メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034082

感想・レビュー・書評

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  • 私もメモを良く取ります。

    会議中も研修会に参加してる時も。
    それを読み返して、今後の戦略や課題の洗い出しをしています。そういう意味で本書は私の思考や習慣に近く、すんなり理解できました。

    事実→抽象化→転用が大切とのこと。
    要は一見関係のない事柄からでも抽象化というプロセスを経て、自身の仕事や生活にパクれるかということと解釈しました。

    「したいことが見つからない」という理由で大学院進学を決めたウチの息子に送りつけてやります!笑

  • 「ベストセラーは買って読め」という読書術の本を信じて買いました。最初に巻末の1000問の質問を見たときは、胡散臭く感じてしまいましたが、最後まで読み終えると1000問全部解答する気になっていました。
    本当に本を買ってよかったと思いました。

    著者の前田裕二さんは365日おびただしい量のメモをとっているそうです。
    映画・テレビ・ネットコンテンツがヒットしていると「なんでこれはこんなに流行っているんだろう」とメモにとって考えるそうです。
    メモの効用は、アイデアを生み出すことに留まらず、対象を自分自身に向けることで「自分を知り」、確固たる「人生のコンパス」を手に入れる。そのためのツールが「メモ」だそうです。
    そしてメモは「創造の機会損失」を減らすツールでもあるそうです。

    P194より
    「人生は『時間をどう使ったか』の結果でしかありません。ならば『時間をどう使うか』というところで、自分のすべては、これからのあなたの選択にかかっているし、その選択の前提となる人生の軸を自己分析によって得ていることは、大変な強みになります。(中略)『絶対この試験に受かりたい』『満点をとりたい』『この仕事につきたい』『この企画を立ち上げたい』といった、誰にも止められないような、内から沸きだしてくる強い願望です。その意味で、やはり大切なのは、表層的なテクニックではなく『なぜやるのか』『何のためにやるのか』という根っこの部分だと思っています」

    私も実は、ブクログを始めて、読書したときだけは結構メモをとっていましたが、それについて考えを発展させたり、何のためのメモなのか、よくわからないもので、ほとんどなぐり書きをしていたので、著者のようなきれいで、もっと頭を使った発展性のあるメモのとり方も、参考にしてみたいと思います。

    この本の熱量にはかなり興奮して読了したので、もう少し頭を冷やしてから(でも冷めすぎないうちに)自己分析1000問をやってみて、今までの生活を少しづつでも改善していきたいと思います。

  • メモをとることで人生が変わる。

    メモ魔の著者はそう主張する。

    なるほど、いいことが書いてある。
    メモをしっかりとる事で以下のような効用があると言う。
    ・アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
    ・情報を素通りしなくなる(情報獲得の伝達率向上)
    ・相手のより深い話を聞き出せる(傾聴能力の向上)
    ・話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
    ・曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語能力の向上)

    いいことだらけだ。でも、確かに。
    会議とかでもメモすることが嫌いなので、構造化能力や言語化能力が若い頃より著しく退化してるのを感じる。
    大いに反省。これからはメモをマメにとる事にしよう。

    メモする際、ノートは見開きに使えという。これはとても参考になった。早速仕事で使ってみたら、少し生産性が向上した(ような気がした。)


    後半は、メモについてはあまり書かれていなくて人生論になってて、申し訳ないけど流し読み。
    おっさんにはあまり響かないっす。
    若い人はどうぞ参考になさってください。

    でも、「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」の説明には非常に納得。
    なぜだと思います?そこはぜひ読んでみてください。

  • 【感想】
    ベストセラーという事は知っていたが、「どうせイロモノでしょ」と敬遠していた1冊。
    が、読んでみた結果、ビックリするくらい目から鱗の連続で、非常に参考になった(笑)

    自分自身、メモを取る事を決して軽視しているつもりはないが、その有効性を活かしきれていなかった事に気づく。
    取ったメモを読み返す事は殆ど無いし、メモった内容を深部まで考える事なんて今まで一切なかったのではないか。
    本著で筆者が伝えたかった事は、何事もメモすることではなく、メモした内容の深部まで考え、自分なりに落とし込むことの必要性なのでしょう。
    就活時の自己分析で30冊以上のノートを作り、自分自身をしっかりと掘り下げ向き合えたというエピソードには本当に驚嘆し、感動した。
    果たして僕は、僕という人間のことをしかと理解できているんだろうか?
    惰性と妥協で日々生きているのではないか?

