WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032910

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  • 佐渡島さん@sadycorkの新著『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』拝読した。バウマン『コミュニティ』で主題になっていた安全(安心)と自由のトレードオフ的関係性について、最新の事例・仮説を交えて書かれてた。コミュニティの実践書であり、心理学社会科学的一冊。

  • 現代の閉塞感を分かりやすい形で噛み砕きながらその感覚に寄り添いつつ、安心や熱狂の場としてのコミュニティの成り立ちを紐解く内容。コミュニティをつくる順番が編集のあり方にも通じるというのは、本書の構成自体にも垣間見られた様に思えた。

    蛇足で、タイトル見るとむしろエヴァ新劇場版を真っ先に思い浮かべてしまった人は自分だけではないはず

  • コミュニティ作りの重要性を説く人や作るまでの成功談を語る人は多いが、実際に作った上で自分を客観的に振り返る冷静さがこの書にはある。静かな熱狂、安全と安心、などなどさすが文字を生業とする人の文章は耳に入って頭に残りやすい。

  • じっくり読んだ。
    これからの時代のみんなが少しずつ気づき始めているコミニュティの重要性とその活性化方法について良くまとまっていた。
    文章も平易なものでとても読みやすい。
    自分が何かコミュニティに関わりを持ちたいと思っている人も、そしてそのようなコミュニティを作りたいと思っている人も必読の一冊。

    ところで、本の題名が妙に長く実に拡散しにくいものである。これはわざとなのだろうか?

  • ・つなげる、から、コミュニティ支援へ。
     ザッカーバーグ

    ・夏目漱石の主題
    「コミュニティで生き続けた人が個人としてどう生きるか」

    ・子供の頃の欲望に忠実になること。
     それが新しいビジネスを生む。
     ubeしかり。
     不自由な社会に自分を合わせるのではなく、
     社会を自分の欲望に合わせてupdateする。
     →欲望の理解が大事。

    ・何を手に入れているか、より、
     何を/なぜやっているかがだいじな時代。

    ・問題解決型にかけている考え、
     「why」

    ・コンテンツ産業は、ソフト産業に見せかけたハード産業。いかにしてソフト産業になれるのか、が課題。

    ・「大ヒットしないことを気をつける」佐藤雅彦

    ・日本酒ではなく、ホームパーティーを売る。

    ・ファンコミュニティは、
     質×ファン数×関係の深さ

    ・気持ちを売るグッズ。
     「ピシッとした気持ち」になれる惑星ヘアピン

    ・わからないものがコミュニティを活性化する。
     解釈の多様性。宗教然り

    ・コミュニティビジネスに於いて「安心、安全」がだいじ。これほんとにおもしろい?という保証。
    ex)アメリカ人が挨拶するのは安全の保証

    ・安心安全が保証されたコミュニティとしての学校。
     学校行事に置き換えてイベントを設計する。

    ・納品主義からアップデート主義へ。
     ex)落合陽一の赤字をtwitterに投稿して
       ファンが盛り上がる。

    ・コンテンツの火付け役としてのコミュニティ。
     そこから輪のようにひろげていく売り方。
     →バズの構造としては当たり前。
      ただ、コミュニティの一人ひとりの顔をどれくらいイメージできるかが編集者の強さになると思った。

    ・アップデート、リミックス、キュレーション

  • 筆者の思考展開が感じられる、新しい感覚で読むことができた。

    キンコン西野さん・SHOWROOM前田さん・堀江さんなどが既にマーケティングに活用している「コミュニティ」は早くに自分のものにできた人・企業から次のステージにいけるように感じている。

    資料づくりでも、販促企画づくりでも、商品サービスづくりでも、いいものを作るには、いろんな人の声を取り入れたほうがいいことは感覚的にみんなが理解してる事だと思う。

    でもそれを実行に移せてるのは一握り。

    お金や人のコストがかかったり、ノウハウがなかったりとハードルが高かったから。

    コミュニティはそれをシンプルな形で実現できる方法だと感じる。

    もう少しコミュニティづくりについて学んで、実践しようと思う。

    まずはどこかのコミュニティに参加しよう。

  • ・飛行機はファーストとビジネスが満席になれば利益が出る構造
     ⇒だからマイレージがあり、上顧客化する
     ⇒2割の客が8割の売上が効率的で理想的
     ⇒ただ、漫画で『ドラゴン桜』好きが数10冊買うことはない
     ⇒それを実現したのがAKBの握手券付CD
     ⇒CDでは新しい売り方だがビジネス手法としては王道中の王道

    ・Amazonと楽天の違い
     ・Amazon:ショッピングモール
      ⇒欲しいものを最短距離で手に入れる
     ・楽天:商店街
      ⇒欲しいと思わせるいらないものも売るおじちゃん

  • ・安全・安心を確保して、リアクション・役割を設計する。その環境の中で、安心して自分の物語を語れるようにする。この環境を作れれば、コミュニティはうまく動き出す。
    ・二人に関係の無いどうでもよい会話を沢山しても、信頼関係は生まれない。自分がどのような人間なのかを伝え、相手がどのような人間なのかを知ることが大切。信頼とは双方向のもの。
    ・自分について理解している人を増やす。自分がなぜここにいて、どこに向かおうとしているのかを知る人を増やすことで「静かな熱狂」が生まれやすくなる。
    ・強い人間なんてどこにもいない。強い振りのできる人間がいるだけ。
    ・不安にならない人などいない。不安に思うポイントが皆違うだけ。

  • 人間が集団でまとまるって当たり前のようでとても難しい。これからの時代、実は最も軽んじてはいけないものの一つ。

  • 前著もそうだけど、この人の本ほどグサグサくるものはない。教授とか広告代理店とか語るのを仕事にしている人ではなく、コンテンツのど真ん中に居て、その未来を変えざるを得ないから実践している人の事例集にリアリティがないわけがない。

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プロフィール

株式会社コルク 代表取締役社長。2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。井上雄彦、三田紀房、安野モヨコ、小山宙哉、伊坂幸太郎などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在、漫画作品では『オチビサン』『鼻下長紳士回顧録』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『テンプリズム』(曽田正人)、『インベスターZ』(三田紀房)、小説作品では『マチネの終わりに』(平野啓一郎)の編集に携わる。 http://corkagency.com/

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