65歳 何もしない勇気

  • 幻冬舎 (2018年8月3日発売)
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本 ・本 (172ページ) / ISBN・EAN: 9784344033399

感想・レビュー・書評

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  • 年配者向けの本みたいですが、30代の自分にも、とても参考になる考え方が載っていました。

    自分はすぐに、○○しなければならない思考にとらわれてしまいます。
    そんなときは、『…だけすればよい、
    …する方が好ましい』と考える。

    気分の浮き沈みを少なくするために、『たかが…されど…』思考を取りいれる。

    進歩主義に陥らない。練習しても上達しなくていい。ヘタならヘタなりに楽しめばいい。それでも好きなら続けばいいし、ツラければやめればいい。

    心を少し軽くしてくれる良い作品でした。

  • 「しなくていい」と思えば世界が広がる。
    しなくても大変なことにはならない。天職ならば続ける。
    無気力にならないためには、自分で決めたことだけする。

    引き算で考えない。少しでもできるようになったら喜ぶ。今から足し算だけを見る。

    自慢話をする会を開く。面白い自慢話は、自慢+ボケ、自慢+知恵、自慢+裏話、自慢+情報。
    世の中の愚痴をこぼす会。

    努力はやめる。上を目指す必要はない。
    余計な心配はしない。世の中は全部冗談だ。
    進歩主義をやめる。上達しなくても楽しむ。

    歩くのをおっくうに感じ始めたら、免許を返納して歩く。
    愛情の総量が幸せを決める=幸せになりたかったら、何でも愛情を注ぐ。周りの者、もの、をなんでも好きになる。ささやかな幸福を感じる。

    孤独の中で楽しめることを見つけておく。ライフワーク。作品作り、勉強、読んだり書いたり。
    自分史を書く。ブログを書く。
    旅行は基本的に一人旅。
    学ぶこと自体を楽しむ。上達しなくても忘れてもいらいらしない。

  • まずまず。
    内容が薄いというか、得るものが少なかった。
    言ってることは正しい。定年したら、やりたくないことはせず、やりたいことだけする。付き合いたい人とだけ付きあう。
    考え方次第で、やらなくてもいいことは多いと感じた。

  • 歳をとったら、力まなくていい。無理せずわがままに、自由にいきよう。そこで、関連ある本を紹介しつつ論を進める。タイの「マイペンライ(なんとかなるさ)」、流れるままに生きること。現実を受け入れ、満足すること。これでいいのだ!

  • 「○○しなきゃいけない」で溢れかえった現代、満ち足りた老後を送るために必要なのは「もうやーめた」‼️
    『頭の良い人、悪い人の話し方』の著者による、自由で幸せな後半生への招待状。 【もくじ】
    第1章 我慢はしなくていい
    ●「もうやーめた」のスタンスでいい
    ●力の衰えを嘆かなくていい ●完璧主義は卒業でいい
    第2章 無理はしなくていい
    ●見栄を張らなくていい ●愚痴をこぼしていい
    ●自分でできなくていい ほか
    第3章 好きな人とだけつきあえばいい
    ●年のせいにしていい ●不愉快な人とは縁を切っていい ●気を使わなくていい ‼️
    第4章 がんばらなくていい
    ●ギブ・アンド・テイクを考えなくていい
    ●友情はときどきでもいい
    ●家族と理解し合おうと思わなくていい ほか
    第5章 楽しいことだけすればいい
    ●自分史を書いてみる ●旅に出てみる
    ●昔の映画をもう一度見る ほか

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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