    本を読んだ後の自分の感想文に如実に表れているが・・・
    ダラダラと長文になっていて、結局自分は短文で要点を射ることが出来ていないのだなと思った。
    抽象化して要点を探る事が自分自身まだまだ未熟なので、その訓練もこれから行なっていこう。


    【内容まとめ】
    1.メモこそが、自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」である。
    朝起きて夜寝るまで、いつでもメモが取れる状態にあり、仕事やプライベートは勿論、映画や演劇などを観ても気づいたことを相当な分量メモをする。

    2.メモを「第2の脳」として活用する。
    メモやノートは記憶させる「第2の脳」、いわば外付けハードディスク。
    こちらに頼ることによって、第1の脳を創造力を要することに目一杯つかい、多くの付加価値を生む。

    3.前田祐二流ノートの作り方
    「ファクト→抽象化→転用」という流れ。
    インプットした「ファクト」をもとに、気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、自らのアクションに「転用」する。

    4.可処分時間、可処分精神
    自分の心に刺さった語彙、引っかかる表現があったら、なるべくすべてメモしておきましょう!

    5.最終的には「自分は何をやりたいのか」という問いに行き着く。
    結局「自分が何をやりたいか」ということが明確でなければ意味がない。
    特に倒したい敵もいないのに剣を持って佇む戦士のようなものです。

    6.いち早く「努力→習慣」にすること。
    メモにしても、トレーニングにしても、大切な事はいち早く努力から習慣にすること!


    【引用】
    ・メモこそが、自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」である。
    朝起きて夜寝るまで、いつでもメモが取れる状態にある。
    仕事やプライベートは勿論、映画や演劇などを観ても気づいたことを相当な分量メモをする。


    p22
    ・メモを「第2の脳」として活用する。
    メモやノートは記憶させる「第2の脳」です。いわば外付けハードディスク。
    こちらに頼ることによって、第1の脳を創造力を要することに目一杯つかう。
    そのほうが多くの付加価値を生む!


    p27
    ・メモによって鍛えられる5つのスキル
    1.アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

    2.情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
    →メモを取ることでアンテナを増やす!はじめは選り好みせずに「すべてメモしてやる!」くらいのモードで取り組もう。

    3.相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
    →紙のメモが相手ウケしやすい!

    4.話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
    →議論の全体が常に俯瞰で見られて、今どの話題を、どんな目的で、どこまで話しているのかを瞬時に把握できる!

    5.曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
    メモを取るには、頭の中でぼんやりと思っていることを「言葉」にして、アウトプットしなければなりません。


    p45
    ・前田祐二流ノートの作り方
    「ファクト→抽象化→転用」という流れ。
    1.インプットした「ファクト」をもとに
    2.気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し
    3.自らのアクションに「転用」する。

    ノートを2ページ見開きにして、左から
    「キーワード」
    「ファクト・事柄」
    「抽象化」→具体的な内容をより一般的な概念に抽象化、評論する。
    「転用」→自身のアクションに転用する。


    p86
    ・速読のためには
    本の具体ではなく、抽象を読む。
    「抽象レベルでは何を言っているか」という観点で読む。


    p87
    抽象化は慣れないうちは特に時間がかかる作業ですが、一生懸命考えて抽象化訓練を続けると、かなり短い時間で出来るようになる。


    p96
    ・右脳だけでは人は動かせない。インスピレーションを言語化することが必要!
    どうすれば周囲をうまく巻き込めるか?
    それが「言語」であり「ロジック」である。

    とにかく、「WHY」を繰り返す!!


    p109
    ・可処分時間、可処分精神
    自分の心に刺さった語彙、引っかかる表現があったら、なるべくすべてメモしておきましょう!


    p116
    ・最終的には「自分は何をやりたいのか」という問いに行き着く。
    メモや抽象化の技法を学んだところで、結局「自分が何をやりたいか」ということが明確でなければ意味がない。
    それはまるで、特に倒したい敵もいないのに剣を持って佇む戦士のようなものです。

