私がオバさんになったよ

  • 幻冬舎
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感想 : 128
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034419

感想・レビュー・書評

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  • ジェーン・スーさん、初めて読みました。なんか最近流行ってる方みたいで。
    ラジオはもっぱらNHK派なので、お聞きした事がなく申し訳ない。
    とにかくタイトルに惹かれて、あとは興味のある方ばっかりとの対談集だったし。
    最後の能町さん、今とっても興味あり。
    お二人とも昔mixiをされてた事に嬉しさを感じた。実は私もだったので。

    どの方々もやっぱり賢い。話が賢過ぎて消化されず流して読む箇所多し。
    でも刺激になりました。

  • 光浦靖子との対談が考えさせられたな。色々と価値観が変わってく中、生きにくい時代だけど、でも年を取ることは悪くないと思って生きていけたらいいな。

  • スーさんの本の中で一番面白かった。
    中野信子さんと酒井順子さんとの対談が好き。

    「人に興味がない人の方が人を嫌わない。」
    「好き力が強い人は嫌い力が強い」
    とても納得。

    つい自分の汚いところ、認めたくないところは目を背けてしまいがちで、そんな背けている自分のことにも目を背けていて…
    それを否定しなくていい、そのまま受け止めたらいいと言ってくれているような対談集だと感じた。

  • ジェーン・スーさんが過去に対談した人ともう一度話す、という趣旨の本。

    芸人、作家、学者、漫画家、映画批評に定評のあるラッパー。それぞれの立場から現在の日本社会を見ている人たちの言葉がとても面白かった。

    たとえば光浦靖子さんは「職業ブス」を長年やってきたが、女性の外見をいじるような安い笑いは叩かれるため、「ブス」という言葉は使いにくくなってしまったと言う。
    山内マリコさんは地方と東京における女の生きざまについて語る。中野純子さんはこれからの社会性について脳科学の知識を織り交ぜながら話す。

    なかでも印象的だったのは、海野つなみさんとの対談の最後に「男の人の呪いがわからないと、こっちの呪いもセットで解けない」とスーさんが言うところ。

    ”女性はこうあるべき!”という古い考えは女性を苦しめてきた。同じように”男性はこうあるべき!”という固定観念に押さえつけられている男性もいる。
    性別の概念に捉われないような生き方を許容する社会であればいい。
    それはつまり、スーさんとパートナーさんの暮らし方や、能町みね子さんとサムソン高橋さんのライフスタイルも答えの一つなのだ。

  • 森高千里ブームが中学生だった私も不惑になって久しい。「♪私がオバさんにな〜っても泳ぎに連れてくの?」答えはもちろんNO。派手な水着以前に、日差しや塩素の時点で無理。

    さて、オバさんになってしまったのは仕方ないが、ジェーン・スー先輩のいる世代で良かった。自分とリトル自分でしかしたことがない話がいっぱいでてきて「‥だよなだよな」の連続でした。

    ・自分の頭で考えないといけない時代
     ‥脳みそは非効率な器官なので、意思決定を迫られるとイラッとする。ほんとは考えたくない。川の流れに身を任せたい
    ・人間は役に立つことのために生きてるわけでない
     ‥面白いことのために生きている。おもしろが世界通貨として通用する時代がやってきた
    ・脳がベストパフォーマンスできる状態を目指す
     ‥自分自身は他社との関係性のなかにしか生まれない(自分の中にはない)。主体は体で意識は副産物。冬に出てくる皮膚の垢。
    ・旧式のマシンはOSアップデートできない
     ‥自分をOSに例えて。OSと同時にハードウェアの能力も高める、それには学ぶ姿勢を保つこと
    ・男の呪縛
     ‥理想とする自分と現実の乖離に耐えられない。松明を持って人を導く義務を果たさないといけないという思い込み?突き詰めないからうまくいく。男の呪縛と女の呪縛はセット。
    ・氷河期世代は怒らない
    ‥社会のシステムに起こるということを形式的に知らなかった世代。就職難は自分の力不足と思う人が多い。今ならネット見まくってただろうな、ただ考えすぎて足がすくむだけな気もする
    ・役割や立場が発言を作る
    ‥女だから言いがちなのではなくて、その役割についてる女が多いだけ。ところでスーさん、相手の気持ちがわかっているのに入籍しないのってどうなんだろうな。しかも未婚の無職の相手に人参ぶら下げ続けるのはどうなんだろうか。わかってるなら態度と行動見直したという話もそろそろ聞きたい

