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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784344034211
感想・レビュー・書評
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展子は自分は「ついてない」と思いがちだが、それは残念なこと。私はいつも周りに「感謝」したり、嫌なことがあってもそこから学ぶことがあると思い、「ついている」と思って生きるようにしたら、「ついている」ことが多くなった。
2号店、3号店を作ってから、展子は人のことを思いやれず、自分の思いでつき進んできた。ただ残念ながら、「正しさ」だけでは人はついていかない。相手を思いやる優しさも必要と改めて思った。 -
人生いつでもオーディション。ま、考えようによってはそうなのかも。展子に近い考えかもなぁと思いつつ読む。
こうあれもこれもきっちりやりすぎると周りが迷惑ね。うん、そう。
もうちょっと、いやかなり力を抜いて行こう! と思った。
なんとかなるさ〜。 -
人生はオーディションの連続。
オーディションを受けたくなくても受けている。
太一と出会ってからの展開に引き込まれた。
頑張れ!と応援したり、
そんなにガミガミしてると綻びるよ~と展開を心配したり。
姉妹だからこそ言い過ぎて、言えなくて衝突するのがよく分かったり。
妻となり母となり、予想もしていなかったパン屋になり経営者にもなり
その都度オーディションを受けていると考えるとしんどいだろうなぁ。
オーディションだから合格しないといけないもんね。
私もわりと正しさを重視するほうだし、
他人に求めるレベルが高すぎる気がする。
読みながら、これ、自分への戒めじゃないかとドキドキ。
正しさは人を傷つける。
はい、そう思います。気を付けます。
不得手なところだけを見て人を判断しないでという太一の言葉も
何で仕事ができない人を怒るのがいけないのよ、できなさすぎるのよという展子の言葉もよくわかる。
バランスよく、なんとかなるさを混ぜていこうと思った。 -
華子さん、気持ちは分かるが苦手です。
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R7/6/22
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人生はオーディションの連続なんだな。そして合格も不合格もそれを決めるのは自分自身なんだな。
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主人公の人生を淡々と語ったお話でした。
大きな盛り上がりもなく…ただ人生ってそんなものなのかもなぁと思いました。
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