子供がずっと欲しかった 事実婚妻が体験した妊娠・出産のこと、全部。

  • 幻冬舎 (2020年4月16日発売)
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本 ・本 (500ページ) / ISBN・EAN: 9784344035959

作品紹介・あらすじ

ブロガーの妻、AV男優の夫(子持ち・離婚歴あり)。事実婚のまま、家族を作るのだ――。
周囲の反対、数々の葛藤を乗り越えて見えた、人生の優先順位。
SNSでは見えない、本当の気持ち。

2018年、現役AV男優のしみけん氏と事実婚を発表。2019年に第一子誕生。AV男優の彼を好きになって変えた価値観、妊活をリアルタイムで発信することの難しさ、待ち望んだ陽性反応への戸惑い、妊娠後、どんどん少なくなる仕事への不安……。それでも、他人の目を気にするより、自分の人生は自分で進めるしかない。「人生全部コンテンツ」をモットーに掲げ、実践する、その新しい生きざまを赤裸々に綴る。

感想・レビュー・書評

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  • ブログが有名なはあちゅうさんの妊娠・出産エッセイ。
    AV男優のしみけんさんとのお子さんということで、事実婚や夫の職業に対する葛藤についても書かれていました。その割合が結構多く占めていて1/3ぐらいはそうだったような…。

    はあちゅうさんだから読みやすいだろうなとは思っていましたが、終始淡々と事実に向き合っている感じで、サクサク読めました。
    期間が半年間と割と短めだったことで批判されたとも書いてあったので、いろいろ考えて割愛したのかもしれませんが、妊活についてももっと読みたかったな〜と思いました。

    妊娠・出産って、みんなしているようだけど、特別で尊いことだなと思いました。

  • まず、タイトルのわりに妊活や不妊治療についての本ではなかったし、
    SNS追いかけているとブログのマンガを活字化したレベルなので、新しい情報はあまりなかったことも残念。
    「出産時の呻き声を録音してあり、将来子どもに聞かせたらグレないかも」、という発想はちょっと怖かった・・・。

  • 2020/8/12

    本書は、妊娠から出産に至るまでの過程
    しみけんさんとの事実婚と、はあちゅうさんが経験したことが、生の言葉で語られている。

    AV男優の夫や事実婚というイレギュラーに対する偏見
    何気なく降りかかる残酷な言葉
    それらを払い除けながら進むはあちゅうさん
    私も、無意識に彼女からしたら「どうなんだ?」と思われるような考え方をしていたなあ

    妊娠を望んでいたことなのになかなかできず、挑んだ不妊治療。妊娠した途端、身体や心の変化に対する不安。
    そこから出産するまでのこと、妊娠本に書いていないこと、知らないことが多過ぎて戸惑ったことなど
    「人生全部コンテンツ」なインフルエンサーでなければ書けないだろう。そのちょっとした気づきみたいなのがいつかそうなる(と思う)自分にとって欲しかった情報だ。

    読むと共に頑張れそうだ。この本はまた体が変化した暁に再読したい。

  • 妊娠・出産について本質的なの倫理観、価値観が描かれていて面白かった。
    生まれてきた子供がいつか読んだ時に、母を誇りに思うだろうな〜

  • はあちゅうさんの数ヶ月後に出産し、妊娠初期からフォローしてた。心の変化が自分の当時の思いと重なって懐かしく思えた。不妊治療の末というところも重なって、自分の妊娠出産を思い返しているような感覚だった。

  • 事前にAmazonレビューを読んでみたら、低評価が多すぎてかなり警戒して読んだけど、そこまで酷い本ではなかった。
    でも、たしかに、はあちゅうの普段の発信を見ていなくて、純粋に妊活と出産にフォーカスした本だと思った人には意味不明な本だったかもしれない。

    特に最後の方は、妊娠とは関係ない、旦那さんの仕事の話とか、事実婚の話が中心だったから妊活本と期待して読んだ人にはガッカリだったのかもしれない。
    表紙詐欺と言われれば確かにそうかもしれないけど。

    評判の悪かった、「妊娠検査薬を捨てた」とか、「妊娠で大きくなったお腹をビール腹」という箇所は、私は不快に思わなかった。
    全体的にリアルで着飾った感じがしなくて、はあちゅうらしさが出ていた。

  • 同い年で妊活、妊娠、出産もほぼ同時期だったので、ブログを読んで妊婦生活の参考にさせてもらったので、書籍化にあたり購入。自分が自分でなくなるモヤモヤした気持ちを言語化してくれているので、これから妊娠を考えている人にはよさそう。2人目出産にあたり、また読み返している。

  • はあちゅうさんのSNSはフォローしていて、はあちゅうの妊娠期間の心の変化についてある程度は追いかけていた。
    本の内容はSNS+αみたいな。
    私自身、現在妊娠しているので人の妊娠経験に興味があって購入、読んでみました。

    はあちゅうさん自身も喜びつつも戸惑いがあったんだなと改めて共感を持てました。

    出産時は細かくメモをとっていたとの事で、私もその時の気持ちの変化等メモしてどこかでアウトプットしたい。

  • 著者に子どもができた陽性反応から出産、産後までのエッセイ。読んだら妊娠からの流れの知識がいかに薄いかを実感しました。
    具体的には副乳や悪露、妊娠糖尿病…知らない世界も多く、書籍は先に経験してきた人たちの知識そものものだから、もっと結婚本妊娠本ご読みたくなる。

    はあちゅうさんの印象的な言葉は、目次の次の1ページの【全部忘れたくない。】私は記憶力も弱いので、真似たい祈りの言葉。

    出産日の様子は、時系列で身体の具合や気持ちが記されていて、一気に読んだし、ドキドキしてしまった。

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著者プロフィール

ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部卒。広告会社、ベンチャー企業勤務を経て独立。2018年に事実婚を発表し、2019年に出産。様々な媒体で発信活動を続けている。『半径5メートルの野望』『通りすがりのあなた』『仮想人生』など著作多数。「週末野心手帳」や「自分への取材手帳」など商品プロデュースも手掛ける。インスタグラム・ツイッター/@ha_chu

「2021年 『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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