  • スーさんと宇多丸さんが、同じサークルの先輩後輩だったのは初めて知った。昔から喋りが上手かったんだなあと思って、そういう人たちのグループ羨ましいと思った。あと、未婚の女性でも彼氏的な人、しかもしっくりくる人を見つけてるのすご!って思った。類は友を呼ぶのかな。あと脳科学者の方の話がかなり面白かった。生きるのしんどくなったらあそこ読もうと思った。

  • 中野さんとの話がまだ理解が追いついてないところがあるけれど、もっと経験を積んでいけば分かるのかな?男性学、男の人の呪いがあるってわかっただけでも面白かった。女の人の呪いはよく耳にしていたけど、男の人のも解かないと解決していかないのね。男女の繊細な部分が違って、印象に残ったのは男性は否定されることに対して弱い傾向があるらしい。「さしすせそ」女の人が男の人を気持ちよくさせると言う話は裏を返せば「女よりものを知らない状態は、男にとって屈辱的」とも取れる。なるほど。。男性の自殺率が高いのもその繊細さの部分が違うからなんだろうな。また男の人は自分自身を知ることを突き詰めることができない人が多い。理想とする自分と現実の帰りに耐えられない人もいる。あと男性と言う声にとっては1から頼りにされることに大きな意味があるらしい。自分のほうが優れていなければならないと言う強迫観念がそこまで強いならすごく辛いだろうなと言う意見に賛同です。どの性に生まれたかったとかではなくてどうしたらもっと生きやすくなるのかお互いを知っていけたらなと思った。

  • きっかけは中野先生との対談が読みたくて手に取ったのだが、全編とても面白い!これをベースに自分自身が新しい考え方を手に入れられるような1冊だった。
    多様性とか、フェミニズムとか、男性の生きづらさとか、結婚、子どもを産んでいないことについて、とか。海野つなみ先生の逃げ恥は全然知らなかったのでものすごく興味出ました。
    20~50代のすべての女子に読んで欲しい1冊。こういう本を定期的に読んでいないと私はいつまでもアップデートされないまま勝手に思い込んだ呪いを背負ったオバさんになっちゃいそう、と思った。

  • 大好きなスーさんの新刊。タイトル見た瞬間クスリと笑みがこぼれてしまった。
    今回は光浦靖子さん、山内マリコさん、中野信子先生、田中俊之先生、海野つなみ先生、宇多丸さん、酒井順子さん、能町みね子さん達との対談集。
    最後のお二人以外は以前から知っている方々ばかりなので、とても興味深く読み進めた。

    中でも中野先生はホンマでっかTVでも好きだし、相談は踊るラジオに出演された時もスーさんとのやり取りが本当に面白かったから…まず最初にこの章を読んだ。面白い話をしてるのはわかるんだけど難しいから何度か繰り返し読んでやっとわかったような気になった(笑)
    山内サンの章で「女の人ほど実は男の人の価値観を植え付けられて育つ」のお話を読んで「うわ、ホントだ!」ってギクっとなった。

    スーさんは私より一回り年上。対談相手もスーさんに近い年代の方々だったので、先輩方のお話を聞けてどの章も楽しかった。

    対談集第二弾も期待したいな。

  • 多様性についてずっとよくわからなかったけど輪郭が見えた。

    私はコロナになってから、自分の意見がどう思われてもできるだけリアルタイムで、思っていることを言っておこう書いておこうそれを消さずに残しておきたいと思いつつ、ダブスタな発言も目立ってきていて(「男なのに」と言ったり、仕事で育児や介護で急遽お休みする方への理解に欠けていたり)もう何も発言しない方がいいのでは…と悩んでた。
    でも、どうしても自分のわかりきれていない世界の話ではまちがえてしまうもので。だから、「ワンストライクは互いに見逃そうよ」という考え方はしっくりきたしそうありたいと思った。

    特に田中俊之さんと海野つなみさんの章が個人的なるほどが詰まっていました。
    女性の呪いは男性の呪いと一緒に解かないといけない。誰も悪くないんだから、みんなが見えない役割から解放される日がくるといいな。

    色々な生き方考え方があって「すべき」はどこにもなくて、人生たのしみ。

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著者プロフィール

1973年、東京生まれの日本人。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」のMCを務める。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第31回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』『今夜もカネで解決だ』『生きるとか死ぬとか父親とか』『私がオバさんになったよ』、中野信子との共著に『女に生まれてモヤってる!』など。

「2020年 『これでもいいのだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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