    これからの時代は「アジェンダ」を持っている人が豊かになる。
    自分のやりたいことや、美意識が明確な順に豊かな時代である。


    p152
    ・考え得るすべての夢を書き出す
    →優先順位(S~Cランク)をつける
    →なぜその夢を叶えたいか掘り下げる


    p163
    ・ゴール設計時に有能な「SMART」
    specific
    →具体的であるという事

    measurable
    →測定可能であるということ。ゴールを定量可能な状態に落とすと、アクションが具体化しやすくなる。

    achievable
    →達成可能であるということ。

    related
    →関連性があるということ。自分の行動や、幸せの軸と全く関係ない夢を叶えるのは難しい。

    time
    →時間の制約が存在するということ。「いつまでに」「いつスタートするか」という時間の制約があって初めて、スケジュールが立てられる。


    p184
    ・いち早く「努力→習慣」にすること。
    メモにしても、トレーニングにしても、大切な事はいち早く努力から習慣にすること!

  • 序章
    「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
    第一章
    メモで日常をアイデアに変える
    第二章
    メモで思考を深める
    第三章
    メモで自分を知る
    第四章
    メモで夢をかなえる
    第五章
    メモは生き方である
    終章
    ペンをとれ。メモをしろ。
    そして人生を、世界を変えよう


    アイデアを取り込む
    思考を深める
    自分を知る
    夢を叶える

    これらのためにメモをとり豊かな人生にしようという内容
    またその方法をご自身の具体的な例を挙げて、事細かに赤裸々にご教示くださる
    惜しみなく自分の培った財産を披露してくださる内容

    前田氏について
    人生の不公平さや恵まれない環境にもめげず、腐らず、卑屈にならず…
    自分のやりたいこと、ありたい自分になるための努力を惜しまない
    またやみくもに努力するのではなくどうすれば目標に近づけるかを常に考え行動している
    そしてやはりエネルギーがすごい、このエネルギーはどこから湧くのだろうか
    他人と比較せず自分にとことん向き合う姿勢に感動する
    ノートの内容の説明よりもこの姿勢に感銘を受け、とても尊敬に値する人物だとお見受けした

    時間がない、お金がない、環境が悪い、良縁がない…ないものねだりをする暇があるなら、どうすればよい方向を導き出せるのかにエネルギーを集中するべきである
    変えられるものは、「自分」だ!
    という大切なことを改めて考えさせられた
    この信念を助けるためにもメモという誰にでも使えるツールがあるのである…と思う

    〔日常をアイデアに変える及び思考を深める〕
    情報過多の時代、大切な情報を漏らしたり、必要なものを取捨選択できないことがある
    慌ただしく次から次へと入ってくる情報量に押され、重要な情報が頭から押し出されることもよくある
    ノートを取ることによってなにが自分にとって大切な情報かを見極め、獲得できるようになるであろう

    近頃言語化能力がとても低いと感じている
    これはまさに本を読む量が少ないことと、文章を書かなくなったことのように感じる
    学生時代はよく誰かしらに手紙を書いた
    この頃は言語化能力もそれなりに長けていた気がする
    頭の中でボンヤリ思っていることや感覚的なことを言語化出来たら…
    誰かともっと共有出来たり、人に伝達したり、説得力のある発言ができるであろう

    頭の整理において大切ということもわかった
    頭の中だけで考えているとオーバーフローしてしまったりこんがらがることがあるので
    文字に起こすということは有意義と感じる(構造化能力の向上)

    〔自分を知る〕
    自分と向き合う勇気
    これほど辛い作業はないのでは
    自分を知るというのは本当に難しい
    わかっているようで自分のことが一番わからない時もある
    だが、自分を知ることによって
    軸が定まり、どんな仕事やどんな人に囲まれると幸せかわかるようになり、楽しい日々を過ごせる
    どうすれば自分が幸せになれるか知ることができる
    意思決定にも迷いがなくなる
    確かにそうであろう
    この本のテーマで一番気になる部分であり、一番エネルギーが必要で辛い作業と感じる
    そろそろ避けては通れない問題ではないかと自問自答をしつつもぐずぐずしている自分がいる
    これを機に何かが変わるのであれば…勇気を奮い立たせようと思っている
    大変親切なことに「自己分析1000問」が巻末にある(100問でも凄い!と思うのだが…)
    さぁもう逃げられないぞと言われている気がする


