メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
3.96
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本棚登録 : 3368
レビュー : 314
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034082

感想・レビュー・書評

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  • メモ癖があるタイプですが、いまいち血肉になっていないなと感じていたときに、ネットのインタビュー記事などで著者のメモ術を知りました。
    ネット記事との違いは、本を読んでいるときのほうが、断然やる気になること。メモには魔力があると学びましたが、本にも魔力があるなと感じました。

    すでに似たようなメモ術を持っている方も多いかもしれませんが、わかりやすく言語化されているので、効果を認識するだけでも、自分のメモがもっと有意義なものになるのではないかと思います。

    こういった経営者によるハウツー本は自分語りが多く、あまり得意ではないのですが、技術を伝えたいという著者の態度が一貫している印象で好感が持てました。
    メモ帳のみならず手帳の使い方の参考にもなると思います。

  • 絶対に年内にこの本を読み終えてあたらしい気持ちで2019年を迎えたかったので、必死に読んだ。メモ術というよりは、生き方の姿勢を問う本。日々巻き起こる出来事を、きちんと自分ごとに寄せて考えることができるかが問われている、そんな本だと思った。
    結構まめにメモをする人間だと自分を自己評価してきたが、前田さんの話を聞くと、なんというひよっこ。メモは姿勢。日常のアイディアをひとつも逃すことのないようにメモしまくってやろう。
    そんな風にモチベーションがあがる一冊です。読みやすいので、メモ初心者にもおすすめ!

  • ファクト⇒抽象化⇒転用という流れが基本なのだけど、そういうテクニカルなことよりも、昔読んだ渡邉美樹さんの「夢に日付を」を思い出しました。自己分析をして、しっかりと自分を知ること。アンテナを高めて、目の前で起こっていることを、一旦抽象化するわけだけど、今度は具体的に自分の仕事への応用を考えるなかで、自分の夢を常に意識付けて、実現のための具体策を常に考えるというフレームがとても似ているなと感じました。勉強は復習こそ大事だと常々思っているのだけど、勉強だけに限らず、常にノートを読み返し、自分の意識付けをしっかりして、さらに一歩深めて具体的解決策をいつも考えるというのがポイントなのかな。なるほど、こういう人が成功するのだなという説得力がありました。

  • 最後に載せるか迷ったという、メモに狂った背景が切なくて人間らしくて感動しました。
    今はキラキライケメン社長なんてもてはやされてますが、そこに行き着くまでは泥まみれになりながら、いろんな葛藤にもまれながら努力し続けられたんですね…

    人生の賞賛についても、内容は被りそうな気はしますがちゃんと読んでみようと思いました。

    ________
    ①知的生産性が増す
    ②情報獲得の伝導性が増す
    ③傾聴能力が増す
    ④構造化能力が増す
    ⑤言語化能力が増す

    メモは姿勢
    ・ノートは見開き
    左に事実、右に発想

    左側は抽象化した要素を書く。
    ファクトを見つめて、抽象化し、きちんとアクションに転用

    ◎→ファクト
    ◉→抽象化
    ★→アクション

    標語:一言で言うとこれはなんの話か?

    話が上手い人の共通点
    ・会話それぞれにタイトルをつけてくれる

    どうやって抽象化する?
    ・what→目の前の現象や考え方を抽象化してまた別の名前をつけて呼び直す
    ・how→どんな特徴があるか、ということを深掘りして考える
    ・why→理由を抽出して別の企画に転用 ☆重要

    まず自分の「言語化されていない深層心理」に目を向けてみる=意識の抽象化

    言語化が上手い人の特徴
    ・抽象化能力が高い、特にアナロジー(一見無関係なものの間になんらかの共通点を見つけて結びつける)力が高い
    ・抽象的な概念に名前をつける力が高い。呼び名が決まっていないものに標語をつける力。

    インパクトのある言葉を使って言語化するには、自分の感性に引っかかる言葉を一つでも多く書き留めておくこと

    抽象化を引き上げるに当たってマストなのは「自分を一歩引いて客観視する癖」
    良い役者は離見(幽体離脱してあらゆる方向から自身の演技を見る目)を持っていて、悪い役者は我見(自分自身が周りを見つめる目)しかない。

