才能の正体 (NewsPicks Book)

  • 幻冬舎 (2018年10月17日発売)
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本 ・本 (313ページ) / ISBN・EAN: 9784344033689

感想・レビュー・書評

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  • ビリギャルの人で有名なのだろうか。私も聞いたことがあるが、ドラゴン桜とごっちゃになっており、東大合格を指導した人かと思っていたが、ビリギャルは慶応らしい。それはどっちでも良いのだが、著者は受験はテクニックと言い切る。ある程度、そうだろうなと思う。

    敢えて個性ある人を採用した著者の塾についての話が面白かった。デキル人というのは、恐らく一般的に見てこうあって欲しいというモデルがあってそれにどれだけ当て嵌まるかという事。自主性や独創性も含めて、ゴールがある。著者はどんな素材でも、そこに持っていく自信があるのだろう。そのノウハウのような事を本書で学ぶ事ができる。

    著者が「才能は結果でしかない」というのは、その成功モデルに当て嵌まったかどうかという尺度であり、つまり「結果=才能」として処理してしまうので、テストで100点取れれば単に「100点取れる才能がある」という話。ややこしい書き方だが、そこに至るアプローチとして、要領が良い、努力ができるという分解をし、要領が良いを更に分解すると、記憶力が良いとか、理解力(本質を見抜く力)があるとか、計画を立てるのが上手いという項目が考えられる。記憶力が良いとか、理解力があるというのは、これは「才能」なのでは、と思う。テクニック論があるにせよ、能力差があるものだから。だから、回りまわって考えると、結局、才能とは生まれつきの能力であると言わざるを得ない。その上で、生まれつきの能力ではあるが、それは「ある程度補正、強化できる」という言い方が正しいのではないか。

    つまり、どんな素材でも活かせるとは言いながらも、著者も最低限「人に教える意欲や能力」を面接では確認しているわけで、その最低限の部分が、生まれつきの能力+補正した結果での発射台という事になる。

    誰でも努力すればできるよ、という言葉は一見優しそうに見えるが、実際には、成功していないものは皆努力不足だ、という残酷な言葉の側面を持つ。

  • 個人的に好きな、坪田さんの書籍です。

    才能って何だろう…と、考える機会になります。
    この本を読むたびに、自分の前提をちゃんと見直そうという気持ちになります。
    自分が誰かの指導者になるのか分かりませんが、その人のことを信じる、やれば伸びる、というのを肝に銘じて、過ごして行きます。

  • 至極当然とも言える意見が多く書かれているが、著者自身が、身をもって体験したことや、経験が元となって書かれている為、説得力がある。
    「人の才能を伸ばすのが上手な人ほど主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強く言う。」という意見には私自身のこれまでの経験も相まって、深く納得させられたし、一流の人に会う為の筆者の驚くべき行動力と、相手への奇想天外とも言える配慮には感服させられた。

  • 「才能」や「天才」の言葉で思考停止する人への警鐘を鳴らす本。
    才能は皆にある。いかに動機づけして、何故か(why)ではなくどうしたら(how)で取り組むか。結果でなく経過を楽しむ。

    参考になるところはあるが、読みたかった内容と違った。
    ビリギャルの作者と気づかず、書名だけで読み始めた本。
    別のフィクション作品で才能に関する興味深い学術的記述があり、作品内で出典とされていた書名で実在すると思って見つけたのが本書。

  • 才能とは、自己啓発というのか他者啓発というのか、この時代を生きるために絶対知っておかないといけない考え?ヒーローアカデミア

  • 生徒、後輩、子供、いろいろな面での教育に対して勉強になった。ぜひみんなに読んでほしい!

  • 精神論

  • 前半は才能について、後半は才能を伸ばすマネジメントについて。個人的には後半の方が学びが多かった。

    ・才能があると言われる人は全員努力している。才能は結果でしかない。ふさわしい場所と自分なりの動機を見つけ、正しいやり方で努力する。

    ・これからは仕事を選ぶのではなく創る。そのためには尖ることが必要。

    ・勉強が得意な人ほど、内容が映像化されている。(=「術」)機械的に覚えるだけは「技」。技より術を磨く。

    ・知らない人に知識を与えるのが「教育」。知ってるけどやれない人をやれるようにするのが「マネジメント」。

    ・人を動かすものはビジョンと大義。

    ・信頼関係がないと能力を発揮できない。

    ・人間はフィードバックを受けるとより良くなろうとする生き物。

    ・フィードバックは客観的な事実のみでOK。人の才能を伸ばすのが上手な人ほど主観的な意見を言わず、事実のみを言う。主観を持ったフィードバックはNG。

    ・フィードバックされた時に信頼関係が無いと、受けた方は「攻撃されてる」と感じる。(工事などで警備員に通行止めと言われたら少しイラっとする)

    ・一流の人の行動を完コピする。

    ・生まれつきの能力はおまけ。失敗を失敗と思わない能力こそが才能。

  • 才能=能力 ではない

    能力が高まっていくと、人よりも飛び出たり、尖ったりする部分が出てきて、それが才能として認められる。
    その人にあった動機付けがあり、正しいやり方を選んで、努力を重ねる。そして、結果を出すことで才能を認められる。
    まずはやる!

