成功ではなく、幸福について語ろう

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 621
感想 : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344033009

感想・レビュー・書評

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  • 周りから見ると、成功していて幸せそうに思われるということはあるが
    幸福だと「思われる」ことに意味はなく、自分自身が幸せだと「感じる」ことに意味がある。
    そういう意味でも、「幸福」というものに世界共通のものさしはなく、幸福かどうかは自分が決めることである。

  • 読みやすかった。相談事に答える形で、三木清やアドラーのエッセンスを知ることができる。一見辛口だが、その厳しさこそがアドラーのいう「勇気」なのだろう。

  • 「生きているだけで価値がある、幸せであると思えるか?」と自身に問うと少し窮屈になる。昔、ばあちゃんが『今日も生きている。有難いね』と言っていたのを思い出す。私は未だ人生半ば。『幸せってなんだっけ?』って考える機会をこの本にいただけたと思う。

  • 一般の方からの相談への回答という形式になっている。その中に哲学者の三木清という人物の言葉が散りばめられている。鳥が歌うが如くおのずから外に現れて他の人を幸福にするものが真の幸福である。という三木さんの言葉が素敵だと思った。また相談への回答の中で、理不尽な態度や横柄な人には劣等感がありその結果そういった態度をとっているということがわかった。そう考えれば理不尽な態度の人、横柄な人に対しても多少寛容になれるかもしれない。

  •  人は成功が幸福だと勘違いしがちだが、それは切り離して考えるべき異なるものだ。成功は必ずしも幸福を保障せず、また、成功しなくとも幸福を感じることはできる。

  • 自分の価値は自分で決める。
    評価と価値は切り離して考える。
    何かで評価され、それが良くない評価だったとしても、その人自身の価値が下がるわけではない。自惚れは良くないけど、自分は自分であるという絶対的価値がある。

  • もつれた糸がほぐれて、優しい気持ちになった。感情をもつれさせていたのは、他の誰でもない、先入観だらけの自分の思考パターンだったことにも気づく。

    成功と幸福は別物である、今は未来のリハーサルではない、など、心に染みることばの数々。

    年頃で悩み多き我が子や甥姪にも勧めたい本ではあるが、この本を読んだ私は、これから子ども達との関わり方が変わってくると思う。

    積極的に働きかけなくても、普段の子ども達とのやりとりの中で、もつれた糸をほどくヒントを自然に与えられる機会があるかもしれない。

    いつか、大切な我が子や甥姪の役に立てるかも、という小さな期待が、私の幸せの1つに追加された。

  • 「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んだあとだとやや軽い.
    というか,こちらを先に手に取ってしまうとアドラー的思考を心に落とし込むことは出来ないと思う…まぁ,この厚さ,この活字の大きさに期待してはいけなかったかな?

  • 「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」を
    読んでからこの本を読んだからか
    同じようなことが書かれている印象が強かった

    ただ、その2冊と違うところは
    読者からの相談がいくつかあり
    それに答えているという部分だ

    相談内容もよくありそうな内容で
    それに対しての答えを知ることができるので
    その部分は大変勉強になった

    今日という日を
    今日という日のためだけに生きる

    私たちは幸福になるのではなく
    今このままで
    幸福であるのです

    帯に書かれていた言葉が
    とても印象に残った

  • 岸見先生のアドラー論は徹底していてブレないから、心の拠り所になる。死んでも他者に貢献できるという文章が良かった。

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著者プロフィール

岸見一郎(きしみ・いちろう)
1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『老いる勇気』『愛とためらいの哲学』(以上、PHP研究所)、『「今、ここ」にある幸福』(清流出版)、『不安の哲学』(祥伝社)、『絶望から希望へ』(大和書房)、『孤独の哲学』(中央公論新社)などがある。

「2022年 『よく生きるココロエ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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