ・国が神を設定したのに、天皇一神になっていない(八百万の神)

    インド人にとってカースト制度は幸福
    ・身分が決まってる(自由ではない)一方、将来が約束されているという点で安定している
    →政権や経済政策が不安定なため余計感じる

    日本も本質的にカーストが向いている国
    ・士 政策決定者、産業創始者、官僚
    ・農 一般生産、一般業務従事者
    ・工 アーティストや専門家
    ・商 金融商品や会計を扱うビジネスパーソン
    →職業の行き来のしやすいカーストへ
    →柔軟性のあるカーストへ

    農=百姓
    ・マルチパーソン、多動力
    →百姓を目指し、その中からクリエイティブクラスが生まれていく

    1988-2000に流れたトレンディドラマ・拝金主義などを植え付けた日本のマスメディアがこのカーストを破壊
    →日本人が目指す人物像が画一的になってしまった

    拝金主義を抜け出せ
    ・お金は神様ではない、ツールだ
    →自己認識の上でこの概念を排除しなければ、いつまでも幸せになれはい
    ・抜け出すのに必要なのは、文化であり、美意識であり、その基盤となる教育

    人口減少や少子高齢化はチャンス
    ・機械化に対するネガが起きにくくなる
    ・解決すれば、他国にノウハウを伝授できる
    ・貴重な子どもに教育投資をするようになる

    日本再興の切り札
    ・ロボット
    ・自動運転
    ・ブロックチェーン あらゆるデータの移動歴を信頼性のある形で保存し続けるためのテクノロジー
    →非中央集権的
    ・トークンエコノミー 通貨に限らず価値交換に使えるトークンの発行に依拠した経済の意
    →Tポイントカードもマイレージもトークン

    リーダー2.0とは
    ・何か一つでも尖っていればいい
    ・それぞれの得意分野に特化させる
    ・後継者でなく後発を育てる
    →意思決定と実務の権限を分けて、優秀な人を周りに置いてチームをつくれる人

    これからの時代に必要な能力
    ・ポートフォリオマネジメント
    ・金融的投資能力=何に張るべきかを予測する能力

    日本経済・再興戦略
    ・ホワイトカラーおじさんの社外アウトソース
    ・男女のフェアな扱い(≠平等)
    ・年功序列との決別
    ・近代的人間からの卒業

  • 日本で高度経済成長期に形成された「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費者購買行動」の 3点セットのシステムは物質を豊かにする上で、当時は機能したが、代替可能であるため個人の生産性を下げ、時代に合わなくなってきている。現代の日本人にはマスメディアによって自分の中に価値観がインストールされており、変化の多いときには足かせになる。そもそも日本人は、仕事と生活が一体化した「ワークアズライフ」が合っていて、それは百姓のようなものである。今は士農工商の「商」が膨らみすぎているため、今一度「農工」のクリエーターを再興すべき。ものづくりのアーティスティックな価値観や考え方は 、複雑な価値評価ができる。特に新時代のリーダーとしては、偏りのある人 、ある分野にとても才能があるけれども 、全然だめなところもあるような人のほうが、優秀な人に囲まれやすく、向いている。
    「ポジションを取れ。とにかくやってみろ」

  • 全体として刺激的な論も多いけど、概ね好感が持てる。批評に終始する本が多い中、自分としての解決策まで提示しているのは評価されるべき。評論家になるな、という言葉を実践しているということでしょう。
    少子高齢化をチャンスと捉えよ。悲観的な論ばかりの中、その可能性に目をつけられるのはすごい。
    今後はじっくり考えて行動するより、フットワーク軽くTry&Errorを繰り返した方が時代に合っている。大企業病にすっかり染まってしまった会社はどうしていくべきか。

    ただ、著者が思うよりも日本は随分保守的だ。この提言が広く受け入れられるのは難しいんじゃないかというのが正直な感想。だからこそ、革新的だと言われる提言なのだと思う。

  • なるほどこんな風に世の中を見ることが出来るのか、ととても刺激的な内容でした。

    世の中の流れは想像以上に速い。

    だからこそ思考を止めてはいけないし、そこにとどまらずに試行までスピーディに動くことが必要ですね。

  • 落合陽一。
    天才すぎる。。
    普通に考えてることがほとんど納得できる。。


    日本再興戦略。
    非常に面白い。
    今後ベンチャー企業が増え、
    シリコンバレー、シンガポールに対抗できる力をつけないと日本はいつまでたっても米国に出資して日本自体を本当の意味で豊かにできないんやろーな。



    内容がかなり難しかったから
    また絶対に読み返す本。
    5Gについてもう少し触れて欲しかったのと、
    E commerce,M commerce V commerce
    についても触れて欲しかった。