    【3ポイント】
    ○やれば伸びる ×やればできる
    誰でも何かを始めて、継続していけば、やった分だけ経験が増え成長する。
    やればできるという思考は、その結果が手に入らないと分かった瞬間に諦めてしまう。

    本当の成功とは、100年かけても達成したいと心の底から思うことを見つけることや、その思いを分かち合える仲間を見つけること。
    手段と目的を取り違えると、才能が無駄になってしまう。
    東大に入った人が、全員成功しているわけではない。
    現役合格ってそんなに大事?

    今が一番若い
    いつでももう遅い後悔教育感は捨てる。
    やらない理由を探している時間はもったいない。
    誰かのせいにしているのでは、才能は伸びない。自分を否定している。


    可能性は誰にでもある。
    年齢は関係ない。やるかやらないか。
    なんてありふれた言葉。しかし、やっただけでも昨日の自分よりは成長できてるんじゃない?
    短い人生、ちょっとガンバロ!

  • ビリギャル著者による勉強や育成の指南書

    才能は結果でしかない
    才能は正しい努力から生まれる
    結果を出す人は洞察力のある人


    NGワードは、才能、天才、地アタマ、運
    これを言うと思考が停止する

    1 その人にあった動機付け
    認知 高すぎるハードルも分解して
    情動 テンション
    欲求 安定した心理エネルギー

    2 正しいやり方
    理屈を習って効率的に
    やらない理由は探さない
    頭のいい人の行動を完コピ 眼で盗め
    個性は完コピの先に勝手に出てくる
    勉強ができる人は教科書が映像化される
    スランプの時はもう一回基礎に戻る

    3 コツコツと努力
    徹底的にアウトプット
    勉強も指導も主観ではなく客観的事実を積み上げる
    天才は尖った部分をコツコツと努力する
    没頭にまさる努力法はない
    一流の人に会う努力を続ける

    メモ
    やればできる、ではなく、やれば伸びる
    結果ではなく経過を楽しめるかどうか
    本当の成功は長期的な視点の先に
    人間は大義で動く
    前提を共有してタイトルを早々に
    メタ認知 客観視で自分にフィードバック
    ライフログやバーティカル手帳が有効
    相手の気持ちを考えて行動する謙虚な姿勢
    運を活用するときにはエイヤと判断

  • かなり読みやすい
    誰にでも才能はあるけど引き出せていないだけ
    指導する時は注意、信頼関係がないと逆効果
    いいなと思ったワード
    一晩語り合うよりも毎朝続ける1秒の笑顔の方が仲間意識を深める



    現実になって欲しいことを言葉に
    何度もアウトプット、感情を動かす
    歩むべき正しい道を定め、目的を明確化する
    同じ目的に向かって進むための信頼関係をつくる。

    フィードバック文化の重要性 主観はいらない、事実のみ伝える

    コミュニケーションとはどれだけ言ったかではなく、相手に伝わったか。

    メタ認知能力の重要性

    観察力、洞察力、想像力 相手の思考や行動。見抜ける人が才能のある人

    できる人の行動をまねる! ノウハウや考え方ではない

    伸び悩んだ時は基礎の基礎に立ちかえる

  • 諦めないこと、うまくいかなくても、違う方法で何度も再トライし続けられること。
    若い頃には詭弁だ!と感じていたようにも思うけど、50歳を超えると、まさに諦めないこと、考えつつ再トライ(まさにPDCA)できることの結果が、才能だと言われてるんだと思えてくる。

  • 自分が考えて実際に試して、成果につながったからこそ、説得力がある。

    また、行動のためには、そこに至るまでの学びがあった。

    無理を決めつけないが才能を伸ばす秘訣なのかなーと

    一番刺さったのは、それぞれ違うという観点からの指導

    活かせそうなのはバタフライエフェクト、前提を揃える

  • 才能の捉え方が3割。残りの7割は才能をどう成功に導くかを書いてある。
    『ビリギャル』の作者である坪田さんの書籍であるが、全ての人に可能性を見出して結果を引き出す才能はさすが。
    何点もハッとさせられるフレーズがあり、
    学びが多かったため星5評価にした。

    アンガーマネジメントの話は、
    みやぞんやひろゆきも言及していた。
    「自分で自分にご機嫌取りをする」ことが
    成功に近づく秘訣だと考えている。
    メタ認知の癖も継続していきたい。

