THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
3.64
  • (54)
  • (106)
  • (85)
  • (20)
  • (9)
本棚登録 : 1619
レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034549

作品紹介・あらすじ

偉大なチームに必要なのは「リーダー」ではなく「法則」だ。

メルカリ会長兼CEO山田進太郎 推薦!
「この本を読めば、私たちがいかにチームを知らないかがわかる。
『チームの法則』を知れば、それだけで突き抜けた場所に行ける」

「個」の重要性が叫ばれている今。そこからさらなる成長・脱却を遂げるためには、個と個をつなぐ「チームワーク」が重要だ。

しかし、私たちは正しいチームづくりを教わったことがあっただろうか――。

本書は経営コンサルタントとして数多くの組織変革に関わってきた著者が、「チームの法則」をもとに、成功するチームとはなにかを科学的に解明した、チームづくりの決定版だ!

『THE TEAM』というタイトルには、チームの法則の決定版を届けたいという思いと共に、読んでいただいたすべての読者の方が「あなたのチーム」をつくれますようにという願いを込めました。今こそ「チームの法則」によって、ドラマや映画の中では当たり前のように起こる「チームの奇跡」を自らのチームで起こせるようになることを祈っています。
(本文「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ベストセラーになったということで読んでみたが、あまり得るところはなかった。

    それぞれの章で言っていることは正しいのだが、どれも内容が薄いのだ。
    それもそのはずで、各章の参考文献(どれも名著、ジム・コリンズの『ビジョナリーカンパニー2』やロバート・チャルディーニの『影響力の武器』など)が記載されているが、その名著に書かかれているエッセンスを抜き出して、ちょっと本書に書いているという体だからだ。
    この本を読むならば、それぞれの参考文献に記載されている名著を読んだ方が、時間はかかるが、間違いなく得るところは多いだろう。

    実際、最近のビジネス書は、このような過去の名著のエッセンスを取ってきて内容の薄いビジネス本を出版することが多すぎると思う。
    こういったことにどれほどの意味があるのだろうか。
    商売根性しかそこには見えない。

    それでも、この本は過去の名著を参考文献として表記しているだけでも良心的だ。
    それすらも書かずに、さも「自分が考えました!」というような顔をしてどこぞのコンサルがでかい顔をして書いているビジネス書がどれほど多いか。
    さらにそういった本が毎月ビジネス書のベストセラーになるというのは本当に嘆かわしい。

    自分もそういったビジネス書を手にするからいけないのだが、まあ、今後はこういった小手先のビジネス書を読まないように気をつけようと思う。

    • やまさん
      kazzu008さん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      kazzu008さん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      2019/11/21
  • 4つのモチベーション
    意思決定の良し悪し
    自分の取り扱い説明書など、参考になるところがいくつかあった

  • ■活かす学び
    ・チームメンバーの心理的安全性を担保する。
    ・チームメンバーにブレない軸を発信する・彼らが自分の言葉で発言できるように促す
    ・チームメンバーの志向と能力を把握するよう努める。

    チーム作りにおいて問いかけるべきこと
    ------------------------------------------------------------
    ■AIM
    チームの活動意義が明確になっているか?
    チームの創出すべき成果が明確になっているか?
    チームは推奨している行動が明確になっているか?
    チームでは活動の意義として創出すべき成果、推奨している行動が適切に接続されているか?
    チームが活動する意義、創出すべき成果、推奨されている行動を日常的に意識できていますか?

    ■Boarding
    チームの活動の特徴を語れるか
    チームのメンバーには適切な多様性があるか
    チームには適切な流動性があるか
    チームに必要なメンバーの特徴を理解しているか
    チームのメンバー集めやメンバー選びに貢献しているか

    ■Commuinication
    チームはルールを明確化できているか?
    チームメンバー動詞がお互いの過去や特徴を理解するような機会を持てているのか?
    チームは問題やアイディアをメンバーが安心して共有できる雰囲気をつくれているのか?
    チームメンバーの過去や特徴を踏まえたコミュニケーションをとれているのか?
    チームメンバーに恐れや迷いなく自分が感じる問題やアイディアを発信できているか?

    ■Decision
    チームは状況に応じて最適な意思決定方法を選択できてるか?
    チームはスピーディに再現性のある議論ができてるか
    チームは意思決定者が孤独を恐れず決断できているか
    リーダーの意思決定を自らの手で正解にすべく活動できているか
    決断が必要なタイミングで強く・速く意思決定できているか?

    ■Engagement
    チームでは金銭や地位報酬だけでなく、感情報酬がメンバーに提供されているか?
    メンバーに何に共感してもらうかが明確になっているか
    メンバーがチームの魅力を感じる仕組みが埋め込まれているか?
    何を求めてチームに参加しているかを明確にできているか?
    チームがメンバーの共感を生み出すことに貢献しているか?
    ------------------------------------------------------------

  • The Team

    以下メモ

    チームに必要な5つの法則

    ◯Aim 側を立てろ
    ・意義目標が設定され、チームが何のために存在するのか共有されている。
    ・意義が明文化されて初めて、自主性や創造性が発揮される。

    ◯Boarding 戦える仲間を選べ
    ・①環境の変化度、②人材の連携度、の2軸で捉えると、①が大きいほど人材は流動化した方がよく、②が大きいほど多様な人材がいた方がいい。

