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本 ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784344032637
感想・レビュー・書評
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初めてさだまさし氏の著書を読みました。
この本は酒にまつわるエッセイです。
小説も書くし、歌詞を非常に大切にしている人と
聞いていたので興味を持って読んだ次第です。
著者は若い頃から多くの著名人とも交流があり、
それらの縁を大切に、そして教えを守ってきた著者の
懐の深さを知ることができる良本です。
有名な山口百恵の秋桜(コスモス)。
最初は「小春日和」と言う題名だったそうですが、
当時はコスモスの和名が秋桜と知られていませんでした。
この曲が発表されて以来、定着しているのは言うまでもないです。
「小春日和」だって、秋の言葉と知っている人は少ない
中で素晴らしい言葉の選択です。
そんな過去の名曲のエピソードの一端を知ることができる
一冊です。 -
<酔>
なんとも僕好みの本である。職業作家時々歌手のさだまさしが、お酒で出会った思い出の人達の事をつづったエッセイ。心にしみる内容が多くて呑んで読むと間違いなく泣ける。いやぁー心地よい本です。初出連載誌の「GOETHE」ってなんだろう。はてさてどういう雑誌なんだろう。 -
芸能界の飲み会、楽しそうですね。少し羨ましいな。
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酒と人との出会いを短編で描く世界はホロっときて、心温まるものだ。
やはり人との別れの話は切ない。でもそんな繋がりがさだまさしの歌を作らせる要因なんだ。
今度は育てられた人にお返しをする番なんだというさだまさしの思いがよく伝わるエッセイ。 -
『GOETHE』に連載されていた酒にまつわるコラムをまとめた1冊。これまでのコンサートトークやほかの書籍などでも見聞きしたエピソードだけれど、「酒」というキーワードでまとめているので、新たな魅力を感じることができました。
それにしても、さだまさしという人は本当に魅力的な人とたくさん出会っているんだなあ。そして泣いた。知っているエピソードなのに泣いた。この年になって、ますます深く刺さるようになってきたような気がします。
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