  • 学ぶ側の心得というよりも、親を含めた指導者としての心得という点で、説得力があった

    特に印象に強く残ったのは、
    ●「技」と「術」の違いと、順序
    ●「教育」と「マネジメント」使う対象
    ● 主観を入れず事実のみを根気よく言い続ける

    親から子への呪いや拮抗禁止令は、ドキッとさせられた

  • この本を読むと、「才能は、もともとあるものではない」ということがわかると思います。
    スポーツやビジネス、芸能など、成功している人をみているとどうしても「あの人だからできる」「自分には到底むり」だという自分に対する諦めが混じった思考になってしまいがちですが、
    才能は誰でもあるもので、要はその見つけ方や伸ばし方がわからないだけ
    ということが、ビリギャルの実例をもとに説明されています。

    そもそも「才能」という言葉自体、「生まれ持った能力」という意味ですが、
    「才知と能力。ある固定の一定の素質、または訓練によって得られた能力」という解釈もあるということを覚えておきたいです。
    ”才能がある人はみんな努力している”
    ”才能は結果でしかない”


    才能のもととなる”動機付け”は「認知」「感情」「欲求」の3つの行動からできていて、対象の「認知」によりできるかできないか判断して、「情動(テンション)」や「欲求(モチベーション)」を保つことで才能が生まれるそうです。
    ビリギャルは「お母さんの理解と応援」もさやかちゃんの慶應大学合格の大きな影響を与えました。親や上司が動機付けをしてあげて「やる気」を引き出すのも重要です。

    結果をみて「なぜできなかったんだろう‥」と私も含めて考えがちですが、
    これは「WHY型」で自分に限界を作って能力が伸びません。
    「どうやったら?」の「HOW型」思考にする癖をつけていきたいです。

    自分の能力に尖りを見つけて、磨きをかけるのが、AIやロボット時代に仕事を創って生き残る方法。満遍なく尖ろうとせず、摩擦を怖がらず相手も自分も尖らせてエキサイティングなものを生み出したいです。



    ●才能の正体は「洞察力」相手の求めてることを想像し察知することが勉強にもビジネスでも最低限必要。

    ●「わかった上で選ぶ」のと、「思考停止で自動的に選ばされている」のは根本的にちがう。才能のある人ほど起業に向かうことが多い。

    上記2つは今の自分には足りていない課題。
    伝わらないことを相手のせいにしがち、自分でよく考えない思考停止状態なので、
    「想像し察知する」・「疑い・疑問を持つ」ことを癖つけていきたいです。

  • ビリギャルの著者であり、坪田塾の塾長をされている坪田信貴さんが”才能”の正体について考えを述べている本。

    ”才能とはあくまで結果でしかない”
    ”才能がある”と言われている人というのはある分野で結果を出している人。その人もはじめからその分野でうまくいった訳ではなく、コツコツと努力を積み重ね、能力を磨いていくなかで尖った部分が出てきて、結果が出た時に注目されているというだけにすぎない。
    人は結果しか、見てくれない。結果からしか判断しないということが分かります。

    才能があると言われる人の共通点は、みんな努力をしているということ。何か熱中できることを探して人一倍努力して才能を伸ばしていくことが重要だと思いました。

    https://assetformer-ark.com/talent

  • 内容の密度が濃く、また、鋭く効く言葉がたくさんあった。


    メモ:

    ・「才能がある」と言われている人たちは、その人に合った「動機付け」があって、そこから「正しいやり方」を選んで、コツコツと「努力を積み重ね」ている。

    そして目に見える結果を出す。そこで初めて「才能がある」と言われている。

    つまり世間がいう「才能」とは、生まれつきのの能力の高さを意味するものではない。

    ・人は「」結果しか見てくれない。「結果」からしか判断しない。結果が出なければ、才能がないと言われる。

    ・「やる気」とは、「動機付け」のこと。やる気を出すとは、いかに動機付けするかである。やり方次第できちんと引き出せる。

    ・やる気がない、と言う状態は、その子には別の動機つけがあり、逆に「勉強したい」と言う動機付けが無いだけの状態。

    ・やる気のもとである「動機付け」は、「認知」「情動」「欲求」の3つからなっている。

    多くの場合、ハードルが高すぎると適切に認知ができないため、乗り越える「動機付け」につながらない。

    しかし、認知を工夫することでハードルを越えることができる。(長編小説を短く切って読むことで読み通すことができることが1つの例)

