ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 (NewsPicks Book)
- 幻冬舎 (2019年10月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344035218
作品紹介・あらすじ
2019年10月3日発売決定!
魂を進化させると、
あなたはもっと輝く
売上高281億円・利益136億円
〝大成功〝企業アカツキ社長の独自哲学
合理的に正解を出せる時代は終わった。
数字・計画・思考だけではなく、
感情・直感・感性を研ぎ澄ます。
初めて明かされる内側を進化させる具体的メソッド。
正解がない時代を生きるための教科書だ。
感想・レビュー・書評
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奇書 違和感のかたまりでしたが、なかば共感もありました。
<結論>
・複雑で、独特で、ハイコンテクストなもの、日本人がもつ特性を強みにして世界に羽ばたけるのでは?
・ビジネスの世界でも、感情価値に目を向け、感情を分かち合える組織を作ること、一人ひとりが自分の内側を丁寧に扱うことが大切 が結論
<緒言>
・鳥の目、鳥の目、魚の目
・世界に起こっている3つの変化
①便利さの時代から、心(感情価値)の時代へ
②画一的な価値観から、多様な価値観を認め合う時代へ
③透明性の加速。Doing から Being の時代へ
から、入ります。
これが、上場会社の社長の価値観なのかなと、疑問をおぼえつつ、心に残った言葉は次です
<言葉>
・必要なことは、「感情を鍵に、心の扉を開く」ことだ。
・インサイドアウトとは、自分自身の内面から始めるという意味。
・素晴らしい会社の定義で大切なことは、「雰囲気がいい会社」だ。
・世界を幸せにする ... 自分も幸せにする対象に入れてもいいんだよ
・内側からスタートし、魂が込められたものじゃないとだめだ
・偽ダイヤ:一見その人を輝かしく見せるもの
・進化に必要なことは、自分の行動を認識する「メタ認知」
・アフリカの先住民族のことわざ
早く行きたければ、一人で行きなさい
遠くまで行きたければ 一緒に行きなさい
・モヤモヤを分かち合う
・拍手の文化
・理解と同意を分ける
AIの時代に、必要なものとは、このような 「ハート・ドリブン」なのかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【個人的に刺さった名言集まとめ】
・大人になって忘れかけてしまった子供心、好奇心が価値になる
・自分の価値観が否定されてもいい。
世界のどこかには自分の価値観に共感していくれる人が必ずいるから。
・いろんな価値観に触れることで、自分の価値観がわかってくる。
これは合うだとか、これは合わないだとか咀嚼することが大事。
・GoodはGreatの敵。Goodであまんじるな。
・他人に好かれようとしなくたっていいじゃないですか。
自分が好きな自分でいてください。
・拍手の文化
意見を賞賛する気持ちを形で表現することは素晴らしい
・理解と同意を分ける=必ずしも同意しなくていい
【ベストチョイス】
・リーダーが無理をしている組織は、メンバーも無理をする。
リーダーが自分の感情を隠していたら、メンバーも感情を隠す。
リーダーが感情を隠していたら、メンバーも感情を隠す。
リーダーが安心・安全を感じていなかったら、メンバーも安心・安全を感じない。
強くあろうとすることと、弱みを見せないことは違う。
【まとめ】
回りくどさはありましたが、本人の自伝に基づいた生き方の哲学だったのでとても興味深く最後まで読むことが出来ました。
今後の時代の成功モデルに近いものを感じました。 -
「感情を丁寧に扱う」という言葉が何度も出てきます。普段の一瞬一瞬をどのような感情で過ごしているかを意識することはあまりないのですが、大事なことだと思いました。また、他人に自分の感情を伝えて、理解してもらうことも安定のために有効なことだとこの本を読むことでよく分かります。
個人的な好きなフレーズは、「理解と同意を分ける」というフレーズです。本当にいろんな場面で、同意できないものに理解を示せないということが多いように思います。しかし、同意できなくても意見を聞いて理解してあげることは出来る。それを見事に表現している言葉です。 -
言っていることは正しいのだろうが、ひたすらに気持ちが悪くなった。このもやっとしたものは何だろうか?
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読みながら何度も涙ぐみました。視界が滲んで本が読めなくなりそうになるというのは初めて。苦難の中で思考し続けた先に魂の在り方に行き着く体感とか、これを一部上場まで突き進んだいち組織のトップとして曝け出せる在り方とか、めちゃめちゃ共感と感動の嵐でした。
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モーレツを乗り越えると見えてくる世界がある。
ビジョン、ポリシー素晴らしい。
経済的な成長とANDを実現していることがさらに素晴らしい。
アカツキという会社覚えておきます。 -
好きだ!と思った本だった。
感情を大切にすることって、良くないように言われる(思う)ことも多くて、私もそう思ってたところがあったんだなあと思った。
こんなに感情を大事にして、感情第一で動いていいんだ、と思った。
自分の感情に向き合って、もっと自分と対話していきたいなあ
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著者の話を聞く機会があって、その時の心の震えがあったから買った本。
一章はわたしの期待と違う、とおもったんだけど、2章以降は学びがとても多かった。
今会社の組織文化を変える取り組みに関わっているから本当に学びが多くて、インプットを全部外に出せるようにしたいと思えた
2020.5.5
53 -
全人類に読んで欲しい本。
出会いは先輩から、この本ささると思うよ、と
貸してくださった本がハートドリブンでした。
経営者の方の本か、、と読んでいたら、
今まで読んできたビジネス書とは異なり、
心が凄く動く本で、何度も何度も泣きました。笑
自分の中にあったモヤっとしていたことが
スッと晴れていく感じや、
目の前にあるのに、大事なことに気づけて
いなかった自分に気づくことができました。
また読み返し、自分の心を突き動かす名言を
書き留めました。すぐに読み返し、書き留めたのも
始めてで、自分の人生に影響を与えた本です! -
【この本を読もうと思ったきっかけ】
・自分がどんな時に何を感じるか気づきたい
・感情について知ることでどんな世界が広がっているのか
・自分の可能性を最大化させるには。
【感想】
感情というものは自分自身の可能性であり、感情に素直になること、自分自身の感情を知ることでもっと自分の世界は広がっていくということを知らされる本。
著者は、経営者であるが日常生活で大人になるにつれて薄れていく感情。TPOによって抑えなければならない感情。
でも、人間のバイタリティって感情から生み出されているんじゃないかと考えされられた。
今、世の中は3つの変化がある
・効率化、自動化よりも心に寄り添う
・1つの価値観ではなく、多様な価値観
・透明性の加速。
この本を通して、もっと自分の感情に素直になっていく必要があるかし、もっと自分の感情を素直に受け取ってもいいんじゃないかと。
感情は、人間のバイタリティにもなるしその人の魅力にもなる。今まで閉ざしていた感情をもっと素直に広げていきたい。 -
おお、つまらんぞ!
