世にも美しき数学者たちの日常

著者 :
  • 幻冬舎
4.25
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本棚登録 : 140
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034501

作品紹介・あらすじ

「リーマン予想」「ホッジ予想」……。前世紀から長年解かれていない問題を解くことに、人生を賭ける人たちがいる。そして、何年も解けない問題を"作る"ことに夢中になる人たちがいる。そして、数式が"文章"のように見える人たちがいる。数学者だ。

類まれなる優秀な頭脳を持ちながら、時にへんてこ、時に哲学的、時に甘美な名言を次々に繰り出す数学の探究者たち――。

黒川信重先生、加藤文元先生、千葉逸人先生、津田一郎先生、渕野昌先生、阿原一志先生、高瀬正仁先生など日本を代表する数学者のほか、数学教室の先生、お笑い芸人、天才中学生まで――7人の数学者と、4人の数学マニアを通して、その未知なる世界に触れる!

ベストセラー『最後の秘境 東京藝大――天才たちのカオスな日常』の著者が、次に注目した「天才」たちの本当の姿とは。
あなたの苦手な数学の、あなたの知らない甘美な世界へようこそ。

感想・レビュー・書評

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  • 「最後の秘境 東京藝大」の姉妹版ような今回は、タイトル通り、数学者の日常に迫るインタビュー集。まさに紙とペンを使い、ほとばしるイメージを書き留める学者から天才中学生まで、様々なかたちで数学に関わる人々を描いています。そこで描かれる数学という学問は普通にイメージされているものとは違い、数学者のひとりの言葉にあるように芸術に近いという気がした。数学者として生きるのなら積み上げる努力もさながら、持って生まれた天分が大きく左右するらしい。
    数学を学び直そうと考えている私には充分にトリガーとなった一冊。前著「藝大」ともどもおすすめします。78

  • <目次>
    第1章  美しき数学者たち その1
    第2章  在野の探求者たち
    第3章  美しき数学者たち その2

    <内容>
    『最後の秘境東京藝大』の二宮敦人のノンフィクション第2弾。「小説幻冬」に連載したものの単行本化。前作とスタイルは変わらない。インタビューをしながら、自問自答などを含めて語っていく。数学者たちの「美しい」生き様や研究の様子が見て取れる。本当はもっと偏屈な学者もいるだろうが、この本には登場しない(偏屈なので、取材に応じないのかも…)。一方で、学者ばかりではなく、在野の人も登場する。中学生まで…。面白かったフレーズは「数学は言語である」。数学がわかる人同士は数式な数字で語り合うことができる、ということ。

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著者プロフィール

二宮敦人(にのみや あつと)
1985年、東京都生まれの小説家、ホラー作家、推理作家。一橋大学経済学部卒業。携帯小説サイト「魔法のiらんど」「E★エブリスタ」でホラー小説を発表し、2009年に『!(ビックリマーク)』でデビュー。妻が東京藝術大学彫刻科の学生だったことから、多数の藝大生に取材しノンフィクション『最後の秘境 東京藝大』を執筆、ベストセラーとなる。著書に『郵便配達人 花木瞳子が盗み見る』『一番線に謎が到着します』など多数。2019年4月11日、『世にも美しき数学者たちの日常』を刊行。

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