空海人生お遍路

名取芳彦

• 幻冬舎 (2020年3月4日発売)

作品紹介・あらすじ

１．発心の道場
　・目指す場所よりも、その途中に何が待っているか楽しみにする
　・「あなたも私も同じですね」がやさしさの基本です

２．修行の道場
　・諸行無常の道理とは「人は変われる」ということ
　・心は姿に現れ、姿は心の投影です

３．菩提の道場
　・おごりたかぶれば、必ず修羅の道を歩くことになる
　・表面にとらわれるな。易きに流れるな

４．涅槃の道場
　・自分の都合以前のことは苦にしない
　・あなたは宇宙の歴史の頂点にいる

感想・レビュー・書評

[ショウタンさんの感想 · 2023年8月13日]

三毒とは私達の心を乱す、貪り、怒り、愚かさ
生きることは楽ではない、苦は生老病死の他に、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦　四苦八苦となる。どれも”自分の都合どおりにならない”
南無大師遍照金剛　遍照金剛は空海が恵果からもらった名前、大日如来は別名でもある。

著者プロフィール

●真言宗豊山派元結不動密蔵院 住職
1958年、東京都江戸川区生まれ。大正大学を卒業後、英語教師を経て、江戸川区鹿骨元結不動密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所研究員。真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。豊山流大師講（ご詠歌）詠匠。『気にしない練習』（三笠書房）、『ためない練習』（三笠書房）、『感情的にならない生き方』（PHP研究所）、『心がすっきり かるくなる 般若心経』（永岡書店）、『1日5分 朝の「般若心経」写経手帖』（ナツメ社）、『般若心経、心の「大そうじ」』（三笠書房）など著書多数。

「2017年 『看護師のための般若心経』 で使われていた紹介文から引用しています。」