そうとう抽象的で、企業のハードシングス本なのか、経営スピリチュアル本なのかどっちつかずという印象を受けました -
自分が未熟なのか、アカツキに興味がないのか、はたまた内容が薄いのか...
あくまでも個人的な感想として、例えが多すぎて全てが抽象的に進んでいった。
塩田さんが多くの媒体から学んでいることは深く実感したが、そのままの引用が多すぎて「塩田さんの意見」というよりは他の筆者の本を読んでいる感覚にもなった。
文頭で「内容が薄いのか...」って書いたのは、本書には塩田さんの実体験に基づいた多くの経験が書かれていたが、同内容の違う経験談のような気がして、結論として言っていることは同じ(同じことが何回も繰り返されている)と思った。
もちろん学ぶこともあったし、アカツキの良さも理解した。内なる「思い」をより大切にしようと思った。が、期待していたよりは内容が薄く、「NewsPicks × 幻冬社」のブランドで売ってる感じがした。
※あくまでも個人の意見です。独断と偏見ですので、参考程度にしてください。 -
<響いた言葉>
- [ ] 多様な生き方をお互いに認め合えて、みんなの人生がカラフルに輝く
- [ ] 一人一人が自分らしくハートに従って生きる時代、ハートを原動力に活動していく
- [ ] ハートを大切にする人が、結果として社会的な成功も得られる
- [ ] 遊び心や感情を大切にすることが成功の鍵
- [ ] 便利とかいう機能的価値ではなく、精神的、感情的な満足などの見えない感情価値が高まっていく
- [ ] 感情価値の高まりは顧客をファンに変えていく、ワクワクや心が動くことが大事
- [ ] 人の心を動かす素晴らしい体験を提供して、一人一人の人生を豊かに色付けていく
- [ ] 人は常に自分のフィルターを通して世界を見ている
- [ ] 自分の心の中の大切な何かに繋がる必要がある、感情を鍵に心の扉を開く
●エンターテイメントの可能性
・心が動くことで、その人の内側が変わり、世界の見方が変わり、行動が変わり、人生が変わっていく
・進化と可能性が本質
・感情を揺さぶり、様々な気づきを与える
・人生の可能性が開いていく
①エンタメ、体験の価値が増大する
▶︎人はなぜゲームをするのか、ワクワクやドキドキなどの感情価値という報酬が貰いたい
思想への共感=ファン
②意思決定が合理性、論理によるものから、共感性、感情によるものにシフトしていく
③ゲームの遊び方が、攻略から自己表現に変わってきている
目的設定や遊び方それ自体を楽しめる
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アカツキを創業した塩田CEOの経営哲学は「感情価値」に重きを置いたもの。これからの時代、人間の内側にある感情や想いを丁寧に磨き上げて発散させることがますます重要になると説く。従来の合理・論理で正解を導き出す時代に見切りを付け、感情を中心とした経営にシフトして数字的にも成功を収めた事例として一読の価値あり。昨今のビジネストレンドのひとつに「経営にはアートの素養も必要」という論があるが、本書で語られている内容も本質的には近いと思う。そのような理念に沿った経営を実践しているモデルケースとして大いに参考になった。
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本書のハイライトは間違いなくCHAPTER4『魂の進化とそれを阻むモンスターや罠たち』だ。
CHAPTER3までで語られてきた著者のエピソードは、ここで一気に理論として肉付けされていく。
特に私が気に入ったのは、「理解と同意を分ける」という言葉。私はこれまであまり意識できていなかったが、「理解」と「同意」は似ているようで全く違う。そして、これが意識できると普段のコミュニケーションがだいぶ変わってくるはずだ。
その他、「観念のモンスター」や「コントロールドラマ」など、一度頭に入れておくと、自らがそのようなパターンに陥った際メタ認知の助けになる。CHAPTER4だけでも読んでおいて損はない。 -
この本が面白いと思ったら『直感と論理を繋ぐ思考法』を読んでみることをおすすめします。そっちの方がより踏み込んだ内容について複数の研究などを元に書かれているのと、「直感を源とする思考と生き方」についての実践方法も具体的に書かれています。,
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KindleUnlimited
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マズローを満たしてから
メタ認知と感情 -
経営面ではなく、心の話に重点を置いて書かれている。塩田氏の若さからくるものなのか、一本筋が通っているというよりも、いつか壊れてしまいそうな印象で、読んでいて不安になる。自分をこう見せたい、変わりたいという強いコンプレックスを本書から感じる。
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この会社が目指していること、実践していることは私は正しいと思うし羨ましい。しかし起業家ではない自分がどのようにこの内容を血肉にするかは悩みどころ…