    ・★これなら自分にできそう、しかもこれはきっと人生の役に立つ、と思えたら、行動に移せるようになる。これが「認知する」ということ。

    ・★自分や子供や部下が、「今、何をどう認知しているか」を冷静に・正確に、観察することが重要になる。

    ・「情動」とは、感情が盛り上がってテンションが上がる状態のことを指す。成績が上がって嬉しい、できて嬉しい、といった感情の揺れ動き。

    ・「欲求」とは、「本当に自分がそれをやりたいと思うかどうか」。ある程度、安定した心理的エネルギーとして「欲求」があって初めて、動機付けにつながっていく。

    ・自分は何ができて、何ができないのかを「認知」し、自分ができるようになっていくと面白くなって「情動」が刺激され、こういうことが本当にしたいという「欲求」があることで動機付けが確立され、「才能」と呼ばれるものになっていく。

    ・★上記の要素の中でも、まず初めに正確に「認知」する癖をつけることが大事。

    ・why型、how型。HOWで考え、結果に囚われずに過程について考えを巡らせる。

    ・★人間は何歳になっても後悔している生き物。後悔を断ち切るには、「今すぐ、後悔をしないための選択肢を選び、やる」こと。

    ・★才能がある人と言われる人は、「結果」を出せる人。結果はどういう人が出せるのかと言うと、「洞察力」がある人。

    ・何かを身に付けたいと思ったら、できる人の行動を完コピする。そのときにはメモではなく動画を使う。

    ・完コピを徹底的にやると、必然的にオリジナリティーが出てくる。どんなに真似をしてもあなたらしさが出てしまう。これが「個性」。

    ・今の日本の教育に疑いを持たず、言われたとおりにしてきた人は、思考停止になっている。言うことを聞くためだけの洗脳された状態。能力の高い人がいるが、「尖った才能」は少ない。

    ・成績が悪い、勉強が苦手、勉強が嫌いだと言う子は、その子に合ってないやり方で勉強することを強制されている状態だと思われる。

    ・その子に合った勉強法を一緒に探し、とにかく良いところを見つけて、褒めて、できているところをさらに改善する。褒められると子供はもっと頑張ろうと思う。

    ・★学校の勉強を「技」と「術」に分けると、理解が格段に上がる。

    面積を求める恒等式(x+y)2乗の公式。これを頭で考えれば、公式を覚える必要もない。

    公式を頭に詰め込むのは「技」だが、考え方から覚えることが「術」。

    技を覚える前に、術が分かっていれば、やさしいことを覚える必要がなくなる。

    ビジュアルを思い浮かべれば公式を覚える必要もなくなる。

    ・★映像化された瞬間に「意味」が分かりぐんぐん理解が進むことが多い。勉強が得意な人ほど、教科書の内容が映像化されている。

    ・勉強が嫌いになってしまう人というのは「技」の練習ばかりをさせられてしまった人。「技」の練習だけをしていると先生や親から注意や横槍がたくさん入りやる気がなくなってしまう。

    ・★成績が伸びないと悩んでいる場合、「技」と「術」を混同している可能性がある。

    勉強=技の練習ばかり、になっている場合もあるので、「技」と「術」に分け、状態に応じて使い分けてみると良い。

    ・★もしあなたに神様が現れて望みを何でも叶えてあげると言われたらあなたは何と書きますか?

    この質問で「自分」と言う制限や枠を外すことで、その人が持っている「価値観の方向性」を知ることができる。

    方向性を知ることで、その子をどう指導するべきか・どんな報酬を与えたらいいか、どう導くと乗ってくれるのか、どんなことでテンションが上がるのか、などがわかる。

    これが、子別指導の手がかりになる。

    ・知らない人に知識を与えるのが「教育」。

    知っているけれどやれない人を、やれるようにするのが「マネジメント」。

    教育で言えば、「なぜ勉強するのかわかっていない状態の子供」に、マネジメントをしようとするからうまくいかない。

    ・人は、具体性がない議論の場合ほど、批判的な意見を言う。逆に、具体的なイメージを最初に示すと、そこをゴールとして道筋を見つけ出そうと考え始める。

    目に浮かぶ具体的なビジョンを提示することが有効。「目に見えている」と言うことが非常に重要。

    21世紀を代表する、いや、世界羽ばたく、といったものはビジョンとは呼べない。この言葉だけでは、映像として、その具体的な輪郭が明確に見えないから。

    ・例えば以下のようなものである。

    この塾は、世界史の教科書に載る塾になります。

    今から200年後、塾が入っているこのビルはまだ存在しているでしょうか?このビルは多分なくなっているでしょう。しかし建物の跡地に席が立っていて「塾跡地」と刻まれている。ここには何年に設立され、多くの優秀な人材を輩出した。塾長は理念と学習法を新しく提案した。
    人々の教育観を改革し、日本の教育を救うことになった。本社ビルは土地は、新しい勉強法の確立をめぐって塾長と意見が衝突したスタッフが、木陰から塾長を傷つけた
    事件の現場でもある。」といったことが書いてある。ここは修学旅行のルートになっておりお土産として、八巻何か持っていってみんなが買って記念写真を撮っている。