    お金を持っている人から順に豊かという時代があったが、今はアジェンダ、やりたいことや、美意識が明確な順に豊か。(波頭亮)

    自分自身のことを深く知ると、目指すべき方向性を自ら設定できるようになる


    自己分析
    ①自分の意識に目を向ける(具体化)
    ②whyで深掘りする(抽象化)

    なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢が叶うのか?
    →流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢へのおもいをもっているから
    想いは強ければ強いほど行動への反映率が上がる。

    モチベーションの2類型
    ①トップダウン型
    目標、ゴールから逆算する
    コンパス(価値観の軸)との関連度

    ②ボトムアップ型
    目の前の面白そうなことに飛びつく
    ワクワクするかどうか

    ゴール設定において大切なチェック機能
    SMART
    S:specific 具体的である
    M:measurable 測定可能である
    A:achievable 達成可能である
    R:related 関連性がある
    T:time 時間の制約がある

  • 立ち読みで終わらずに購入したのは、終わりの方のページの「自己分析の1000問」と、SNSで募集した大量の「人生の軸」を参考のため、じっくり読みたくなったから。

  • 単純にメモを取れば良いという話ではなく、本質的に何が大事なのかが書かれている非常に良い内容でした。
    抽象化する、言語化する癖をつけるのはかなり大事な事だと思います。
    それでもメモを取るのはちょっとと思っている方は4行日記を毎日書くのをおすすめします。メモを取りまくるよりはハードルが下がりつつもやる事の本質はそんなに変わらないと思っています。
    (自分は4行日記を毎日書いてます)

  • 【感想】
    ベストセラーという事は知っていたが、「どうせイロモノでしょ」と敬遠していた1冊。
    が、読んでみた結果、ビックリするくらい目から鱗の連続で、非常に参考になった(笑)

    自分自身、メモを取る事を決して軽視しているつもりはないが、その有効性を活かしきれていなかった事に気づく。
    取ったメモを読み返す事は殆ど無いし、メモった内容を深部まで考える事なんて今まで一切なかったのではないか。
    本著で筆者が伝えたかった事は、何事もメモすることではなく、メモした内容の深部まで考え、自分なりに落とし込むことの必要性なのでしょう。
    就活時の自己分析で30冊以上のノートを作り、自分自身をしっかりと掘り下げ向き合えたというエピソードには本当に驚嘆し、感動した。
    果たして僕は、僕という人間のことをしかと理解できているんだろうか?
    惰性と妥協で日々生きているのではないか?

    本を読んだ後の自分の感想文に如実に表れているが・・・
    ダラダラと長文になっていて、結局自分は短文で要点を射ることが出来ていないのだなと思った。
    抽象化して要点を探る事が自分自身まだまだ未熟なので、その訓練もこれから行なっていこう。


    【内容まとめ】
    1.メモこそが、自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」である。
    朝起きて夜寝るまで、いつでもメモが取れる状態にあり、仕事やプライベートは勿論、映画や演劇などを観ても気づいたことを相当な分量メモをする。

    2.メモを「第2の脳」として活用する。
    メモやノートは記憶させる「第2の脳」、いわば外付けハードディスク。
    こちらに頼ることによって、第1の脳を創造力を要することに目一杯つかい、多くの付加価値を生む。

    3.前田祐二流ノートの作り方
    「ファクト→抽象化→転用」という流れ。
    インプットした「ファクト」をもとに、気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、自らのアクションに「転用」する。

    4.可処分時間、可処分精神
    自分の心に刺さった語彙、引っかかる表現があったら、なるべくすべてメモしておきましょう!

    5.最終的には「自分は何をやりたいのか」という問いに行き着く。
    結局「自分が何をやりたいか」ということが明確でなければ意味がない。
    特に倒したい敵もいないのに剣を持って佇む戦士のようなものです。

    6.いち早く「努力→習慣」にすること。
    メモにしても、トレーニングにしても、大切な事はいち早く努力から習慣にすること!