    ◯Communication 最高の空間をつくれ
    ・チームの効果的、効率的連携のためには、コミュニケーションの量ではなく、ルールが大切、ただし増えすぎると逆効果
    ・ルールの量:①が小さく、②が大きいほど、多い方がいい。
    ・権限:①が小さく、②が大きいほど、チームで決めた方がよく、逆はメンバー個人が決めた方がよい。
    ・評価:①が小さく、②が大きいほど、プロセスを重視し、逆は成果を収支した方がよい。
    ・責任範囲:①、②共に大きいほど、チームの成果に責任を負い、逆は個人成果に責任を負った方がよい。
    ・確認頻度:①、②共に大きいほど、多いほうがいい。

    <積極的な発言や行動を引き出すために必要な「心理的安全」
    ポイントは
    1. 無知だと思われる(こんなことも知らないの?)➡︎率直質問の場を設ける
    2. 無能だと思われる(こんなこともできないの?)➡︎失敗共有の場を設ける
    3. 邪魔だと思われる(今の言う意味あった?)➡︎発言促進機会を設ける
    4. 批判的だと思われる(それは絶対違うでしょ)➡︎反対意見を言う場

    ◯Decision 進むべき道を示せ
    ・独裁、多数決、合議の順に納得感が低く、要するに時間は短い。どれがいいかは場面による。
    ・合議の場合は如何にスピードを上げられるかが肝、まず選択基準と優先順位を決めておくのが大事。
    ・独裁で大事なのは、正しさにとらわれすぎず、強い、速い意思決定を心がけること。
    ・孫正義が使う考え方: ファーストチェス理論、5秒で考えた手と30分考えた手は86%が同じなので、前者のが良いという考え方
    ・反対や孤立を恐れて決断を先送りにしないこと、メンバーは意思決定者を孤独にせず、決断後は行動すること。

    <影響力の源泉>
    1. 専門性: すごい、技術や知識
    2. 返報性: ありがたい、支援や関与
    3. 魅了性: すてき、魅力
    4. 厳格性: こわい、規律や威厳
    5. 一貫性: ぶれない、方針や態度

    ◯Engagement 力を出しきれ
    ・エンゲージメントを高める4つのP。
    1-3つ目は感情報酬、4つ目は金銭地位報酬。目に見えにくい前者だが重視されるようになってきた。
    1. Philosophy 理念、方針
    2. Profession 活動、成長
    3. People 人材、風土
    4. Privilege 待遇、特権
    ・自分がどれに強く魅力を感じるかを明確にすることが大切。組織の観点からは、投資対効果を高めるため、効果の高いpを絞り高めることが大切。
    ・エンゲージメント=報酬、目標の魅力(やりたい)×達成可能性(やれる)×危機感(やるべき)
    ・集団が大きくなるほど、「自分1人くらい」という落とし穴にはまり、パフォーマンスが低下する。回避するためには当事者意識が大事。

    <当事者意識を埋め込むポイント>
    1. 人数、少ないほどよい
    2. 責任の所在を明らかにする
    3. 参画感、意思決定に関与する

    ◯麻野チームの売上が10倍に
    ・売上しか追ってなかったところから、会社の意義目標の変革に繋がるよう、リピート率を成果目標に加えた。
    ・リピート率の増加が売上を押し上げた。これを80%以上に高めるためにはビジネスモデルの転換が必要でモチベーションクラウドを作った。
    ・投資家からの評価が上がった(これはサブスクリプション型だからでしょう)

  • チームを作るために必要なこと、チームと言ってもどんなタイプかによってアプローチが全然違うことも整理できてよかった。
    巻末の参考文書の抜粋も理解を助ける。

  • チーム運営について、経験論ではなく学術的な知見をもとに、「法則」という形で汎用性・再現性のある運営方法を提唱した一冊。

    法則なので、「そうは言ってもうちの職場は…」ではなく、「これをうちの職場でやるには…」と考えられるのが、本書の優れている点かな、と。

    繰り返し読みたい良書。

  • 言われてみたら当たり前なのに、なぜこんなにも腹落ちする本なのか。感じたのはこの3つ。

    ①みんなが困ってることを取り上げているから

    ②正解はとっている行動の逆にある可能性を示しているから

    ③どこでもできそうなくらい具体的に整理されてるから

    繰り返し読みたい一冊。
    最後の自社で試した
    自分の取り扱い説明書をつくること
    モチベーショングラフをつくること
    これは内省的な価値もあって、とてもいい!

  • チームを環境の変化度合いと人材の連携度合いよって4つのタイプに分類するフレームワーク。5つの法則については、基本的なことだが、スポーツや実際の企業を例えに出してわかりやすく説明している。どちらかと言うと特別収録のチームの落とし穴が大変参考になった。特にリクルート社を例に出した当事者意識の話は非常に共感できた。部署であれ、プロジェクトであれ、チームビルディングするときに必ず読み直したい一冊。

  • A:aim
    B:boarding
    C:communication
    D:decision
    E:engagement
    チーム作りをしていくにあたって意識していきたいと思った。優秀なリーダーがいるチームがいいのではなく、良い法則があるチームがいい。
    理解されたいなら理解する必要がある。
    分かりやすく具体例を踏まえいるのでサクサク読める一冊である。

  • 内容は分かりやすかったけど、発売後に著者が社外取締役で関わってる企業が賃金問題で訴訟受けてて、興醒めした。

全118件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

麻野耕司(あさの こうじ) /
モチベーションエンジニア。リンクアンドモチベーション 取締役 、ヴォーカーズ 取締役副社長、組織改善クラウド「モチベーションクラウド」とクチコミサイト「Vorkers 」を展開。『THE TEAM 〜5つの法則〜』をNewsPicksBook(幻冬舎)から2019年4月3日刊行。ほかの著作に、『すべての組織は変えられる』。

麻野耕司の作品

THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)を本棚に登録しているひと

ツイートする