    ・このように具体的なシーンを言葉で描写してあるすると、それを聞いた人は、頭の中でそれを想像してビジョン化する。人の頭に「映像がくっきり浮かんだ」であろう時に、面白いね、現実になっていて欲しいね、と声をかける。

    ・これが現実になっていたらいいなぁと思うと、言葉にして発することが大事。

    言葉を発することで感情が動き、それによって心に残る。感情の幅、感情が動くことがすごく重要。

    ・このビジョンを人に伝えた後、そうなりたいと思ったと賛同されただけではビジョンは実現できない。相手に「聞いてどう思ったのか?」を説明させると良い。「なぜそうなりたいと思ったのか、その理由を自分の言葉で語ってみてください」と聞く。

    ・徹底的にアウトプットさせると、記憶が脳についてくする。自分の口で説明してることで深く定着する。定着するまでは、その子の能力にならないため、徹底的に繰り返してアウトプットさせる。これがマネジメント。

    1:知らない(聞いたことも無い)
    2:知らない(聞いた事はある」
    3:わかったつもり(調べて一度は知った)
    4:わかった(口頭で理屈も含めてアウトプットできる)
    5:(その知識を使って) 1部できる
    6:(その知識を使って)過不足なくできる

    前半3つの工程は「教育」が必要。後半は「マネジメント」が必要。

    ・信頼関係は期待値がずれていると裏切られたとなる

    ・誰かを成長させるためには、お互いの期待がどういうものなのかを明確に定義しておかないと、長期間にわたるパートナーシップと言うのは組めない。

    お互いが成長し続けるには、「長期間」「安定した」パートナーシップを組むことが大事である。ちょっとしたズレもないよう、事あることにすり合わせをしておく必要がある。

    ・本当にしつこく嫌がらせのように「次は何をやるんだっけ?」「今週の目標って何だったっけ?」と聞くようにしている。そうすることで、自分たちが今行っている行動が何のためのものなのかが、明確になる。

    ・囚人のジレンマの話を出し、「全体にとって最適なこと」を選択するように伝える。そのためには信頼関係が必須。

    「自分にとっては短期的に得かもしれないと言う選択肢を捨てて、全体最適のためにお互いのことを考え、協調する」選択肢を考えるようにする。

    ・★生徒でも子供でもスタッフでも同じ。

    現実になってほしいことを言葉にして、その言葉を何度もアウトプットして、それによって感情を動かす。

    正しい道を定め、目的を明確にする。同じ目的に向かって進むための信頼関係を作る。

    これをやれば、必ず能力は伸びるし、人材も育つ。

    ・人間はフィードバックを受けると、より良くなろうとする生き物だ。

    ・1番良いフィードバックは、プラスの意図もなく、マイナスの意図もなく、ただ「事実」のみを言うこと。

    ・伸ばすためのフィードバックとは「中立的なフィードバックを、ただひたすらすること」。

    事実だけを聞いて、相手に答えてもらうと良い。

    ★人の才能を伸ばすのが上手な人ほど、主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強く伝える。

    中立的とは、自分の価値観を挟まないこと。価値観を入れずにフィードバックを続けると、部下がもともと持っている「自分の理想像」の通りの姿になっていく。

    ・これは自分にでも応用できる。自分にも、自分でフィードバックをすれば、劇的に変わる。本人が自力で気づくと言うことの訓練になる。

    ・★自分で自分を動かすためには、何でも「自分で自分の実況中継」をすると良い効果がある。実況中継によって自分をメタ認知できる。「私は、今これを気にしているんだな」ということに、気づけるようになる。

    ・自分の実況中継ができるようになると、人はは、「成長する方向」へと思考が変わる。

    ・コミニケーションと言うのは、自分が何を言ったかではなく、相手にそれがどう伝わったかが全て。

    ★会話の最後に笑顔を送れば、「これはあなたへの、プラスのメッセージですよ」ということを伝えることができる。

    ・「運」をどうやったら引き寄せられるかと言うと、出会った人の全てに優しくすればよい。

    ・天才とは「自分にはこんな尖りがある」と世間に証明し続けている人。言葉で言うだけでなく、行動を積み上げていく人。

    ・才能、天才、地頭、運。この4つは「4大思考停止ワード」。たやすく使わない。安易に答えを求めてしまうことになる。

  • ビリギャル講師は伊達ではない。ビリギャルは地頭があったから、受かるのはある程度必然、という声もあったが、それを実現した2人は素晴らしい。
    この本も中学受験、まっただ中の親である自分には参考になることが多い。
    1つでも実現できれば、と思いつつ、あと5ヶ月切った受験までの日々を上手く乗り切りたい。