    【引用】
    ・メモこそが、自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」である。
    朝起きて夜寝るまで、いつでもメモが取れる状態にある。
    仕事やプライベートは勿論、映画や演劇などを観ても気づいたことを相当な分量メモをする。


    p22
    ・メモを「第2の脳」として活用する。
    メモやノートは記憶させる「第2の脳」です。いわば外付けハードディスク。
    こちらに頼ることによって、第1の脳を創造力を要することに目一杯つかう。
    そのほうが多くの付加価値を生む!


    p27
    ・メモによって鍛えられる5つのスキル
    1.アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

    2.情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
    →メモを取ることでアンテナを増やす!はじめは選り好みせずに「すべてメモしてやる!」くらいのモードで取り組もう。

    3.相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
    →紙のメモが相手ウケしやすい!

    4.話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
    →議論の全体が常に俯瞰で見られて、今どの話題を、どんな目的で、どこまで話しているのかを瞬時に把握できる!

    5.曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
    メモを取るには、頭の中でぼんやりと思っていることを「言葉」にして、アウトプットしなければなりません。


    p45
    ・前田祐二流ノートの作り方
    「ファクト→抽象化→転用」という流れ。
    1.インプットした「ファクト」をもとに
    2.気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し
    3.自らのアクションに「転用」する。

    ノートを2ページ見開きにして、左から
    「キーワード」
    「ファクト・事柄」
    「抽象化」→具体的な内容をより一般的な概念に抽象化、評論する。
    「転用」→自身のアクションに転用する。


    p86
    ・速読のためには
    本の具体ではなく、抽象を読む。
    「抽象レベルでは何を言っているか」という観点で読む。


    p87
    抽象化は慣れないうちは特に時間がかかる作業ですが、一生懸命考えて抽象化訓練を続けると、かなり短い時間で出来るようになる。


    p96
    ・右脳だけでは人は動かせない。インスピレーションを言語化することが必要!
    どうすれば周囲をうまく巻き込めるか?
    それが「言語」であり「ロジック」である。

    とにかく、「WHY」を繰り返す!!


    p109
    ・可処分時間、可処分精神
    自分の心に刺さった語彙、引っかかる表現があったら、なるべくすべてメモしておきましょう!


    p116
    ・最終的には「自分は何をやりたいのか」という問いに行き着く。
    メモや抽象化の技法を学んだところで、結局「自分が何をやりたいか」ということが明確でなければ意味がない。
    それはまるで、特に倒したい敵もいないのに剣を持って佇む戦士のようなものです。

    これからの時代は「アジェンダ」を持っている人が豊かになる。
    自分のやりたいことや、美意識が明確な順に豊かな時代である。


    p152
    ・考え得るすべての夢を書き出す
    →優先順位(S~Cランク)をつける
    →なぜその夢を叶えたいか掘り下げる


    p163
    ・ゴール設計時に有能な「SMART」
    specific
    →具体的であるという事

    measurable
    →測定可能であるということ。ゴールを定量可能な状態に落とすと、アクションが具体化しやすくなる。

    achievable
    →達成可能であるということ。

    related
    →関連性があるということ。自分の行動や、幸せの軸と全く関係ない夢を叶えるのは難しい。

    time
    →時間の制約が存在するということ。「いつまでに」「いつスタートするか」という時間の制約があって初めて、スケジュールが立てられる。


    p184
    ・いち早く「努力→習慣」にすること。
    メモにしても、トレーニングにしても、大切な事はいち早く努力から習慣にすること!

