酒の渚

  • 幻冬舎 (2018年3月8日発売)
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本 ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784344032637

感想・レビュー・書評

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  •  レミーマルタンはもうしばらく口にしていません。洋酒は今はジャックダニエル一本です。下町のナポレオン(いいちこ)もよく飲みましたが、今はキンミヤ一本(ホッピーと一緒に)です。ビールはキリンビールw。私は日本酒が一番好きです。次から次に浮かんできますw。「久保田」「神亀」「立山」「黒龍」「玉鋼」「酔心」「梅錦」「美少年」・・・。さだまさし「酒の渚」、2018.3発行。酒に関するエッセイ、面白かったです。懐かしい酒が沢山語られていました。

  • 初めてさだまさし氏の著書を読みました。
    この本は酒にまつわるエッセイです。

    小説も書くし、歌詞を非常に大切にしている人と
    聞いていたので興味を持って読んだ次第です。

    著者は若い頃から多くの著名人とも交流があり、
    それらの縁を大切に、そして教えを守ってきた著者の
    懐の深さを知ることができる良本です。

    有名な山口百恵の秋桜(コスモス)。
    最初は「小春日和」と言う題名だったそうですが、
    当時はコスモスの和名が秋桜と知られていませんでした。

    この曲が発表されて以来、定着しているのは言うまでもないです。
    「小春日和」だって、秋の言葉と知っている人は少ない
    中で素晴らしい言葉の選択です。

    そんな過去の名曲のエピソードの一端を知ることができる
    一冊です。

  • さだまさしが山本直純とそんなに懇意にしてたとはこの本を読むまで知らなかった。
    部下が横領した罪を、自分の責任だとして一切の弁解もせず、控訴もせず刑に服す話しは感動した。実際そんな人がいんるんだね。

  • <酔>
    なんとも僕好みの本である。職業作家時々歌手のさだまさしが、お酒で出会った思い出の人達の事をつづったエッセイ。心にしみる内容が多くて呑んで読むと間違いなく泣ける。いやぁー心地よい本です。初出連載誌の「GOETHE」ってなんだろう。はてさてどういう雑誌なんだろう。

  • 芸能界の飲み会、楽しそうですね。少し羨ましいな。

  • 酒と人との出会いを短編で描く世界はホロっときて、心温まるものだ。
    やはり人との別れの話は切ない。でもそんな繋がりがさだまさしの歌を作らせる要因なんだ。
    今度は育てられた人にお返しをする番なんだというさだまさしの思いがよく伝わるエッセイ。

  • 『GOETHE』に連載されていた酒にまつわるコラムをまとめた1冊。これまでのコンサートトークやほかの書籍などでも見聞きしたエピソードだけれど、「酒」というキーワードでまとめているので、新たな魅力を感じることができました。
    それにしても、さだまさしという人は本当に魅力的な人とたくさん出会っているんだなあ。そして泣いた。知っているエピソードなのに泣いた。この年になって、ますます深く刺さるようになってきたような気がします。

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著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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