  • 落合陽一って何者?!
    ということで、イチバン有名な本を手に取ってみました。

    共感部分あり、親しみのない部分あり、受け入れられない部分あり。
    という感想です。
    東洋思想は最近私も学びたいと思っていた分野だったので、共感部分が多く、日本再興の部分については新しすぎて腑に落とすのがうまくできません。
    でも否定する訳でもなく、ここで初めて聞いておけばしばらくしたら徐々に身につくかもという感じです。

    何となくこの人の全体を通して不健康そうで、集団生活を否定するところは相容れないかも。

    けれど、強いメッセージ性のある生き方をしていることには感銘を受けたし、天才と言われる所以が分かった。

  • 筆者は多面的に(時間軸も含め)、物事をとらえ、日本の在り方や進むべく方向性を示します。

    最近、少子高齢化や人口減少に対するネガティブな意見ばかりを聞きますが、この本ではそれを好機ととらえる考え方が提示されていて、明かるい気持ちになれました。

  • まずは行動してみて、そこから修正をしたりして行くことや別のことを始めてゆく事が大切だということを改めて認識。

    自分はそれがしたいのか、それが出来るのか、するべきなのかの区別はつけたい。 金八先生のオススメの本、良本でした^_^

  • 少子化高齢化、そして、AIが役立つ社会においていかに日本を再興していくか、落合氏自身の考えを述べている。ただ、大都市に生きる人たちには、役立つものかもしれないが、田舎暮らしにも当てはまるのか疑問。

  • 面白い。
    U-tubuでホリエモンとの対話を見て読んだら頭に入りやすかった。

  • 若者だけでなくおじさんも、読んだ後に行動を起こしたくなる。

  • ちょっと言葉が分かりづらく、読む進めるのが難しい本でしたが、誰も想像していなかったスマホ、メルカリ、アマゾンなどなど当たり前になってきている世の中、この本に書かれていることも突拍子もない話でもないのかな、と感じることができました。日本独特の文化、価値観についてわかりやすく解説されていると思います。

  • 「リスクをとるほどモチベーションが上がるというのは、機械にはない人間のよさなのです。」

     日本再興ではなく、文明開化前までの日本最高っていう内容の本。西欧というよくわからない括りの文明論を導入する前の日本に立ち返ろうという提言で、その頃の日本の方が、これからのテクノロジーには親和性が高いということ。加えて、少子高齢化もテクノロジーの導入による機械化にとってはウェルカム。

     何百年か先の未来を語るところはホリエモンと同じだけど、ホリエモンは既得権益と対峙していたのに比べて、「アップデート」という言葉でもって、既得権益も儲かるような仕組みを作って未来を実現する方策を提言しているのが本書。

     newspicksの動画の著者はいつもつまらなさそうに話してるけど、ああいう動画に出演するのもきっと社会に入り込むという戦略なんだと思う。

     日本古来の思想や制度がこれからのテクノロジーに親和性が高いかどうかは、ただ後天的に共通点を見出しただけだとも言えるからなんとも言えない。けれど、少品種大量生産から多品種少量生産にシフトするのは確実なので、それに伴って労働がタイムマネジメント→ストレスマネジメントに、ワークライフバランス→ワークアズライフにシフトするというのはきっとそうだと思う。
     複雑なものを複雑なまま扱うためには、ストレスをいかに減らせるかが肝要で、ストレスの原因は8割が人間関係らしいので、要は人間関係を主体的に作れることが大事ということ。その点では、会社という組織は流動性が低いので、これからは馴染まない。
    そういえば、嫌な上司がいる部署や組織からは人がすぐにいなくなるという現象がよく見られるようになった。そんな時代に会社組織からドロップアウトした人間は進化を先導する突然変異みたいなもので、未来の労働環境は思いの外明るいのかもしれない。

     難しいのは、テクノロジーに関わる仕事は少数精鋭になるので、そこからはじかれる人が少なからず出てくるということ。その点について、著者は士農工商とかカースト制度のような階層の固定化とかものづくりの再評価とかで不平不満は解決できると言ってる。
     でも、そんな階層の固定化は大きな権力が強制的に制度を変えないと無理で、民主主義を続ける限りそれは無理な気がする。士農工商の下にはえたひにんという地位があったし、シンガポールやイギリスは金融に特化することで成長できたという事実があるので。

     終わりに近づくとグイグイ読ませる書きっぷりで、勢いがすごい。
    シンプルがいいとされる世の中で、複雑なものに取り組む気持ちを忘れていたので、それに気づかせてくれたところがとてもよい。

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著者プロフィール

落合陽一(おちあい よういち)
メディアアーティスト、研究者。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教、デジタルネイチャー研究室主宰。2015年Pixie Dust Technologies.incのCEO。2017年から筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。2017年12月からは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長 及び 准教授を兼務。代表作に、最初の著書『魔法の世紀』、『日本再興戦略』『デジタルネイチャー』など。ほかにも様々な作品と著作に関わる。2019年9月7日、『2030年の世界地図帳』を刊行。

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