引火点 組織犯罪対策部マネロン室

  • 幻冬舎 (2018年7月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (436ページ) / ISBN・EAN: 9784344033405

感想・レビュー・書評

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  • ビットコインを使った薬物密売。摘発のために、マネロン室をはじめさまざまな部署が協力し事件を解決していく。ビットスポットのCEO村松裕子は黒幕なのか、被害者なのか。
    これ読んだことあると思うながらも、最後まで結末どうだったか思い出せなかった。最後の方、ずいぶんスケールが大きい話になってきてスケール大きくなってからの展開が異常に速かった。

  • 仮想通貨に関わる犯罪を追う体裁は興味を惹かれるものだったが、仕方ない面はあるがマネーロンダリングや仮想通貨の解説や能書きが多過ぎて本筋が遅々として進まず、また本筋も牛歩のような感じ。にもかかわらず、後半の展開は早過ぎで、かつCIAの謀略なんて結末は納得できないし、また略取したマネロンをマイクロファイナンスにつぎ込むなんて偽善すぎてお話にならない。すべて噓くさくなってしまった。

  • 警察24時のテレビ番組が好きだし、警察官や刑事さんって頼りになるから面白そうと思って手にとった。中に出てくる事実(説明)はある程度現実で本当にあったこと。事件は別。読み進めていくと、あれ、結構終結に近いのにまだ割とページ数あるな、どんな展開になるのかなと思っていたがラスト5分の1はちょっと飛躍しすぎ?これは映画にできなさそう。終わり方は普通。多数派工作、という言葉を知った。まぁ自分が会社でやってる事とそんなに遠くない。これを機に警察物読んでみようかな〜。Amazonのレビューが1件しかなかったのは意外。

  • なぜかさくさくと読み進まず。

  • 前半は仮装通貨やマネーロンダリングの説明っぽい進行で全然面白くない。期待する面白さに出会うのは真ん中頃から。
    昭和のミステリー小説には携帯電話なんか登場しないので、その時代の人が現代のミステリーを読むと一瞬取り残された気分になるのと同様に、仮装通貨が当たり前の時代になってくると、当然そういったものを主題にする小説も多くなり、我々は取り残されてしまうのか…。

  • 11月-1。3.0点。
    マネロン室シリーズ。
    ビットコイン取引所に、ロンダリングの疑い有り。
    捜査すると、CEOが脅迫状を受け取ったと告白が。
    直後、行方不明になる女性CEO。

    話が大きくなりすぎ、ラストが慌てすぎていないかな。
    消化不良。

  • この著者の作品は初めて。
    読み始めは痒い所に手が届くというか、私自身が気になった点を、登場人物が解説してくれる。といった具合に良い感じに読み進めたのだが、どうだろう、、、中盤以降からかくどく感じるようになった。どうでもいい会話が多いように思う。

  • シリーズ2弾。今回のテーマはビットコイン、仮想通貨取引所が舞台にした非合法組織の犯罪をマネロン班を中心とした警視庁の面々が追う。長文の割には中身がなく冗長、FBIやCIAまで登場するが盛り上がらずに終了。警察小説より冒険小説をお願いします。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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