  • 付箋部分を抜粋します

    ・多くの人は自己分析を中途半端に終えてしまって、自分をことを深く知らないまま、ものさしのないまま
     流れに身を委ねて日々を漫然と過ごし続けてしまいます(p7)

    ・現代において、僕が「本当に強い」と思う人材は「想いの強い人」です。志が高い。夢がある。熱意がある。
     ちょっとウェットではありますが、そういう強力な軸を持ったある種人間的な人こそが、力強く前に進んで
     社会に大きな引っかき傷を残すのです(p10)

    ・どれだけ海外に行こうが、宇宙に行こうが、解きたくてたまらない具体的な課題が自分の中にないと
     特に抽象化するモチベーションはあまり湧かないでしょう(p94)

    ・「なぜ面白いのか」をきちんと言語に落とし込んで、人に伝える作業をすれば相当な力がつきます(p100)

    ・人は、概念に名前をつけないとそもそも思考できません。記憶もできないし、他の何かに応用することもできない。
     人間は抽象化、そして言語化することによって、クリエイティビティを獲得しているのです(p104)

    ・最終的には「自分は何をやりたいのか?」という問いに行き着きます。自分を知り、自分の望みを知らないまま
     どんなビジネス書を読んでも、どんなセミナーに行っても、まず何も変わらないでしょう。まず「自分を知る」ことが
     なによりも重要です(p118)

    ・これからの時代は「アジェンダ」を持っている人が豊かになる。つまり、自分がやりたいことや、美意識が明確な順に豊か(p118)

    ・経験していないこと、知らないことは「やりたい」と思うことさえできないのです。であれば、経験の数自体を増やして
     「やりたいこと」を見つける確率を上げましょう(p126)

    ・僕は、一度しかない人生において、何も行動を起こさず夢を夢のままにしておくのは、本当にもったいないことだと思います(p141)

    ・「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」考えてみたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。
     おそらく、違います。僕が思うには「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出るくらいの強烈な夢への想いを持っているか」です(p147)

    ・特に明確に意識せずとも、自分の言葉が誰かの潜在意識に大きな影響を与える可能性、つまり言霊の力を考えると、ネガティブな
     ことはなるべく言わないようにしようと、思えるようになります。なるべくポジティブで愛情を込めた言葉を発することによって
     自分に関わってくれた人、ご縁をいただいた人に幸せが少しでも増えたらいいなと思って生きています(p150)

    ・ただぼんやりと思うのではなく、逃げずに言語化する。そして、きちんと目に見えるくらいはっきりと映像化する。それが夢を
     かなえるための、効果的な方法なのかなと思います(p152)

    ・トップダウンとボトムアップ。逆算と、熱中。この両方の性質を併せ持つことが、夢への勝算をつかむ秘訣なのかもしれません(p159)

    ・勝負は、書くか書かないか。もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという
     「生き方」の問題なのです(p180)

    ・メモは「創造の機会損失」を減らすツールです。このツールをうまく使うコツは、とにかく体中の毛穴をむき出しにして
     あらゆる情報を体に吸収させる姿勢を保つこと。すなわち、「メモをとり続ける姿勢」を保つことが、重要なのです(p183)

    ・人生は、素晴らしいものです。本当に、無限の可能性があります。必ずしも、今皆さんが今向き合っていることがすべてではない。
     無限の選択肢の中で、自分の人生の幸せを最大化するものが一体何なのか、考えてみて欲しいのです(p191)

    ・自分は根底で何を願っているか、この自己理解が進むと、日々をただ漫然と過ごすのではなく、目の前の取るに足らない何かを
     アイデアに変えたり、夢の実現に前のめりに生きることができます。受け身で生きるのではなく、楽しみながら、自分から
     とりに行く。そういうスタンスを持つと人生は一気に楽しくなります(p196)

  • 自己分析1,000問やりました!

  • #メモの魔力 読了
    一見、『メモの書き方を教える本』に思うかも知れないけど、どちらかと言うと『人生やビジネスをより良くする思考法を教えてくれる本』です。
    .
    一貫して語られているメソッドが【事実→抽象化→転用】。
    僕は、もうこれやってますね。
    てか、昔からやってました。
    僕的に書くと【前例→構造把握→転用】ですね。
    要は『パクリ』。僕の得意分野です。
    笑。
    そんなわけで、この本を読んだからには、
    今度から『メモに書き留める』と言う行為を付加しようと思います。
    .
    最後にこの本で気に入った言葉。
    『人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。』
    『人生をより良く、強く生きる。その源にあるのは、やはり圧倒的な熱量です。』

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