    〔夢を叶える〕
    小さい夢がいくつかある
    まずは目標が明確な部分から手を付けてみたい
    何となくいつも頭の中で「ああして、こうして、そうなったら…」という考えの繰り返しである
    なかなか成長できず嫌になり腐りそうにもなる
    面倒くさくなり怠けることもたくさんある(人間だもの)
    積み重ねの継続、方向性の見極め、具体的な向上性ある習慣化
    このあたりに特化していけば夢に近づけるのではないか
    そのためのお助けツールがメモであると感じた
    時間がもったいなくないのか!と自分に喝をいれて取り組んでみたい



    ノートをとると自分で自分を追い詰めることになる
    勝手(自動的)に有言実行化がなされる良い癖がつく
    事実を抽象化し、より具体的に転用する作業
    これをベースにノートを作っていく

    すべての実行は難しそうであるが、自分と向き合うためのノート及び夢を叶えるためのノート作りはやりたいものである
    …いやこれを(忙しいからと言い訳せず)すぐやることに意義があるのだ
    と自分に言い聞かせているのだが…

    人間て弱い生き物ですね(笑)

    • やまさん
      ハイジさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま

      【レビュー番外】
      「なんとなく・青空」は、何十年ぶりで読む詩集です...
      ハイジさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま

      【レビュー番外】
      「なんとなく・青空」は、何十年ぶりで読む詩集です。
      ブクロクの方のレビューに、いいね!のお礼のコメントを書いていて、それが、たまたま「なんとなく・青空」の本でした。
      そのレビューの先頭に「工藤直子さんが身のまわりのモノや風景相手に、にこにこ微笑みながらおしゃべりしているような詩集。」と書いて有るのを見て。
      え—、゛にこにこ微笑みながら゛にすごく反応してしまいました。
      そして、すぐ読みたくなり図書館に予約を入れました。
      その時の気持は、相当疲れていたのかもしれません?
      この詩集は、短いものです、詩が25話 載っています。
      もう何度か読み返しました。
      読んでいると、心がニコニコしてきます。
      是非読んでみてください。
      2019/12/11
    • ハイジさん
      やまさん
      こんにちは
      コメントありがとうございます。
      お恥ずかしいですが、詩集は全く読んだことがありません。
      これを機に読んでみようと思いま...
      やまさん
      こんにちは
      コメントありがとうございます。
      お恥ずかしいですが、詩集は全く読んだことがありません。
      これを機に読んでみようと思います。
      興味の分野が広がりすぎて読書が追いつかない現状です(笑)
      嬉しいんだか悲しいんだか…
      2019/12/12
  • 正直この本には苦手意識があった。
    この本は大学時代のゼミの一環で行われる本紹介の中で何度も紹介されていたビジネス書であったのだが、当時の自分は意識の高い自己啓発本かなと思い読むのをためらわれてしまった。
    しかし、仕事・生活する中で自分のメモが下手である事に気づき、成功者はどんなメモを作っているのかを知りたくなりブックオフで購入した。

    読んでみると、本当に参考になることばかりであった。メモといえば事実を書き連ねるというイメージだったが、そこだけに留めず自分が気づいたこと。そしてそこから何が出来るのかをメモする所までが一連の流れであるという所がとても面白かった。
    特殊な道具を使うことはなく、誰にでも出来る方法である所がハードルが低く今日からでも出来そうだと感じた。自分もメモ帳を持っているので実践していこうと思った。

    そして最後の章では、前田裕二さんのコンプレックスと、そこから生まれていった熱い思いが凄く感動した。自分も仕事で苦しくなる瞬間が何度も存在する中でこの章の言葉はとても勇気づけられました。

  • メモ癖があるタイプですが、いまいち血肉になっていないなと感じていたときに、ネットのインタビュー記事などで著者のメモ術を知りました。
    ネット記事との違いは、本を読んでいるときのほうが、断然やる気になること。メモには魔力があると学びましたが、本にも魔力があるなと感じました。

    すでに似たようなメモ術を持っている方も多いかもしれませんが、わかりやすく言語化されているので、効果を認識するだけでも、自分のメモがもっと有意義なものになるのではないかと思います。

    こういった経営者によるハウツー本は自分語りが多く、あまり得意ではないのですが、技術を伝えたいという著者の態度が一貫している印象で好感が持てました。
    メモ帳のみならず手帳の使い方の参考にもなると思います。