  • ビリギャルで有名になった坪田氏の著書。子供教育のために読んでみたが、自分にも十分に応用できる内容で非常に参考になった。
    才能とは能力を伸ばした結果であり、能力ののばし方を著者独自の裏打ちされた経験から導き出した方法を分かりやすく解説している。
    「才能」と「能力」、「やる気」と「動機づけ(認知、情動、欲求)」、「How型思考」、「守破離」、「指導」と「フィードバック」など、言葉の意味から違いを明確にし、何をすべきかということを示してくれる良書である。


    ・「才能=能力」ではありません。「能力」というのは、コツコツと努力を続けられれば、誰でも身につけることができます。この「能力」が高まっていくと、人よりも飛び出したり、尖ったりする部分が出てきて、やがてそこが「才能」として認められるようになるのです。

    ・結果が出たら「元がいい」「地アタマかいい」と言われ、結果が出なければ「もともと才能がない」と言われるのです。受験までに驚くほど偏差値が上がっていたとしても、です。人は結果しか見てくれない、結果からしか判断しない、ということなのです。

    ・「動機付け」というのが、いわゆる「やる気」のこと。「動機」のない子なんて、一人もいません。親御さんはわが子に対して「やる気を持ってほしい」と言いますが、その子は「遊びたい」という強い動機付けがあって、「勉強したい」という動機付けがないだけです。であれば、「いかに動機付けするか」が重要になってくるかわかりますね。親御さんが子どもに対して願うやる気も、上司が部下に対して願うやる気も、やり方次第できちんと引き出せるはずなのです。

    ・動機付けは、「認知」「情動」「欲求」の3つの行動から成り立ちます。
    人間というのは「これなら自分にできそう」で、しかも「これはきっと人生の役に立つに違いない」と思えたら、行動に移すものなのです。これが「認知」です。スタート地点で「自分が(子どもが/部下が)、何をどう認知しているか」を冷静に正確に観察することが大切なのです。そして、「(子どもや部下が)面白いと思える視座」を与えられれば、動機付けなんていくらでもコントロール可能なのです。
    「情動」というのは、バーンと感情が燃え上がってテンション上がるわ、となる状態です。テンションが上がらないと、何事も続かないものです。
    「欲求」は、「本当に自分がそれをやりたいと思うかどうか」です。

    ・「なぜでなかったのか、それは自分に才能がなかったから」「なぜできたのか、あの人は才能があったから」そう考えて自分に限界を作ってしまうのが「Why型」の特徴。能力を伸ばして才能を手に入れたいのなら、「How型」で物事を考えるようにしてください。

    ・人というのは、肯定されると頑張る生き物です。「褒めてもらうと頑張れる」「褒めて育つ子」なんて言い方をよくしますよね。

    ・多くの学校や塾では、進路指導のときに、今の偏差値で受かるところ、もしくはちよっとだけ上の偏差値の学校を受験するように指導します。それは「現役で合格してくれた方が、学校や塾として都合がいいから。つまり、来年のわが校、わが塾への志望者が増えるから」です。そこには残念なことに、今よりもその子の能力を伸ばし、才能として開花させようといった考えはありません。

    ・多くの人が、何かというと「すでに差がついちやっていることは、今からやったとしてもすでに遅い」と言うのです。人が文句を言うのぼなぜでしょうか。僕は、「人が後悔する生き物で、ひたすら後悔しているからだ」と思うのです。「後悔」しないためには、この後悔の連鎖をどこかで断ち切るしかありません。それには「今すぐ」→「後悔をしないための選択肢を選び」→「やる」こと。「やらなかった」という後悔を、なくしていくしかありません。

    ・子どもでも、70代の人でも、始めようと思えぱいつだって始められます。「すごくやりたい」と思えることがあるのなら、まずはやってみれぱいい。やってみて興味がなかったら、やめればいい。やらない理由を探している時間はもったいない。

    ・塾というのは、別に行かなくてもいいところです。自分が行きたいと思って行くところなのですから、やめるのも本人の自由です。しかし、そもそも何のために「塾に行こう」と思ったのでしょうか?「学力を伸ばしたい」「志望校に合格したい」といった目的があったからでしょう。そうやって通い始めた塾を、「やめたい」と思っている。その理由は、実はとてもシンプルです。塾に通っていてもなかなかその目的に近づいている気がしない。つまり「自分が成長している」ということが実感できない。だから、やめたくなるのです。ということはつまり、自分が成長していることが実感できていれぱ、必ず続けられるはずなのです。

