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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784344034648
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
年号が変わり「令和」の出典元として再注目された万葉集に見る美しい日本語集。
そこから言葉の深み、伝統にひたる楽しみに触れる。
著者の‘八世紀の声の缶詰’‘八世紀の言葉の文化財’(p.6)の言葉通り。
宮廷文化を垣間見る。
使われなくなった言葉にも優雅さがある。
今も使われている言葉の語源になったもの(杜氏←刀自。年配の女性への敬称。自家用酒を作るのが「とじ」のしごとであったため。)について、「かたみ」など今も使われる言葉でも、もっと広義であったものも(今は遺品の意味合いが強いが、離別、生き別れなども含まれていた)。
また、ことば比べで微妙なニュアンスの違いを楽しんだり……
四季や風景に地震の感情の想いを乗せる人々。
想起される。
見出しでひらがながおおく、柔らかな明朝体
目で読むのもさることながら、声に出したときに軽やかな、まろやかな音になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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