同人誌をつくったら人生変わった件について。

川崎昌平

• 幻冬舎 (2019年12月19日発売)

感想・レビュー・書評

[psushiさんの感想 · 2024年11月25日]

【動機】自分で本をつくるときの参考にしたくて

かく内容をどうするというより、本の作り方に関してが主なものだったので、「自分の場合はどうしようか」と楽しく想像しながら読むことが出来た。

同人誌という枠の中に、二次制作以外のおもしろそうな本があるというのもなるほど。

[とっくりさんの感想 · 2021年8月19日]

作者川崎昌平の30歳からの同人軌跡をフィクションに割り当てたゆる〜い啓発？エッセイだった。

同人誌作成の具体的な方法論ではないが、無気力に漫然と社会人をしている主人公に同人誌という自由の塊の様な形で「自己表現する」という大きな力を手に入れて、人生が充実していくという話

読者もこう足を突っ込んでみたら面白いかもよ？という作品だった

著者プロフィール

東京工業大学「メディア編集デザイニング」非常勤講師、昭和女子大学「日本文学概論（近現代）」非常勤講師。大学入学共通テストに不安を抱く受験生を一人でも助けたいと思い執筆を決意。作家・編集者としても精力的に活動しており、著書・編書多数。主な著作に『重版未定』シリーズ（河出書房新社）、『書くための勇気：「見方」が変わる文章術』（晶文社）などがある。

「2020年 『マンガでわかる！ 大学入学共通テスト［国語］記述式問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」