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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784344033887
感想・レビュー・書評
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Webマガジン『note』連載「どくだみちゃんとふしばな」を書籍化した作品。
「よしなしごと」9編「出会うこと気づくこと」11編「秘訣いろいろ」8編のエッセイが収録されています。
根底に流れているのは生と死。
親友、愛犬との別れが切々と静かな文章で綴られている。
又、インドネシア独立戦争の時、数千人の日本人兵士がインドネシア人と共に戦い多くが亡くなり、現在マルガラナにある英雄墓地に眠っている話など初めて知る現実もありました。
生きている事は当たり前じゃなく、ここで生かされている事を実感する。
しっとりとしたエッセイ集。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有料メルマガを書籍化したエッセイの第3弾。心がじんわり温かくなる言葉の数々に癒されました。感謝。
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─「ものごとは、どんなに絶望的に見えるときでも、いつも見えていない方のことが半分はある。」─
何度もこの言葉をかみしめて読む
ばなな本は 必要な時に何かしらの言葉に救われる -
ペットが日に日に年老いて衰え、最期の瞬間を迎えるその時まで、どんな風に過ごしてどんな言葉をかけたか、情景が浮かぶようだった。
うちの愛犬もシニアになったので、やがて同じような道を辿る。
辛い時にはこの本を読み返して心を強く持とうと思った。
愛犬だけではなくたくさんの大切な人との別れについてもていねいに書かれている。
どくだみちゃんとふしばなシリーズの中で一番好きな作品。
著者プロフィール
吉本ばななの作品