    ・もしあなたが、「すべてを他責にしている」「環境が原因でうまくいかないと思っている」という状況でいるとしたら、その思考から抜け出さない限り、才能の磨きようがありません。「誰かのせい」にしてしまっているせいで、実は、自分で自分を否定しています。
    でも、誰だって挫折します。そういうときは、どうしたらいいのでしょうか?そういうときは、「自分はどんなことをしていると楽しいのか」「何が好きなのか」「どんなことを叶えたいのか」を考えることです。「何かのせいにする」「誰かのせいにする」のでなく、しっかりと自分を見つめてください。

    ・相手や市場のニーズを察することのできる人が、ビジネスでも成功する。これが実際はどういうことかというと、相手の次の動きを想像できるくらい、観察・洞察・想像することです。そして、そこまでして、相手の思考や行動を見抜けるようになる人のことを、いわゆる「才能がある」と言うべきなのではないかな、と僕は思います。
    才能がある人というのは「結果」を出せる人です。結果はどういう人が出せるのか。洞察力がある人に他なりません。
    洞察力とは、物事を深く鋭く観察し、その本質や奥底にあるものを見抜くことであり、観察しただけでは見えないものを直感的に見抜いて判断する能力のことです。

    ・「本来は誰もが持っている能力」を、どのように伸ばせば「才能がある」と言われるべきもの=他の人にはないような突出した能力」になっていくのでしょうか?そのために大事なキーワードは「守破離」です。まずは「師となる人」の教えを守って、徹底的に真似をしてください。このときにその人の言うことは聞かないでください。僕がいつも言うのは、「頭のいい人の行動を完コピしろ」ということです。完コピにあたって、大切なポイントがあります。完コピをするときは、その人の「考え方」だとか、「言っていること」ではなく、「行動」を完コピすること、です。

    ・どれたけ優秀な子であっても、努力の継続ができないと、成績は伸びません。その「継続の途中」で邪魔をされてしまうことが、たびたびあります。「継続」をしっかりと支えてくれる人がいるケースと比べると、この差はすごく大きい。邪魔するのも、支えるのも、一番影響力があるのは家族です。子どもが夢を語って努力を始めようとしたときに、親が「そんなの無理だ」「できるわけがない」と否定せず、信念を持って守る。愛情を与える。そして子どもの言葉を信じて、温かく見守る。子どもの才能を開花させるには、これに尽きます。

    ・親御さんって、必ず子どもに「宿題やりなさい」と言いますよね。でもそれって、「勉強するため」ではなく、宿題を忘れると先生に叱られるからやりなさい、ということなんだと思うのです。実際、どんな宿題が出ているかもわかっていないで「宿題やりなさい」と言っている親御さんがほとんどですよね?なぜこの宿題をやらないといけないかがわかっていないのに「宿題やりなさい」そして「休まずに学校へ行きなさい」と言う。これは、親御さんの「思考停止の極み」ではないでしょうか。「わかった上で選ぶ」のと、「思考停止して、何もわかっていないのに自動的に選ぶ(実は選ばされている)」のでは、根本的に違います。

    ・親や教師、上司などが「こうしたらうまくいく」と言ってることを聞いても、うまくいくわけありません。なぜか?それは「その人固有の成功体験」だからです。自分に合うやり方を探してみるしかないのです。そして、それは必ずあります。

    ・もし、才能の「壁」にぶつかったらどうするか?もう「本当の基礎の基礎」からやり直すことです。これしかありません。これまでにやってきたことを、もう一回、基礎に戻ってやるのです。壁にぶつかってしまった人は、先に進むのをいったん休止して基礎の基礎まで戻った方が、その後の成果は格段に違います。

    ・今の自分が「できると思っていること」より、少しレべルの高いことをする際に、「能力がないからできない」というのは言い訳でしかありません。そんなことを言っていたら、一生なにもできません。

    ・英単語や漢字を覚えるとき、その英単語や漢字を単独で覚えようとせず、例文にして覚えなさいとよく言われると思います。「長い文章で覚えるより、単語を繰り返し書く方が覚たやすいんじゃないか?」と思う人もいるようなのですが、それは単なる思い込みです。人間というのは、新しいものや、奇妙なもの、珍奇なものに対して抵抗を感じる性質があるらしく、見たことも聞いたこともない新しい英単語や漢字はすぐに覚えられないそうです。
    一方で、自分が知っていること、一度でも見たことがあるものに対しては、親近感を抱くそうです。さらに何度も接触しているものについては、それが自分と親しいものだと感じるようになる。これは心理学では「単純接触効果」と言って、何度も目にしていたり、接触する回数が多ければ多いほど、その効果は高まります。
    人の脳は、接触回数を増やしさえすれば、記憶に定着しやすくなり、仲間だと思いやすくなるのです。

