- 幻冬舎 (2019年8月22日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344034945
感想・レビュー・書評
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似合うけど好きじゃない服、
好きだけど似合わない服。
そのはざまで揺れ動く人に
おすすめの1冊です。
骨格診断やカラー診断がはやり、
好きよりも似合うかどうかで
服を決めてきた方も
多いと思います。
確かにそうした診断は
ひとつの指標にはなるけれど、
結局好きじゃない服を着て
「似合うね」とほめられても、
心の底からは喜べないですよね。
なぜならそれは、
自分の好きを自分で押し込めて、
自分を否定していることと
同じだからです。
好きと似合うが合っているなら
まったく問題ありませんが、
好きと似合うがちがうと、
心はいつまでも満たされません。
そんなときに、この本は
「自分の好きは手放さなくていいよ」
「好きな服をどう取り入れて着こなすか、コツを身につければいいんだよ」
と、教えてくれます。
好きをしっかりもったまま、
好きな服を似合うように着られる
エッセンスが、
ぎゅぎゅっとつまったこの1冊。
アラフォーのみならず、
いつもの服がしっくりこない
全世代の方に
読んでみてほしいです。
山本あきこさんは
この本以前にも
3冊出版されていますが、
今回は3冊の本と出版社が
ちがいます。
そのせいか、
以前の本を読まれた方は、
中身のデザインに
少々読みにくさを感じるかも
しれません。
各章の始めに
写真ページがまとめられ、
文章だけのページが続くので、
写真と文章ページを
いったりきたりしなくては
ならないところが
ちょっと残念でした。
そのため☆は3つと抑えめ。
以前の著書は
おしゃれのテクニックを学ぶ本
でしたが、
今回は
自分の好きに気づき、
自分の人生を生きるための
おしゃれのコツを伝える本に
なっています。
おしゃれテクニックは
以前の本より少なめですので
物足りないかもしれません。
ですが、読み終えたときには
自分の好きを着たい!という気持ちが
むくむく湧いてくるでしょう。
自分の好きな服を着て
自分の人生を楽しく生きましょう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・買い物したくなる本。ここ数年行ってなかったH&Mにアクセ探しに行った。
・コーデとしては2022年に見るとやや古い感はあるが、プチプラOKな著者方針ということもあり、万人ウケしそうな本。説明もテクニカルでないので読みやすい。
・プチプラブランド別の買いリストとか参考になるからここもっと掘ってほしい。
・「照り」「土に帰るより空へ」などなんとなくover the sun民にウケそうなワードがちょいちょい出てくる。
・なんか読み覚えある文体だなと思ったらさとゆみさんの文字が。キャッチーなワード使いやサブ見出し付けなど、なるほどと。 -
一般の女性を輝かせるスタイリングに定評のある
スタイリスト山本さんによる、
40代向けファッションコーデの実用書。
山本さんの書籍は、
どれも擦り切れるほど読みました。
気取らず、親しみやすいお人柄が
コーデにも表れていて好感度が高い方。
大人向けファッションの本は
たくさんありますが、
私含む一般の女性に向くのは、
山本さんのスタイリング一択だと感じます。
(他の本は、
どうしても意識の高さや、整った体型
経済レベルの高さを要する気がします)
山本さんの一言一言は、
ファッションに対するポジティブな感情を目覚めさせてくれるようです。
近所のプチプラショップで手に入るアイテムで、
こんなにステキになれるんだ!
と、驚きます。
30代以後の女性が、
「服」を考えた時に、
助けになってくれるはず一冊です。 -
自分の本音に気付いて、自分らしい着こなしをしよう。
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早速アクセサリーでキラキラを足そうと、色々探している。
あと、サーモンピンクのトップスも欲しい。
おしゃれを楽しみながら40代に突入したい。 -
ああ、こうすればいいのかと思いはするが、それを取り入れられるかはまた別の話。だって、好みがあるのだから。ただ、部分的に取り入れられそうなことは参考にしようとおもった。アクセサリー使いとか、シルエットの作り方とか。
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前2作は図書館で借りて、今作は購入しました。
これまでのように写真たっぷり+横に解説、というスタイルではなく、こちらは文章が主です。
「たくさんコーデを見たい」「オススメ商品をたくさん知りたい」という方には適さないかもしれませんが、アラフォーが大切にすると良いことが書いてあり、その世代の方には参考になると思います。
同世代の方の具体的変化が書かれており、読んでいて勇気が湧くというか、心強い気持ちになりました。
おすすめ商品があまり載っていない分、内容を頭に入れ、自分に似合うかどうか、バランスが良いかどうかを自分で見極める力がついていきそうな気もします。
著者プロフィール
山本あきこの作品
