芦原英幸との八年間 最後の直弟子が語る

  • 幻冬舎 (2020年4月16日発売)
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  • 本 ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344035942

作品紹介・あらすじ

直弟子だから知っている
人間・芦原英幸の真実!  
・天才空手家・芦原英幸の光と影
・師匠・大山倍達への愛憎渦巻く思い
・二宮城光師範との涙の別れ
・知られざる闘病生活の実態
・芦原会館の跡目問題
・葬儀の際の貫禄の立ち居振る舞い 石井和義
・芦原英幸暗殺未遂事件の真相 ……など

「先生と過ごした命懸けの日々を知ってもらいたい」――著者

感想・レビュー・書評

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  • 読了。
    ここで記されている内容は、私の在籍時期とも被り、且つ著者の方も存じ上げているため、色々思うところはあったが、ここで何かを書くのはやめておく。ただ、このタイミングでこれを出す必要があっただろうか、とは思う。

  • 伝説の空手家芦原英幸の本は数々出ていますが、本当に近くにいた、最後の直弟子が語る真実は、また違ったものでした。
    いかにして人生を全うしたのか、最後はどうだったのか、あの事件の真実はどのようなものだったのか。
    芦原英幸に弟子入りするところから、高弟との別れ、挫折、跡目問題など、壮絶な生きざまが描かれます。
    石井和義氏の下記の言葉は、重みがあります。

    何があったかを全部は言わないよ。僕にしか知り得ないことだってあるじゃないか。先生がご自身の生き方を正当化するためには、誰かを悪者にしなければならなかった。そのうちの一人が僕だったってことだよ。芦原先生が語ること、そして僕が語ること。その中間に真相とか答えとかってものがあるんじゃないかな。どっちが正しいとかではなくてさ。そんなもんだよ、原田。僕だって自分の言い分が百パーセント正しいだなんて言うつもりはないしさ。相手には相手の言い分があるし、僕には僕の言い分があるもんだよ ー 108ページ

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著者プロフィール

1969年、福岡県北九州市生まれ。国際空手道連盟如水会館館長。”ケンカ十段”の異名で知られた伝説の空手家・芦原英幸の最後の直弟子として修行。独立後、日本をはじめ十ヶ国以上に道場を展開し、空手道を通じた青少年健全育成と国際交流事業に力を注ぐ。愛媛県松山市在住

「2020年 『最後の直弟子が語る 芦原英幸との八年間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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