    ・お互いの「期待」があって、それに応えることを続けていくと、自然と「信頼閏係」が生まれますが、その期待がそもそもズレていると、信頼関係というのは生じないし、これが途中からズレると「裏切られた」となるわけです。ちなみに、この「期待」は、それまでにかけたコストが高ければ高いほど高まります。そして、その高まった期待を毎回上回ることば、現実的にはよっぽどお互いがケアをしないと難しいので、「信頼関係が深ければ深いほど」裏切られたと感じることが増えるようになります。

    ・チームのパフォーマンスを上げるためには、「全体にとって最適なこと」を選択する能力が求められます。それには「信頼関係」が必須であり、その信頼関係を継続しなけれぱなりません。そのためには、「自分にとっては短期的に得かもしれないという選択肢は捨てて、全体最適のために、お互いのことを考え、協調すること」を考えるぺきなのです。

    ・人間は、フイードパックを受けると、より良くなろうとする生き物だ、ということです。逆に、誰も何もフィードバックをしてくれないと、本人は気づかないから、何もしないし動きません。
    このときに一番いいフイードバックのやり方は、プラスの意図もなく、マイナスの意図もなく、ただ事実のみを言うのです。

    ・現代の日本人は、客観的な言葉の中にも、相手からの期待を感じ取ってしまっています。そして、「自分はその期待通りに動かないといけないんだ」と思ってしまうような思考回路になっている。

    ・上司が部下の才能を伸ばすためには、「中立的なフィードバックを、ただひたすらすること」です。「中立的」とは、フィードパックにあたって、自分の価値観を挟まないことです。自分の価値観を入れずにフィードバックを続けると、部下がもともと持っている「自分が正しいと信じている価値観」の通りの姿になっていきます。すなわち、部下自身が抱いている理想の姿です。

    ・成長の一番の近道はフィードバックされた側が自分で気づくことせです。自分で気づけば、自発的に問題を見つける力がついていきます。客観的なフィードバックをずっと受け続けていると、先生がいない状態、上司がいない状態でも、常に「鏡」を見ている状態になれます。これがいわば「メタ認知」と呼ばれるものです。メタ認知の能力が身につくと、能力が四方八方へ伸びていきます。そしてこの能力が尖っていくと「才能」になるのです。「自分がどのような認知をしているかを認知する」ということがメタ認知です。

    ・自分で自分を動かすためには、何でも自分で自分の実況中継をしてください。実況中継によって自分をメタ認知することで「私は今これを気にしているんだな」ということに気付けるようになるのです。

    ・誰かを実況中継することは、「中立的なフイードバック」にもなります。

    ・実は私たちの脳は、自分が言っていることの「主語」について、あまり認識していないのです。「お前は、ほんとにパカだな」こういう言葉というのは、言われるといやな気持ちになる言葉ですが、言っている側もいやな気持ちになるものです。これは脳の認識のせいです。「お前は」と」いう主語があるにもかかわらず、それを脳が認識せずに「パカだ」という述語だけを認識してしまうのが原因なのです。これはつまり、「バカだな」という言葉を、相手に対してだけでなく、自分で自分に対しても言っているのと同じこと。
    相手を非難するマイナスの言葉やネガティブな言葉は、相手に対して大きなストレスをかけるものですが、これは同時に、自分のストレスにもなっていたのです。
    フィードバックをしている時も同じです。怒りやマイナスの感情ばかりを相手にぶつけていると、自分も疲弊してしまうことになります。そんなわけですから、人に対しては基本的にポジティブな言葉だけをロにした方がいい。そうすると、自分も相手もストレスを感じなくなる。他人を傷つけないようにすると、自分のことも傷つけなくなるものです。

    ・間違いを指摘して正しく導くことが「指導」ですが、別の見方をすれぱ、これは自分のやり方や存在を否定されていることと同じです。指導されるというのは、これまでの自分の行動を阻害されたということになる。相手と自分の間には、もともと大きなズレがあります。だからこそ、指導されると必ず悪感情が芽生えることになるわけです。
    逆に、指導する側は「自分はいいことをしている、感謝しなさい」と思っている場合がほとんどです。しかし、教えられている方はイラッとしているわけですから、そんな状態で感謝をするなんて、よほど変わっていないと無理でしょう。指導する側は「指導してやっている」と、絶対に思わないようにしなければなりません。

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著者プロフィール

ミリオンセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称:ビリギャル)著者。「坪田塾」創業者として、これまでに1300人以上の子どもたちを個別指導し、心理学を駆使した学習指導法により、生徒の偏差値を短期間で急激に上げてきた経験を持つ。同時に、IT企業など複数社を創業した起業家、経営者、さらには、吉本興業ホールディングス株式会社 社外取締役でもある。その活動の場は日米にまたがっている。

「2022年 『怒らなくても「自分からやる子」が育つ親の言動○△×』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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