破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)
- 幻冬舎 (2018年9月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344033504
感想・レビュー・書評
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【倒れかけの会社の運転物語】
実話を基にしたフィクションって、どういうふうに読んだらいいのか分からない。
とにかくここぞというところで出てくるキーパーソン。
若き社長の相方の奥野さん、一人一人がすごいだけではなくて、お互いにチームを組むに至ったことがすごいのかな、と思ったり。キーパーソンの出現も、窮地に陥る人の人間性とかの現れでもあったりするのかな。
実在のOWNDAYSが生き残った事実があって成立した話でもあり、常に資金ショートでぎりぎりの経営のなかで7ねんかんやってきた人間が本当にいるんだと感じさせる。あと、資金って不思議だなー。仮想なのにこんなに人を動かす。ビジネスに対する情熱も作る。
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会社の経営に関する本を初めて読んだ。業者も必死で顧客を集める努力をしていることがわかった。価格競争の熾烈さも感じた。
また、海外出店で日本店舗以上の売り上げを叩き出せるのはまさにブルーオーシャンだからで、市場のポテンシャルを感じた。
owndaysでメガネを購入してみたいと思った。
自分が知らないところで社会は動いている!
人間どおし繋がりがとても大事であることも身に染みた。
日常の細かいことを気にしないで、どんどん新しい世界を知って行きたいと思った。私には悩んでいる時間はまるでない!
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起業することと仲間を思うこと、事業拡大をするなかで出てくる問題など多くの学びがあると感じました。
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メガネブランドオンデーズを再建した著者の物語。タイトルに引けを取らない著者の破天荒ぶりが先が気になり読み続けてしまった。
周りが無理というなかで唯一人の熱狂が周りを変えていく。 -
オンデーズのメガネを買いたくなった。
破天荒な田中社長の生き方にとても共感すると同時にそれを支える奥野さんの魅力に魅せられた。
単なる企業再生とはひと味もふた味も違うデッド・オア・アライブな内容にページを捲る手に力が入る。
そして高橋部長の死 涙がでた
債務超過からの脱却で喜ぶ田中社長と奥野さん。そして高橋部長を思い出すふたり。
戦友を忘れない2人の生き方が好きだし、いい会社だとつくづく思う。
10年後が今から楽しみで仕方がない。 -
このヒリヒリ感とドキドキ感。
実話であることで面白さが倍増しました。
是非、皆さんに読んで欲しい一冊ですね。 -
面白かった!
サラッと流し読みしました! -
この社長は生理的に好きになれないタイプだけど、すごいひと。
ギラギラしてチャラチャラして、ちょっと無理なタイプだけど、経営者としては才能ある人なんだな。
怖いと思うことを、怖いと思わずに突っ込んでいく。
前に進む欲求を止められない。
避難所でのお婆さんとの出会いは感動。
今、OWNDAYSのWebサイトを見ても、しっかりその出会いがコンテンツとして生き続いている。
ここに社長としてぶれない一端を垣間見ることができる。
これをやめるくらいなら会社を潰すだろうな。
苦手なタイプだけど、OWNDAYSに行ってみたいと思った。
社長の思惑にどっぷり浸かりました。
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周りの人の協力なくしてはあり得なかったと思うけど、それも田中さんが「人の心を動かせる人」だからなんだよなぁ。
店舗がたくさんあって、それぞれの意見があって、という構図が似てるので考え方の勉強になった。
現場の気持ちはぜったい忘れちゃだめ。 -
感情がノリに乗った本。
順風満帆に行ってるように見えるけど、内情は山ほどのチャレンジと山ほどの危機を乗り越えてるんだなぁと感慨深かった。
自分はまだまだできるんじゃないか、といい意味で火を付けてくれた。やはり、自分の人生に多少のリスクを抱えつつ生きた方が楽しいんだろうな。
そう考えると、色んなことをしたくなってきた。
読んでて感じたのは、やっぱり仕事をするには「人」なんだなと。
結局全ては人がいて、そこには感情が流れる。だから、一見正しくて間違いが無いことだったとしても、感情が乗ることで別の方向性に向くこともある。
これは「当たり前のことなんだ」と感じた。そして、それを説得して自分のやりたいことにマッチさせて、実現のために死に物狂いで動く、これが本当に仕事を楽しんでることになるんだろう。
仕事をゲームに。まさにこれなんだろうな。
そしてすごく心に残った一文。
海外展開するためのリーダーを選ぶための面談で、田中社長が聞いた質問。
・部下をやたらと可愛がり、プライベートな感情とビジネス的な判断を切り分けられない面がある。ここに責任者としての不安がある。
これは自分にも刺さる気がした。気をつけないといけない点なんだろう。これは本当に肝に銘じよう。