  • Kindle Unlimited期間短かったのか?!
    1週間限定だったのか…無料で読めました。
    この本は凄い。
    とりあえず前田さんの人生が結構壮絶なんだ。
    コメンテーターとしてニュースに出られている時も常に温厚な笑顔でニコニコ話されている印象で、
    まさかこんな人生を歩んでいたとは知らなかった。

    メモの魔力という題名はまさにその通りなんだけれど、ただの実用書に留まらず、もっと大きな「生き方」とか「人生」のような大きな枠組みで展開している。

    相当な熱量の作品でした。
    これは読みても熱意を持って読まなければならない。


    「情報をアイデアに変える」
    「自分を理解する」
    「人生の軸を手に入れる」

    「ファクト→抽象→転用」
    「標語付が上手い人は話し上手、聞き上手」
    「何かを成し遂げたい時、1人では限界がある→人を巻き込む→言葉を操る→語彙力、文章力をつける」

    「組織の中でも個にフューチャーされる時代。
    スキル、姿勢+α オタク、熱狂、独自の視点、センス」

    「夢中になれるもの、熱中できるものを持つことが大事」

  • 今年、読んだHowto本「失礼」の中で秀逸、
    説得力あり

    作者の壮絶な環境かもしれない、這い上がってきたじんせい。

    どちらかといえば、自分もメモ魔ではあるが
    書きっぱなし
    そこを反省し
    作者曰くー

    ➀インプッとした「ファクト」を元に
    ➁気づきを応用可能に抽象化し
    ➂自らのアクションに「転用」する

    メモの量が比べものにならない
    量により
    質があがる、
    これからは馬鹿みたいにいっぱい
    メモしてみる。


    メモの偉大さ
    ➀知的生産性が増す
    ➁情報獲得の伝導率が増す。
    ➂傾聴能力が増す
    ➃構造家能力が増す
    ➄言語化脳力が増す


    ➂と、➄はわかる気がする。

    メモで思考を深めるーここにも興味があった。

    「君の名は」の面白さを1分で伝える
    こういうことを訓練したい。
    そしてまず読後での感想を短くかつ面白く伝えられたらいいな!
    他には
    生かす場所かありゃしない。こちとら
    リタイアしたしたシニアだもん。
    もっと早く出会いたかったかな。よし
    日常生活、メモをとって取りまくろう。

    現在私めのメモは
    ファクトばかり。

    買ってくるものーマヨネーズ、ちがうか!

  • 『メモの魔力』というタイトルどおり、メモについての内容ですが、思っていた内容と違いました。

    もっと小手先のテクニック、例えば色分けして書くとか、どういうメモ帳が良いのかとかが書かれていると思ったんです。だけど、この本は一つの事柄を出来るだけ深掘りして、他のことに活かすことや、自己分析について詳しく書かれていました。

    ですので、クリエイティブな発想が必要な人や、自己分析を徹底的にしたい人におすすめ出来ます。
    本の最後にある特別付録の自己分析1000問や、特別企画のSNSで募集した「人生の軸」も自己分析をする上で参考になり、なかなか面白いと思いました。

    私の正直な感想としては、あまりピンと来ない内容も多く、横文字というか難しい言葉も多くて読みづらかったです。
    ただ、何か物事を深掘りしたいときには最適の本だと思いますので、悩んだときにはまた読みたいと思います。

    ---------
    以下はメモ
    P39-ノートの使い方
    ・見開きで使う。
    ・左ページに標語、サマリー(客観的事実)、右ページに抽象化、転用。
    ①インプットしたファクトをもとに
    ②気づきを応用可能な粒度に抽象化し、
    ③自らのアクションに転用する。 

    P62-4色ボールペンに意味を持たせる
    ・主観or客観と重要度
    ・主観→緑、ファクト→黒、やや重要→青、最も重要→赤。

    P93-強制力を自分にうまく課すことができる人はとても強い。
    ・来週までにタイトルを考えないといけない
    →日常で目に入ってくる文字をすべてタイトルに活かせないか考える など

    P109-映画や舞台のセリフ群は人に感動を与えるという観点で考え尽くされたものである可能性が高い。

    P110-能を大成した世阿弥が能楽論書『花鏡』で述べた「我見」と「離見」
    ・我見…自分自身が周りを見つめる目
    ・離見…自分を客観視する目
    離見を意識することが大切。

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