- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344033689
感想・レビュー・書評
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「才能」や「天才」の言葉で思考停止する人への警鐘を鳴らす本。
才能は皆にある。いかに動機づけして、何故か(why)ではなくどうしたら(how)で取り組むか。結果でなく経過を楽しむ。
参考になるところはあるが、読みたかった内容と違った。
ビリギャルの作者と気づかず、書名だけで読み始めた本。
別のフィクション作品で才能に関する興味深い学術的記述があり、作品内で出典とされていた書名で実在すると思って見つけたのが本書。
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才能とは、自己啓発というのか他者啓発というのか、この時代を生きるために絶対知っておかないといけない考え?ヒーローアカデミア
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生徒、後輩、子供、いろいろな面での教育に対して勉強になった。ぜひみんなに読んでほしい!
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才能=能力 ではない
能力が高まっていくと、人よりも飛び出たり、尖ったりする部分が出てきて、それが才能として認められる。
その人にあった動機付けがあり、正しいやり方を選んで、努力を重ねる。そして、結果を出すことで才能を認められる。
まずはやる!
【3ポイント】
○やれば伸びる ×やればできる
誰でも何かを始めて、継続していけば、やった分だけ経験が増え成長する。
やればできるという思考は、その結果が手に入らないと分かった瞬間に諦めてしまう。
本当の成功とは、100年かけても達成したいと心の底から思うことを見つけることや、その思いを分かち合える仲間を見つけること。
手段と目的を取り違えると、才能が無駄になってしまう。
東大に入った人が、全員成功しているわけではない。
現役合格ってそんなに大事?
今が一番若い
いつでももう遅い後悔教育感は捨てる。
やらない理由を探している時間はもったいない。
誰かのせいにしているのでは、才能は伸びない。自分を否定している。
可能性は誰にでもある。
年齢は関係ない。やるかやらないか。
なんてありふれた言葉。しかし、やっただけでも昨日の自分よりは成長できてるんじゃない?
短い人生、ちょっとガンバロ! -
諦めないこと、うまくいかなくても、違う方法で何度も再トライし続けられること。
若い頃には詭弁だ!と感じていたようにも思うけど、50歳を超えると、まさに諦めないこと、考えつつ再トライ(まさにPDCA)できることの結果が、才能だと言われてるんだと思えてくる。 -
前半は才能について、後半は才能を伸ばすマネジメントについて。個人的には後半の方が学びが多かった。
・才能があると言われる人は全員努力している。才能は結果でしかない。ふさわしい場所と自分なりの動機を見つけ、正しいやり方で努力する。
・これからは仕事を選ぶのではなく創る。そのためには尖ることが必要。
・勉強が得意な人ほど、内容が映像化されている。(=「術」)機械的に覚えるだけは「技」。技より術を磨く。
・知らない人に知識を与えるのが「教育」。知ってるけどやれない人をやれるようにするのが「マネジメント」。
・人を動かすものはビジョンと大義。
・信頼関係がないと能力を発揮できない。
・人間はフィードバックを受けるとより良くなろうとする生き物。
・フィードバックは客観的な事実のみでOK。人の才能を伸ばすのが上手な人ほど主観的な意見を言わず、事実のみを言う。主観を持ったフィードバックはNG。
・フィードバックされた時に信頼関係が無いと、受けた方は「攻撃されてる」と感じる。(工事などで警備員に通行止めと言われたら少しイラっとする)
・一流の人の行動を完コピする。
・生まれつきの能力はおまけ。失敗を失敗と思わない能力こそが才能。 -
自分が考えて実際に試して、成果につながったからこそ、説得力がある。
また、行動のためには、そこに至るまでの学びがあった。
無理を決めつけないが才能を伸ばす秘訣なのかなーと
一番刺さったのは、それぞれ違うという観点からの指導
活かせそうなのはバタフライエフェクト、前提を揃える -
才能の捉え方が3割。残りの7割は才能をどう成功に導くかを書いてある。
『ビリギャル』の作者である坪田さんの書籍であるが、全ての人に可能性を見出して結果を引き出す才能はさすが。
何点もハッとさせられるフレーズがあり、
学びが多かったため星5評価にした。
アンガーマネジメントの話は、
みやぞんやひろゆきも言及していた。
「自分で自分にご機嫌取りをする」ことが
成功に近づく秘訣だと考えている。
メタ認知の癖も継続していきたい。