成功ではなく、幸福について語ろう

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 536
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344033009

感想・レビュー・書評

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  • 周りから見ると、成功していて幸せそうに思われるということはあるが
    幸福だと「思われる」ことに意味はなく、自分自身が幸せだと「感じる」ことに意味がある。
    そういう意味でも、「幸福」というものに世界共通のものさしはなく、幸福かどうかは自分が決めることである。

  • 読みやすかった。相談事に答える形で、三木清やアドラーのエッセンスを知ることができる。一見辛口だが、その厳しさこそがアドラーのいう「勇気」なのだろう。

  • 「生きているだけで価値がある、幸せであると思えるか?」と自身に問うと少し窮屈になる。昔、ばあちゃんが『今日も生きている。有難いね』と言っていたのを思い出す。私は未だ人生半ば。『幸せってなんだっけ?』って考える機会をこの本にいただけたと思う。

  • 一般の方からの相談への回答という形式になっている。その中に哲学者の三木清という人物の言葉が散りばめられている。鳥が歌うが如くおのずから外に現れて他の人を幸福にするものが真の幸福である。という三木さんの言葉が素敵だと思った。また相談への回答の中で、理不尽な態度や横柄な人には劣等感がありその結果そういった態度をとっているということがわかった。そう考えれば理不尽な態度の人、横柄な人に対しても多少寛容になれるかもしれない。

  •  人は成功が幸福だと勘違いしがちだが、それは切り離して考えるべき異なるものだ。成功は必ずしも幸福を保障せず、また、成功しなくとも幸福を感じることはできる。

  • 自分の価値は自分で決める。
    評価と価値は切り離して考える。
    何かで評価され、それが良くない評価だったとしても、その人自身の価値が下がるわけではない。自惚れは良くないけど、自分は自分であるという絶対的価値がある。

  • もつれた糸がほぐれて、優しい気持ちになった。感情をもつれさせていたのは、他の誰でもない、先入観だらけの自分の思考パターンだったことにも気づく。

    成功と幸福は別物である、今は未来のリハーサルではない、など、心に染みることばの数々。

    年頃で悩み多き我が子や甥姪にも勧めたい本ではあるが、この本を読んだ私は、これから子ども達との関わり方が変わってくると思う。

    積極的に働きかけなくても、普段の子ども達とのやりとりの中で、もつれた糸をほどくヒントを自然に与えられる機会があるかもしれない。

    いつか、大切な我が子や甥姪の役に立てるかも、という小さな期待が、私の幸せの1つに追加された。

  • 感情は伝染するって本当にそう思う。自分が不機嫌だと周りに気を遣わせるし、それでしんどくなる。自分が幸せだと雰囲気も明るく変わり、周りも気を遣わなくていいし、自然と安心する。

  • 哲学に関する本。

    この方の文章?この本の内容?がどうも今の自分には合わず、はじめにを一読し、閉じました。

    この内容を求めている時にもう一度開いてみたい。

  • 幸福は、良い事と思った人がいます。
    ですが、【成功と幸福】と言った所で変わりました。【成功は幸】じゃあ【幸は成功】と思ったのです。

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著者プロフィール

哲学者・カウンセラー。1956年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(ともに古賀史健との共著)ほかアドラー関連書多数。またアドラー関連以外の著書に『三木清『人生論ノートを読む』』などがあるほか、プラトン『ティマイオス/クリティアス』の翻訳も手がける(ともに白澤社)。

「2021年 『NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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